アガリクスの光と影
- カテゴリ:30代以上
- 2014/09/18 13:23:41
10年くらい前、健康食品でアガリクスというのが大流行した後、厚生労働省と新聞・テレビなどのマスメディアによって消し去られたことを覚えていますでしょうか。
アガリクスというのは、和名が姫松茸と呼ばれるキノコの一種で、他のキノコ類よりも機能性成分が多く含まれています。
…とは言っても、その後多くの食材において調べられた結果、一番多いという訳では無かった様です。
ただ、キノコ類の様な真菌類には、比較的多く含まれていて、その中でもアガリクスは多く含まれている部類ということは言えます。
さて、この機能性成分はβ(ベータ)-グルカンと呼ばれる環状に連なった多糖類です。
このβ-グルカンには、細胞の分裂を促進するという多くの実験結果が報告されています。
ところで、白血球やリンパ球と呼ばれる免疫細胞は、骨髄幹細胞から始まり、多くの細胞分裂をして作られます。
また、途中の段階で止まっているものあったり、その途中の段階から細胞分裂をして作られるものもあります。
特に、食べ物や細菌類が大量に通る大腸では、その途中段階の免疫細胞が多くあります。
そして、食べたβ-グルカンによって、その大腸での免疫細胞の細胞分裂が活発になり、免疫細胞が増え、その結果として免疫力が高くなると言われています。
人間にとって驚異、△ンという病気があります。
※非常にデリケートな話なので、伏せ字を許して下さい。
この病気は、人間の細胞の遺伝子に特定の異常が発生し、細胞が異常に若返ってしまうところから始まり、その細胞を幼若化細胞と言うことにします。
この幼若化細胞というのが、どのくらい若返っているかというと、受精卵の最初のどんどん卵割(細胞分裂)を繰り返すところ、つまり消化管の元となる原腸などの特定の形を作る前くらい、生物学的に言うと桑実胚になる前くらいまで若返ります。
幼若化細胞が更に異常になると、際限なく分裂をする幼になり、その部分が腫れ上がってしまいます。
そして、大きくなり、その異常な細胞が脱落し、血流などにのって他の場所に移動し、その場所でくっついて、そこで同じように際限の無い分裂を繰り返す様な状態になると、その病気になります。
ただ、最初の段階から、この病気に到るには、年単位の時間がかかる場合が多い様です。
ところで、この病気の最初の幼若化細胞は、普通の人間でも8分に一個くらい出来ていると言われています。
この8分という時間がどの程度あてになるかどうかは分かりませんが、普通の人間でも、結構頻繁に発生していることは確かです。
もし、日本人にその病気が多いと言っても、幼若化細胞が全部その病気になったのでは、日本人はあっと言う間に絶滅してしまうでしょう。
ところが、そうはなっていません。
それは、幼若化細胞や、その後の病気となる細胞まで、それらは全て異常な細胞な細胞であり、異常なものは免疫細胞によって食べられてしまいます。
それは、ほぼ完璧と言っていいほどの防衛力なのですが、ごくたまに、例外的と言えるほどたまに、その防衛網を突破し、その病気に至ってしまうものがあるのです。
逆に考えれば、その防衛力、つまり免疫力が弱くなると、防衛網を突破され易くなり、免疫力が強ければ、突破されづらいということになります。
更に言えば、例え突破されたとしても、免疫力が強ければ、ある程度抑えることが見込まれることになります。
その為、アガリクスを食べることで、免疫力を高め、その病気を抑えることが可能ではないかという仮説が出来上がることになったのです。
実験、というか体験談レベルの積み重ねなのですが、そういう傾向の結果があったらしいのです。
そこで、健康食品会社としては、それを宣伝して儲けようと考えたのは、仕方のないところでしょう。
ところで、健康食品というのは、医薬品では無いので、「△△に効く」の様な表現は、薬事法によって禁止されています。
そこで、さまざまな宣伝方法を使います。
例えば、現在行われている様に、テレビCMでガンガンと「私は△△に悩んでいます。 この○○○(商品名)に出会って幸せです」みたいな体験談を流したりします。
その体験談を話すのは、一般の人と思わせる様な人達や、有名な元スポーツ選手やベテランの役者さんなどです。
「悩んでいる」と「幸せです」には直接繋がって無いので、「△△に効果があった」と言っている訳では無いので、薬事法違反にはあたりませんが、いかにもそういう雰囲気を伝えることができるという訳です。
そういう宣伝方法の一つに、ムック本という、雑誌の様な薄さの本がありました。
その本を書いているのは、実際には誰だか分かりませんが、一応、医師や医学博士の称号を持っている人が書いていることになっていて、なんとなく信用してしまいそうになります。
それらムック本には、商品を紹介するものではなく、商品に含まれている機能を持つ成分の紹介となっています。
