Nicotto Town


きいてニコタリーナ


意外と覚えてるもんだ

復活しましたよーいえーあ。もう大丈夫。と思う。

いや、だいぶ経っちゃったけど、軽く旅行の記録をね。



今回は、2泊3日の家族旅行でした。

目的地は観光トップシーズンの横浜・鎌倉方面。

朝起きて、荷物を車に積み込んで、父の運転で出発。

……そして出発するなり爆睡。羽入PAまでの記憶がない。

小江戸っぽい意匠のPAは確かに風情があったけど、

江戸っぽくしすぎて店内が薄暗いし、動線も悪かったのがなあ。

大宮駅にて、長野から出てきた妹と合流。

駅ナカでお昼ご飯。適当にタイ料理のお店に入ったんだけど、

料理が運ばれてきてわかったことは、家の誰一人として

タイ料理は口に合わないということだった……。

そこで、妹の提案でオシャレパティスリーのケーキを購入。

車の中で貪り食って、美味しいもの欲を慰めた。

高速を利用して、一路横浜へ。

父は少しでも空いたルートを見つけようと真剣だったけど

私たちは車の後部座席で気楽なものです。

ベイブリッジがちらっと見えたときがあったんだけど

妹も弟も爆睡していて見逃すという。一応起こしたんだよ!

そして、15時くらいかな? 横浜市内のホテルに到着。

車と荷物を置いて身軽になって、バスに乗り換えておでかけ。

まずは、妹が行きたがっていた赤レンガ倉庫。

外観はとっても素敵だったのだけど、

中に入ってみたら外側の風情はちっともなくて

雑貨屋がひしめき、強い香気が淀み、歳の市ばりの混雑ぶりだった。

(雑貨に興味のない父と弟のうんざりぶりときたら)

私はここで、前からネットで興味のあったかんざし屋さんを発見。

短い髪にも挿せるかんざしを店員さんに教えてもらって購入しました。わーい。

外に出ると、赤レンガ倉庫はライトアップされていてさらに綺麗で

改めて中身の残念さを弟と嘆きあったのでした。

(弟は本当に、中が「赤レンガ倉庫」の趣を留めないことが不満だったみたい)



ここからまたバスで、中華街へ。都会のバスは勝手がわからん。

えーと、ここで学んだことは、ちゅうごくじんつよいってことです、まる。

レストランの予約の時間まで、明かりが灯り始めた街をぶらついたのだけど

私と妹は甘栗の小パックをひとつ買おうとして3倍以上の量を買わされ

母は「花文字」? とか言うのを書いてもらったら額を押し売りされました。

そしてレストランへ。個室に通され、まず飲み物のオーダー。

私は「楊貴妃」ってカクテルにしたよ。ライチの香り。

それからえーと、チャーシューにエビチリに酢豚に麻婆豆腐、

から揚げに炒飯に蟹のあんかけにフカヒレのスープに、と

ゆっくりゆっくり大皿で運ばれてくる中華をひたすら平らげる。

定番だけどほとんどぜんぶおいしかったよー。

(酢豚だけは家族の誰の口にも合わなかったけども)

途中で酔っちゃったので、中国茶を追加オーダーしたけど

これもなかなか香りがよくておいしかった。

デザートの杏仁豆腐まで賞味して、満腹でお店を出る。

バスを待つ気力が残ってなかったので、ホテルへはタクシーで。

あとはシャワーを浴びて、倒れ込むように眠るだけでした。



うおぉいちょっとのはずが長いなまた。

2日目はバスツアーの鎌倉観光でした。妹と弟は鎌倉初めて。

(私は中学校の修学旅行で一度行った)

ガイドさんがまた、ちょっとお年を召してらっしゃるけども

そのぶんこう、安定感があって面白い人だった。

しかし、なにしろ最盛期なもので道路状況がひどくって。

タイムスケジュールが押し押しで、流れ作業みたいな観光でした。

最初は長谷寺。えーと、眺めがいい展望台と、あと甘酒おいしかった。

なんだっけ、たしかチベットとかにもある、一回回すだけで

お経を一回唱えたことになるって言うありがたいやつ。

パンフで見て、ぜひとも回してみたいと思ったのだけど

これは年に一回の行事でしか回さないものだそうで。残念。



お次は高徳院。そう、美男におはす大仏さまですね。

妹弟は、ぜひとも胎内拝観をするのだとはりきっていたものだ。

(私は時間的に厳しくないかなーと思ってた)

二人は私がトイレに行く間に(この頃から膀胱に違和感はあった)

辛抱強く胎内拝観の列に並び、そしてチェーンを越えて私を招き入れ

3人で本当に中に入ることができたのでした。

狭くて薄暗かったけど、中からでも大仏さまの造形がわかるのが面白かった。

あ、でも大仏さまの草履とやらは見そびれたな。



お次は鶴岡八幡宮、そして小町通り。

鶴岡八幡宮の大銀杏跡と、次代の若木。

私が前に来たときは、まだ大銀杏があったよなあ、などと。

鶴岡八幡宮では、妹が看護師国家試験合格を祈願していました。

あと鳩みくじとか言うのを引いた。妹は凶(しかし試験は「必ず通る」)

私は吉。情欲で動かなければ願いは叶う、とか。

その後、小町通りに向かったのですが、いやーここもすごい人。

芋を洗うよう、とはこのことだと思いました。

バイト先用に、ハトサブレだけは買っておいた。

で、ここでできればみんなでご飯を食べたい父と、

ご飯は適当でいいからこまごましたお店を見て回りたい残り家族と、

でプチ対立が勃発。人混みのイライラも拍車をかける。

で、父はむくれて一人駅前に向かい(喫茶店で時間潰したらしい)(ごめんね…)

母と妹と私は一緒にぶらぶら、弟は弟で見たいポイントが違うので別行動。

えーと、私がここで買ったのは、小さな花かご。

着物を着たBanjiっ子を入れたら可愛かろうなあ、なんて。

(まあ、それにはまず着物を完成させなきゃなんですけどね……)

母は手ぬぐい、妹はクリスマスツリーのガラス細工なんか買ってたっけ。

また人が多くないときに来たいね、などと言い合いながら

駅前のサンドイッチショップで滑り込みの昼食。

まだ不機嫌な父と、やはり時間が足りなさそうな顔をした弟と合流し

無事に時間でバスに乗り込みました。



あとはえーと、建長寺と円覚寺に行ったのですが

この頃には私、何度も胃腸がねじ切れるように痛んでて

どっちも満足に見られなかったのが残念でした。

ガイドさんの説明からそっと離れてはトイレを探し

あとは早々にバスに戻って休んでた。

時間もまた押してたから、皆長くは滞在できなかったんだけどね。

建長寺だか円覚寺だか、中学の時の自由行動では

私どっちかにものすごく行きたかったはずで、

でも多数決で負けて行けなかったんだけど

あのときそのお寺の何がそんなに私を惹きつけたのか、

思い出せないままだったのが一番の心残りでした。



予定より1時間以上遅れて横浜に戻ってきたバス。

(そもそも円覚寺に入った時点で正門が閉まりかけてた)

さすがにみなさんお疲れ。ガイドさんだけが未だ元気。

バスを降りてからも、夕飯のお店を探すのが億劫で

結局ホテルへの道すがらにあった生パスタのお店で夕飯。

器はドンブリかってほどでかかったけど、

量は割とちょうどよかったな。父と弟には物足りなかったようだ。

でもまあ無難においしかったです。



文字数やばいな。続く。




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