ドラマ【科捜研の女】
- カテゴリ:テレビ
- 2014/11/15 16:43:26
【感想】久々に警察犬が出てきましたね。私の知る限り、伊藤かずえが担当する警察犬の話は確か以前にも2回くらい出てきましたよね。ただ前の犬はジンクスという名前ではなかった気がします。しかし犬ってすごいですよね。あんなに正確にトラッキングできるものなのでしょうか。事件現場から料亭まで犯人が歩いた跡をたどったのは、もう事件の数日後くらいですよね。いくら事件現場が封鎖されていたとしても、料亭の方はそれから何人も人が通っただろうし、わかるものかなと思いました。DNA鑑定では判別できない双子の違いを嗅ぎ分けるのもすごいですよね。まだ人間は、臭気に関しては犬以上の性能を持つ機器を作れていないということでしょうか。ニオイなんて本当に微量の物質でしょうからねぇ。そう考えると犬すげえな。多分猫も同程度の能力を持っていると思うのですが、やつらは人間の言うことなんか聞かないからなw あと、犬より視覚情報を頼りにしているところもあると思います。猫ってよく見間違えますよね。以前飼っていた子猫が、私が久々に豹柄のTシャツを着たら、びびって怒ったことがありましたw また、今飼っている4匹の猫のうち、白猫が3匹、そのうち同じようにシッポが短いのが2匹いて、飼い主でも見間違えやすいのですが、他の猫はその2匹の猫をよく見間違えています。話がだいぶそれましたw 今回のストーリーのポイントは、警察犬と双子でしたが、双子というのもなかなかミステリーに取り込むのは難しい要素ではあるのです。特にアリバイトリックでは禁じ手のように扱われてますね。一見不可能に思えるアリバイトリックが、実は双子を利用したものだったとわかると、一気に冷めてしまいますしね。でも今回のストーリーには、無理なく取り入れられていてよかったと思います。そんなことあるの?というようなストーリーではありましたがw 救いだったのは、議員が本当にいい人だったこと、そして議員が生き別れになった双子の兄弟も、裏社会に生きる人間でありながらも、唯一の肉親を大切に思っていたことです。自分とまったく違う境遇に生きる兄弟を妬んで、陥れようとするようなストーリーだったら、後味悪いですもんねぇ。そして、今回の隠しテーマはマリコと土門の暴走。科学捜査にかけては優秀な能力を持つ京都府警科捜研と、彼らに全幅の信頼を置く土門。しかし科学捜査ばかりを信用していては、時にとんでもない落とし穴が待ち受けていることがある。府警本部長が言うように、藤倉はそんな彼らをいい感じでコントロールしていると思います。もうちょっと仲良くできればいいのですがねw