例えば、「アガリクスの効果」という様な名前を付け、そこでアガリクスというキノコがどの様なシステムで、どんな効果があって、どんな病気にいいのかが書かれていたりします。
当然、アガリクス商品を売っていた会社も、いろいろな宣伝方法で売りまくり、一大ブームを作りました。
ところがある時、「アガリクスが△ンに効く」みたいな本が出版され、それを武器にアガリクス商品を売り始め、ついに厚生労働省の怒りを買ってしまいました。
裏の工作員が消費者センターに苦情を言ったりしたのかもしれません。
そして、そのアガリクス商品を売っていた会社だけで無く、その本を書いていた医師まで薬事法違反で捕まりました。
しかし、厚生労働省は、これを機に徹底的に潰そうと考え、配下の独立行政法人に実験をさせました。
その実験はマウスなどの実験動物を使ったのもので、毎日大量のアガリクス濃縮成分を与え続けるというものでした。
その結果、アガリクスを食べさせ続けた実験動物は、食べさせないものより、△ンになる可能性が高いというものでした。
それは、人間に換算すると、到底食べきれない様な量を無理矢理食べさせた様な実験でしたが、サプリメントに加工すれば不可能という訳でも無いので、筋は通っているものかもしれません。
そして、テレビや新聞などのマスメディアを使い、「アガリクスは△ンになるリスクが高まる」と大々的にネガティブキャンペーンをしました。
こうなると、「△ンに効く」と思っていた消費者は、完全に裏切られた気持ちになり、あっという間にアガリクスのブームは消えました。
アガリクスに含まれるβ-グルカンが、細胞分裂を刺激するだとしたら、それは確かに免疫系の細胞分裂を刺激して免疫細胞の数を増やし、免疫力を高め、ある程度の効果はあったのだろうと思います。
しかし、体内に過剰な量が入り込めば、幼若化細胞からの細胞分裂も刺激して、その病気も促進する結果となったのだと思います。
結論として、食べ方も、売り方も、
「過ぎたるは及ばざるがごとし」
…という感じでしょうか。
プラセボ効果で、「効く」と思って食べるだけで、ある程度改善されることもあるので、この様な事態で迷惑をするのは消費者なので、二度と無いようにしたいものです。
メーカーは、自分が信頼しているところであればいいと思います。
マルチビタミン・ミネラルは、夜に飲むのが一番効果的で、年齢や体調によって、+朝、+昼と増やしていくのがいいと思います。
少しでも、ご参考になれば、幸いに思いますm(__)m
また、何かありましたら、ご質問下さい(*^。^*)
うれしいいです^^
ありがとうがざいました✿
少し前にDHCのマルチビタミンミネラル+Q10っていうサプリを
買ったのを思い出しました☆
ついつい飲み忘れてほとんど残っていました✿
取りあえず飲んでみます^^
自分に合うサプリも探してみたいと思います^^♪
お肉は大好きでよく食べるので
グルタチオンは少しは大丈夫かもしれましせん☆
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEについては、食品からとることが可能です。
どの食品にどの程度のビタミンが入っているかは、食品成分表を参考にしてください。
2010年のものですが、このサイトで見ることができます。
↓
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm
コエンザイムQ10、αリポ酸、グルタチオンを食品から十分量とるのは非常に難しいと思います。
αリポ酸は、別名チオクト酸とも呼ばれ、ブドウ糖からエネルギーを取り出す代謝(解糖系)で重要な役割をしていて、ミトコンドリアという場所で働いています。
コエンザイムQ10は、別名ユビキノンとも呼ばれ、高エネルギーの運び屋NADHから、身体の中でエネルギー通貨として使用されるATPを作り出す経路(酸化的リン酸化の電子伝達系)で重要な役割をしていて、やはりミトコンドリアという場所で働いています。
※NADH:ニコチンアミドピリジンジヌクレオチド、ビタミンB群の一つであるナイアシンと二つの核酸(DNAなどの構成成分)から作られているもの。 主にエネルギーの一時的運搬を行う。
※ATP:アデノシン三リン酸、DNAの構成成分の一つアデニンに、リン酸が三つくっついたもの。 ちなみに、二つくっついたものはADP、一つくっついたものはAMPと呼ばれる。 リン酸を一つくっつける毎にエネルギーを貯めることができ、一つ手放す毎にエネルギーを渡すことができる。 非常に便利なので、体内のエネルギーの通貨として使われている。
ミトコンドリアは呼吸をする生物の細胞全てに使われていて、ほとんどの生物が呼吸をしているので、何を食べても少しずつはとることが出来ます。
グルタチオンは、アミノ酸の三つ(グルタミン酸とシステインとグリシン)が三角形の形でくっついたものです。 動物系の細胞に多く含まれ、細胞内の酸化防止の主力ですので、やはり肉類を食べれば少しずつはとることが出来ます。
