Nicotto Town



徒然なる…不満

ネガティブな話です。

国債が1000兆円を超え、一般会計の歳入が40兆円、歳出が100兆円、つまり新たに60兆円の借金をすること、および借金の返済は歳入の2.5倍の約90兆円であることも以前書きました。

また、日本の国債の94%が国内でまかなわれ、つまり貸しているのは国民であることも書きました。


さて、この返す気の無い、また返す見込みも無い借金である国債はAランクですが、おかしな話だと思いませんか。

説明されている話では、「借りているのは日本、貸しているのも日本だから」ということらしいのですが、これでは海外からしてみれば、ランクがAであろうが、最低であろうが関係が無いということになります。
つまり、もはや市場原理から外れているということになります。

世界で最も影響力のある格付会社はアメリカにあり、アメリカの政治的意向によってAランクとなっている、ということでは無いでしょうか。

では、このアメリカが日本に価値が無いと判断したらどうなるでしょう。

日本の国債の格付けは最低ランクとなり、日本円の大暴落が予想され、経済が破綻します。

ここで問題となってくるのが、日本の食糧自給率が約20%というところです。
仮に日本円の価値が1/10になれば、海外からの輸入食品の価格は10倍になります。
国産の食糧だけでは、日本人全体の食糧の1/5しか賄えませんから、当然輸入食品と同様に値上がりするでしょう。
つまり、国民は食べるものが無くなり、そうなれば生きていくことも出来ないでしょう。

更に、エネルギー。
私は原発に反対ですが、賛成だろうが反対だろうが、燃料のウランの価格も10倍になり、火力発電の燃料となる原油や天然ガスも10倍になり、電気料金が同様に上がるでしょう。
つまり、エネルギーの無い暮らし、冷暖房も無ければ、冷蔵庫も冷やせず、食品の調理も薪となりますが、当然それも値上がります。

国家としての外交はどうなるでしょう。
日本は、近隣諸国と全く仲良くしようとしていません。
こんな外交方式はあり得るのでしょうか。
国防もアメリカ頼みだったので、防衛戦争すら出来ないでしょう。


つまり、日本が生きていけるかどうかは、アメリカのご機嫌次第ということです。
日本はアメリカに絶対的な依存をし、逆に言えば完全なる支配下にあるということになります。

こういう状態になってしまっては、政治家だろうが、官僚だろうが、アメリカの要求を受け入れない訳にはいかないし、ご機嫌を損ねることは出来ません。


何故、こんなことになってしまったのでしょうか。

少なくとも、食糧自給率は維持できた筈です。
昔は、古米や古々米と言った食糧の備蓄がありました。
日本の車や電化製品を売る為の見返りとして、小麦を中心としたアメリカからの輸入圧力に屈し、減反政策などで、どんどん自給率を減らしたのでしょう。

何故、こんなことになるまで、私たち国民が気付かなかったのか。

そう、マスコミが一時的には問題にしても、その後何も無かったかの様に問題として取り上げなかったからでは無いでしょうか。
私もテレビにコントロールされていたし、今も多くの人達がコントロールされているのでしょう。

では、何故、全てを知っている政治家や官僚が、こんなになっても平然としていられるのでしょう。

彼らは借金をした日本国の当事者です。
借金から逃げるには、夜逃げしかありません。

恐らく、彼らは債権者たる国民から夜逃げをする準備が出来ているのでしょう。

考えてみれば、独立行政法人や天下り先企業や団体がかすめ取っている事業費が、全て天下りした役人の退職金などに使われている保証はありません。
そのかすめ取った事業費から、金やドルでスイス銀行に預金されていることは十分にあり得る話では無いでしょうか。
夜逃げをした官僚達は、逃げた先の国で、その資金を受け取ることになっているのでは無いかと推理しています。

政治家は、党や個人で同様な資金を用意しているでしょう。

旧財閥系企業などの大企業は、海外に拠点がいくつもあります。
海外で作ったり、買ったりしたものを、海外に売る訳ですから、今でも日本にお金を持って来ていません。
しかも、関連会社と言えども、形式上独立した会社なので、その方が日本の法人税もかからず、節税(もはや脱税)をしています。
つまり、日本が潰れても、それらの企業は海外に拠点を移せば問題無いということになります。


夜逃げをされ、国内に残された国民には、大量の不良債権が残ります。
具体的には、銀行や郵貯にお金が無くなり、引きだそうとしても引き出せません。
年金や保険の財源が消える訳ですから、当然双方とも無くなります。
日銀がむやみにお金を発行しても、その分だけ更に日本円の価値が下がり、お札の重さで買い物をすることになるでしょう。


こんなことは起こる筈は無い・・・のでしょうか?

アメリカが東アジアに興味を無くしたら、どうでしょう?

いつまででも、日本の借金が膨らみ続けることを、国際社会は容認できるのでしょうか?

グローバル化で世界全体が平均化されていくと、当然のことながら、先進国は収益を上げられなくなり、ヨーロッパの各国が次々と破綻していった時、またアメリカ自身が苦しくなった時、それでもアメリカは東アジアを重要と考えるでしょうか?

私は、全然楽観する気分にはなれません。




近隣諸国と仲良くしませんか?

食糧の自給率を100%以上にしませんか?

燃料費がゼロの地熱発電にしませんか?

※数十年前の調査で原発20基以上の発電が見込め、日本が世界一の技術をもっていて、海外には建設を進めているらしいです。 今なら有り余る発電量が見込めるかもしれません。 エネルギーの自給は日本人の夢だったのでは?

