おみやげ
- カテゴリ:30代以上
- 2014/11/05 22:26:02
以前にも書いたことがあるが、
私のともだちは変わり者が多い。
いつものことだが突然やって来ることが多い。
何の前触れもなく、突然に連絡もなく。
私が留守の時は帰ってくるまで玄関の前で待っているのだ、
これは他人が見たら不審人物である。
風体もそうだからしかたないのだが。
でも、心の中では楽しみに待っている自分がいる。
その楽しみの一つに、「おみやげ」がある。
今回も私が実家からの帰りが遅くなり、12時を回ってた。
そう、もう一つこいつらはおどかすという悪い癖を持っている。
闇に隠れて、帰り際にいきなり出てくるとか。
色んなやり方を考えてくるのである。
とにかく暇というか、悪趣味なのである。
当然と言うか、私もだから行くときはやり返してやる。
何とも言えないイタチとタヌキみたいなのである。
まーそれは置いといて、今回のおみやげはというと。
田舎の怪しげな露天商から買ったという「硝子蝙蝠」なるものだ。
夜中を軽く回っている時間に、蝙蝠の話とはおつである。
さっそく酒を飲みながら物を見てみる。
箱は古ぼけた売れ残りのような黄ばんだもの、
表には「聞こえざる音を聴き分け、
その色を千変万化させる硝子蝙蝠」と書いてある。
なんともいえない怪しげな字で書いてある。
中身といえば顕微鏡に使うガラス板みたいなものに、
蝙蝠の絵が印刷されているだけ。
「どう見ても、これはインチキでしょ」私は言った、
「あたりまえじゃん、そんなの知ってるょ」彼は言う。
そうなのだ私たちは相も変わらず、
そんな物たちをあたかも本物のように講釈をたれて、
他のともだちに、それが本物であるかのように自慢する。
そんなくっだらないことをして遊ぶための準備をするのである。
明け方までその「硝子蝙蝠」について語りつくしてた、
な・な・な・なんて・・・・日だ。
楽しそうでいいわぁ~~w
楽しそうで、時間を忘れそう。
一緒にいると、嫌な事、忘れそう。
遠き昔を感じました。
ノスタルジー・・・*^^*
ん?
なななな〜んて手土産なんだ!
みんな マジシャン志望かいな?(笑)