しかし、加齢状態にもよりますが、食べ物からの補完では不十分になってくるかもしれません。
また、十分にとっていれば、多少老化現象を抑えられるかもしれません。
なので出来れば食事で摂りたいんですけど
それも難しそうですね☆
レバー食べたくなりました^^
グルタチオン興味があります✿
抗酸化食品は結構あるのですが、例えば今日の四択の紫の食べ物、葡萄にはアントシアニジン系の抗酸化成分が含まれていますし、赤身の魚やいくら、蟹、エビなどの赤っぽい部分にはアスタキサンチンと呼ばれる抗酸化成分が含まれています。
また、ビタミンAやビタミンEは、それぞれカロテノイド系、トコフェロール系の油脂性の抗酸化物質でもあり、過酸化脂質に対処できる有効なものです。
ビタミンCは、アスコルビン酸と呼ばれる水溶性の抗酸化物質で、水溶性の活性酸素などに直接対処できますが、このビタミンCは水溶性なので、結構すぐに排出されてしまいますし、ビタミン類としては珍しく大量にとる必要があります。
従って、総合ビタミン・ミネラルサプリメントに入っている量では全く足りません。
しかし幸い、ビタミンCを含む食品というのは、果物や野菜に結構多く、普通の食事からでも結構とれている場合が多いと思います。
ただ、ビタミン類は概ね熱に弱く、ビタミンCは特に熱に弱いので、調理すると分解されてしまう可能性もあります。
もし、普段の食事からだけでは不安になる様であれば、ビタミンCの健康食品(安いもので構いません)をとってみるのも良いかもしれません。
肝機能を補完する食品として、漢方では同じ部位のものを食べるのが良いとされていて、哺乳類のレバーであれば、人間の肝臓に必要な成分が多いと思われます。
また、ビタミン・ミネラル類も、様々な代謝に必要な成分で、比較的活発に活動している肝臓には必要不可欠な成分だと思います。
あくまで個人的な話なのですが…
私は、コエンザイムQ10、α-リポ酸、グルタチオンの入っているサプリメントを使用しています。
それらは、肝臓が弱毒化して胆汁として排出するのに必要な成分と言われていますし、また抗酸化作用もあります。
特にグルタチオンは、生化学実験においても還元(酸化の反対)剤として使用されているくらいです。
これらは基本的に体内で作られているものですが、加齢によってそれが減ってしまうものです。
あと、市販医薬品の疲労回復ドリンク剤は、一般的に肝臓の働きを助けるものが入っていて、運動した日の夜などに飲んでいます。
それは、安価なもので十分だと私は思っています。
抗酸化成分の入った食品と肝機能を補完する様なものって
どのようなものがあるのでしょうか??
サプリメントは
総合ビタミンミネラル剤を適量がいいみたいですね^^
お勉強になります☆
全てではありませんが、当初の健康食品業界には「山師」的な会社も多く、異常に高い価格だったり、品質的に劣悪な商品であったり、えげつない売り方であったりしていた様です。
現在では、品質はかなりのレベル、アメリカの健康食品工場にも劣らないほどの品質となってきまし、あまりえげつない売り方もしなくなってきました。
それでも、訪問販売などでは、やはり人件費がかかる分、かなり高い商品が売られているそうです。
また、ミドリムシの独占会社の様に、インテリ山師的な会社も、まだまだ残っています。
確かに、価格が高い方がプラセボ効果も高いのですが、既に原理的に成長しない段階に入っている日本経済を考えると、あまり高い製品というのはどうかと思います。
でもまぁ、江戸時代の朝鮮人参の様に、昔からプラセボ効果を期待する歴史もありますね。
昔、咳喘息になった時に使用していた吸入型の気管支拡張剤は、その後の調査で、心臓に負担がかかり、多くの人が亡くなっていたそうで、その話を聞いたのが治ってからだったのですが、ちょと恐怖を感じましたね(¨;)
もともと、医薬品というのは、治療の効果を最大目標とし、ある程度の副作用はやむを得ないと考えて作られていますので、仕方ないのかもしれませんが…(;^_^A アセアセ…
常にバランスの良い食事をしていれば、特にサプリメントの必要性というのは少ないのかもしれませんし、若ければやはりあまり必要性が無いと思います。
商品としては魅力に欠けますが、サプリメントの基本は、やはりビタミンとミネラルだと思います。
健康食品は、その名の通り、健康を維持する製品であって、病気を治すことを目的とはしていません。
それ故に、商品の効果は実感され辛く、販売する会社としては具体的な効果を言葉で説明したいところなのですが、それが薬事法によって禁じられている為、様々な工夫をしていくうちに、だんだんとおかしな感じになっていくという、消費者にとっても残念な形となっています。
