今年2014の旅行(7)
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2014/11/29 00:18:18
旅行からだいぶ時間が過ぎてしまいましたが、娘の結婚や写真の整理などひと段落したので続きを書きました。
7.ブータン旅行6 (ティンプーからパロへ)
ブータンには野良犬が多く、夜中や朝に縄張り争いか喧嘩をしていた。
朝もこの喧嘩の声で5:30頃起こされた。
山の国らしく窓から見える山に太陽が当たり雲との関係できれいに見える。
朝食はコメのお粥、リンゴ、玉子焼き、ゆで野菜、トースト(+ジャムとバター)、
リンゴは日本の物と比べ皮が固く形も小さい、トーストは少し柔らかいラスクの
ようだった。
日曜日のためかホテルの前の通りは交通量は少なかった。
外に出てガイドさんを待っていると、新しい犬が来たのかまた犬の喧嘩が
始まっていた。
ブータンの犬は耳の一部がVの字に切れ込みが入っており、これは去勢や避妊の
手術がされている証との事だった。
ホテルから少し歩いた所に野菜などの市場があり見学した。
内部にはいろいろなところから持ち寄った野菜などを中心に売られていた。
チーズ、玉子、クルミなどから、一番多かったのは青や赤唐辛子、そしてリンゴ、
キュウリ、ナス、トマト、モモ、各種スパイス、大根、ニンジン、インゲン、
キャベツ、しょうが、カボチャ、にんにく、バナナ、各種豆類などだった。
土地が岩地が多いためか、野菜は出来があまり良くなく小さかった。
その中で持ち帰りが軽い乾燥した乾燥茄子と、私が好きな粒山椒を購入した。
前の日に来た道をたどりティンプーからパロに戻った。
途中の道には野良牛とみられる牛が草をはんでいた。
後で聞いたのだが、殺生を行わないブータンでは牛乳を出さない男牛は、
解放されて野良牛になるようである。
飛行場の隣を通りパロの街に帰ってきた。
映画「リトルブッダ」のロケ地となった「パロゾン」を見に行く。
パロの街を通り越して、悪路をしばらく行く。
街を少し出ると道は舗装がなくなる。がけ崩れの箇所がたくさんあった。
車が止まった所で先を見ると丘の上に建物があった。
リトルブッダの映画を見ていないので分からないが、その建物があった。
周りの家の壁を見るといろいろな絵が描かれていた。
ブータンではよく壁に絵を描くそうである。
帰る途中に反対側の山の断崖にお寺が建てられていた。
断崖絶壁に作られており、建設がどれほどどんなに大変であったか想像を絶する。
谷に渡されている電線の様なものは、呪文が書かれている旗で、谷越のロープを
張るのも大変な作業だと思った。
近くの民家の屋根には赤唐辛子が全面に干されていて屋根の本当の色が分からない
くらい大量にあった。
次は「キチュラカン」 ここはブータンで最も古い寺院で、門を入ると建物も
歴史を感じるものだった。
本堂の中に安置されている本尊の前の床は、お祈りする人により床が削られて
足がはまるくらいのクボミがあった。
大阪のビリケンさんの足が削れていますが、床がこの状態になった感じだった。
中が撮影できなかったので建物の周りにぐるりとあったマニ車を撮った。
昼食は前の日にお茶や昼食をとった同じ場所である。
内容は野菜のソテー、赤飯、青唐辛子とキノコのチーズ炒め、フライドポテト、
ゴーヤーの空揚げ、酢豚(何かの香草入り)だった。
近くにブータンのビールがあったので撮った。大瓶だけのようである。
またカレンダーがあったので9月分を撮ってみた。
昼食後は東側の山に向かい民家訪問である。
家の周りは田んぼで、米が出来つつあった。
家の中心は仏壇で一つの部屋が使われていた。
部屋の周りの壁には仏教関連の絵が描かれていた。詳細は写真参照です。
民家から少し上った所にブータン国立博物館(タゾン)がある。
ここからだとパロの街がよく眺められた。入口で荷物をロッカーに預けて入った。
中は撮影禁止だった。
ブータンの文化が分かるところだった。お祭りに使う仮面、仏具、武具、自然
(国花、国鳥など)が展示されていた。
国花である青けしの花がきれいで印象的だった。
その他ブータン国立博物館に興味のある方は
http://www.nationalmuseum.gov.bt/
まで。ただし中は英文です。
博物館から散歩道を下り、パロ川を渡る。
釣りによさそうな川だが、釣り人は誰もいなかった。
ブータンとして外国人に対しても釣りを制限しているようである。
車で宿泊するホテルに向かった。
ホテルはパロ谷の西側の斜面の途中にあり、眺めは最高であった。
向かい側の斜面に国立博物館、下の方にパロの街と米の田んぼが広がる所だった。
ホテルは最近作られ所で綺麗だった。
http://bluemarine.cocolog-nifty.com/kaidouken/2014/11/post-e487.html
http://bluemarine.cocolog-nifty.com/kaidouken/2014/11/post-fe1d.html
つづく
ご夫婦で仲良くそして海外旅行を楽しまれ お子さんの独立を見守れるような生活は理想です。
ブータン旅行 写真とお話はとても面白かったです。
建物の壁の絵は凄いですね。
断崖絶壁の寺院も凄いなあ。
仏教を信心する心が日本人より強いのだろうなあと感じました。
青けしの花 ブータンの民族衣装 市場 お祭りなど見てみたいなあと思いました。
自分的には外に放し飼いの犬などがいるところは少し怖いかも。犬の目が鋭すぎ。
食事は火を通してあればその国の物は食べてみたいです。
ブログありがとうございました。