※近海に眠る天然ガスも、本当は既に採掘が可能では無いでしょうか。 それらは船などの移動するものの燃料としてもいいし、化学合成品の原料ともなります。 … あくまでも想像ですが…。

#日記広場:その他

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2014/09/09 14:35
ひなパパさん、コメントありがとうございます\(^O^)/

ほんとに、私の思い過ごしであって欲しいと願うばかりです。
しかし、私たちの年代の責任として、テレビにコントロールされこの状況を招いてしまった年代の責任として、これからの日本を作っていく世代の人達に、日本が追い詰められた危機的状況にあることを少しでも伝えなければならないと思っています。

内政や外交の失敗の責任は国民にある。
騙される方が悪い。

これが民主主義というものだと思います。

だから、テレビや新聞に思考を委ねるのでは無く、国民一人一人が考えることが重要だと思います。


日本は地熱発電の技術が世界一で、他国の地熱発電を建設しているというのは事実です。
国内にもいくつか地熱発電所があります。
そして、日本は火山国で地熱発電に有利な条件にあり、数十年前に原発20基分の発電が見込めるとしたのは、政府の関係機関の試算です。
当時、原発推進の正当性を示すために、「地熱発電では原発20基分の発電量しか見込めないし、火力発電はオイルショックの影響を受けやすく、水力発電には限界があり、風力は太陽光発電は実用性が無いので、何基でも作ることができる原子力発電が必要だ」という議論を展開したのでしょう。
しかし、最近の調査で、政府の試算は原発を不当に高評価し、それ以外を不当に低評価していたことが明らかになってきました。
発電原理的にも、水を沸騰させれば良い訳ですから、地熱発電の限界量がそんなに低いとは思えません。
従って、私の「地熱発電で有り余る発電量が見込める」という推論は、単なる妄想ということではありません。
燃料費ゼロのエネルギー、つまり自給自足の実用エネルギー、だからこそ、それを進めることは日本を支配している国としては都合が悪かったのでしょう。

福島原発の事故以降、風力や太陽光発電など、日本列島では非実用的な発電については強く報道されているのに、今すぐに実用性があり、日本列島に適していて、発電量も申し分の無い地熱発電については故意に小さく報道されている様に見えます。

だからこそ、そこに真実があり、日本の一発逆転のチャンスがあると私は思っています。
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2014/09/09 13:48
紫水晶さん、コメントありがとうございます\(^O^)/

日本がアメリカの一つの州となるのなら、それはこの終末的状況の中ではかなり幸せな結末だと思います。
一つの州となるということは、日本人はアメリカの市民になるということであり、米国の上院・下院・大統領選挙に参加できるということです。
それは、人口2億人のアメリカ人に1億人の日本人がアメリカ人として加わるということを意味していて、アメリカ議会において無視出来ない勢力となりますし、大統領選挙に及ぼす影響も多大なものとなるでしょう。
人種差別の激しいアメリカ人が、自国民の半数に匹敵する東洋人を受け入れてくれるとは考えにくいと思います。

アメリカが日本の格付を下げる時とは、その原因はいろいろ考えられますが、結局日本を放棄するということであり、日本を放棄するということは韓国を放棄し、台湾を見捨て、つまり東アジアから撤退し、防衛ラインをハワイ諸島などまで後退させることを意味しています。

その後の東アジアの情勢を考えてみますと、韓国は北朝鮮に併合され、ロシアおよび中国の属国となり、台湾は中国に吸収され、日本は中国とロシアで分断されることとなる可能性が高いと思います。
そう考えてみると、英語よりも、ロシア語や中国語を勉強しておいた方がいいかもしれません。

勿論、この様な結末はアメリカの望んでいたことではありません。
第二次世界大戦時のアメリカの戦略では、アメリカが日本、朝鮮半島、中国を実質的支配下(現在の日本の様に)に置き、ソ連(現ロシア)に対する包囲網を作ることでした。
※当時の東アジアは、朝鮮半島を大日本帝国が支配し、中国には大日本帝国が裏統治していた満州国、大日本帝国関東軍、中国国民党、中国共産党が争っていて、大日本帝国を屈服させれば、アメリカと中国国民党が協力し、日本、朝鮮半島、中国を資本主義陣営に加えることが可能でした。

今でも、アメリカはこの戦略を放棄している訳ではありませんが、その構想が簡単に実現することは困難な状況にあり、だからこそ韓国、日本の攻撃ライン守っていたいと思います。
ただ、この状態を維持するには、アメリカが自国に必要とする以上の膨大な国力が必要な為、自国の経済が悪化すれば、自国の防衛に専念し、東アジアの攻撃ラインを放棄するという戦略変更の可能性があります。
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2014/09/09 06:50
うーん、今日は恐ろしいお話ですね。博士ぇ。

日本はいっぱい優秀な技術があるのに、それを生かせないのがいっぱいあると聞いてます。
ちょっと寂しいですね。
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2014/09/08 20:02
こんばんは。

全く同じ考えです。
ただ、もし日本が「破綻」を宣告されたとしたら、
ただ同然に、日本を買い取ってしまう国があるやも。
・・・私は娘に「将来はアメリカの一つの州になるかもしれない
から、英語を話せるようになってなさい」と言っています。
もっとも、アメリカが日本を自国にしたら、
日本はアメリカの軍事基地になっちゃいますね。
早く、食糧自給率を上げないと・・・
絵空事ではないと、私は思ってます。



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