Nicotto Town


✪マークは作り話でし


おみやげ

以前にも書いたことがあるが、
私のともだちは変わり者が多い。
いつものことだが突然やって来ることが多い。
何の前触れもなく、突然に連絡もなく。
私が留守の時は帰ってくるまで玄関の前で待っているのだ、
これは他人が見たら不審人物である。
風体もそうだからしかたないのだが。
でも、心の中では楽しみに待っている自分がいる。
その楽しみの一つに、「おみやげ」がある。
今回も私が実家からの帰りが遅くなり、12時を回ってた。
そう、もう一つこいつらはおどかすという悪い癖を持っている。
闇に隠れて、帰り際にいきなり出てくるとか。
色んなやり方を考えてくるのである。
とにかく暇というか、悪趣味なのである。
当然と言うか、私もだから行くときはやり返してやる。
何とも言えないイタチとタヌキみたいなのである。
まーそれは置いといて、今回のおみやげはというと。
田舎の怪しげな露天商から買ったという「硝子蝙蝠」なるものだ。
夜中を軽く回っている時間に、蝙蝠の話とはおつである。
さっそく酒を飲みながら物を見てみる。
箱は古ぼけた売れ残りのような黄ばんだもの、
表には「聞こえざる音を聴き分け、
その色を千変万化させる硝子蝙蝠」と書いてある。
なんともいえない怪しげな字で書いてある。
中身といえば顕微鏡に使うガラス板みたいなものに、
蝙蝠の絵が印刷されているだけ。
「どう見ても、これはインチキでしょ」私は言った、
「あたりまえじゃん、そんなの知ってるょ」彼は言う。
そうなのだ私たちは相も変わらず、
そんな物たちをあたかも本物のように講釈をたれて、
他のともだちに、それが本物であるかのように自慢する。
そんなくっだらないことをして遊ぶための準備をするのである。
明け方までその「硝子蝙蝠」について語りつくしてた、
な・な・な・なんて・・・・日だ。

アバター
2014/11/06 20:51
あははは(≧∇≦)/
楽しそうでいいわぁ~~w
アバター
2014/11/06 12:48
少年の心だ(#^.^#)
アバター
2014/11/06 10:31
子供みたいな!?純粋な!?人達。
楽しそうで、時間を忘れそう。
一緒にいると、嫌な事、忘れそう。
アバター
2014/11/06 06:51
こんなせわしい現代に、なんてゆとりのある遊びをするんでしょう^^
遠き昔を感じました。

ノスタルジー・・・*^^*
アバター
2014/11/06 01:21

ん?
なななな〜んて手土産なんだ!

みんな マジシャン志望かいな?(笑)




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