昔は、ビタミンやミネラルですら、健康食品として認められなかったのですが、アメリカの健康食品業界からの圧力によって販売が可能となりました。
コエンザイムQ10やα-リポ酸も、アメリカからの圧力によって、使用可能になりました。
アメリカの顧客から、△△が入った商品が売れないかと、その時点で日本では使用できない原料を相談された時、「アメリカ大使館から話をすれば、使える様になるかもしれませんよ」とアドバイスすることもあります。
日本の行政は、何処を向いて仕事をしているのかと、思ってしまいます。
アがリスクは確かに すごいブームの時がありましたけれど
そういう末路をたどったのでしたか・・知りませんでした
ひと箱 一万円もしてたっけ・・
でも、わらをもつかもうとする人には、その値段の高さも
効くような気がしてたのかもしれませんね
丸山ワクチンというものもありますよね
マスコミの作り出す偶像は恐ろしいことがあります
昔 効き目があるというものも 現在は全く効き目がないあことが証明されたり
悪だといわれていたものが 実際はそうでなかったり。。
いつまでも 三度の食事がおいしく食べられて 朝の目覚めが嬉しくて・・・
そんな人生が最高だな・・っておもう だからいつも笑顔心がけているんだけれどね
本当に いつもわかりやすい解説で ありがとうございます(^^)/
なるほどと思って読みました。
健康食品やサプリは、ビタミン剤くらいしか利用しませんが、
専門家のお話は、とてもためになりました^^
健康食品、サプリメントに使用されている原料、素材については、時々書いていきたいと思いますが、今一つ言えることがあります。
ビタミンやミネラルというのは、サプリメントとしては非常に一般的で、たいがいの場合安価で、面白みのないものですが、ビタミンやミネラルが体内で果たす役割というのは非常に多彩で、しかも体内で作ることが出来ず、食品としては非常に重要なものです。
有効性も高く、そしてその分過剰摂取による弊害もあります。
従って、もし食事で何か不足していると思われましたら、サプリメントとしてはまずビタミンやミネラルが総合的に入っているものを、「お召し上がり方」で記載されている量を食べることをお勧めします。
そして、運動をされる時は、その前に適度な水分と、活性酸素による害を防ぐ抗酸化成分の入った食品をとることをお勧めします。
また、疲れたと感じた夜には、肝機能を補完する様なものをお勧めします。
アガリクスは、非常に惜しい素材なので、商品開発においても使いたいところですが、あれだけ悪いイメージがついてしまうと、さすがに使用するのを躊躇してしまいます。
非常に残念な結末となってしまいました。
お悔やみを申し上げます。
地震、津波、そして原発放射能汚染による非難は、精神的に強い衝撃だったのだと思います。
お若いにも関わらず、非常に残念です。
えと、やはりデリケートな話題ですので、迂闊なことは書けませんが、一つ言えることは、精神的なことが免疫力に強い影響を与えるということでしょうか。
以前、何かの話題の時にも書きましたが、精神と免疫力には強い関係があります。
そして、それは免疫力だけでは無いかもしれません。
精神状態は、脳からのホルモンなどによる指令にも影響し、その結果、免疫力や様々な代謝や新陳代謝にも影響を与えることになります。
本文末尾で書いたプラセボ効果というのも、その一つです。
「これで治ると信じて、将来に希望を持つ」ことによって、精神が安定し、免疫力も強まり、本来そのものには治す力が無かったとしても、結果的に改善することがあります。
治癒された方がどの様な心境であったか分かりませんが、少なくとも甥御様は測りがたい衝撃を受け、免疫力が著しく低下していたと推察されます。
精神が免疫力に影響を与えていることは事実らしいので、なるべくポジティブに考える様に、もしくは不必要にネガティブに考えない様にした方が、自分にとっても良いことだと思います。
何がいいのか人それぞれだし☆
ゆる~くコツコツがいいんでしょうか??
全てにおいて「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね。
↓紫水晶さんのコメも、時折耳にする話で、私も本当に不思議に思います。
今回は(も)非常に興味深いお話でした。
実は身内に○ン患者がいました。
彼(私の甥)は福島にいました。原発事故の後、危険だということで
会社は愛知に転勤させました。が、その後○ンを患い
半年ほどで・・・。まだ、30という若さ。若いだけ
進行も早かったです。
かと思えば身内の年配の方ですが「手遅れだ」と
病院で匙を投げられ。でもそのことは本人には内緒に
家族だけの秘密でした。本人はただの「胃潰瘍」と知らされて
いました。・・・・もって半年の命が・・・もう何年たった今も
元気です。いつの間にか○ンがなくなっていました・・・。
私は、この病が本当に、不思議なんです。
この2人の差は何なのでしょう。