Nicotto Town



男の子には食後の後片付けを

あくまで、私個人の主観的な提案で、正しいかどうか分かりません。

昔の夫婦というのは、夫が亭主関白で、奥さんが付き従うという場合が多かった気がします。
恐らく、夫は亭主関白の裏で、奥さんに何らかの思いやりを示していたのでは無いでしょうか。
しかし、昔の夫婦は、そういう仲むつまじい姿を、子供に見せたがらない傾向があった気がします。

子供が大きくなり、結婚すると、長男は家に残り、二世帯の生活があったと思います。
男の子はそれまで、父親の亭主関白の部分しか見ていないので、やはり奥さんを悲しませることもあったのだろうと思います。
そんな時、例えば父親が息子を連れて、近くの居酒屋に行ったりして、夫婦のあり方や女性への接し方を教えたりしたのではないかと思います。
そして、徐々に息子は奥さんとの夫婦関係を改善したと思われます。

以上、多くの家族であっただろうとした仮定であり、全てでは無いでしょう。

そういう仮定をした上で、現代の私の世代、中年~壮年世代を考えてみます。

私の世代では、核家族化が進み、結婚すると家を出て、アパートなどに住む場合が多かったと思います。

私の父親の世代は、やはり亭主関白であり、息子である私はその部分しか見ておらず、「夫とはわがままな亭主関白であるべきだ」と思っています。
その状態で、恋愛をし、結婚をして家を出ると、父親からの結婚後の教えを受けることがありません。
また、それまでの父親の世代も、「結婚後の教え」をするつもりで教えていた訳では無い、つまり無自覚に行われていたものなので、核家族化で家を出た息子をわざわざ訪ねて、結婚後の教えを伝えることはありません。

するとどうでしょう、「夫とはワガママな亭主関白であるべきだ」と勘違いしている夫が出来上がるのでは無いでしょうか。
父親が母親に思いやる部分も見ていませんから、奥さんに思いやることも知りません。

更に、当時と違い、女性の地位向上もある程度行われています。

そして、昔が見合結婚が主流であったのに対し、恋愛結婚が主流となっています。
恋愛中、特に結婚したい女性に対して、男性というものは通常の150~200%の優しさや魅力を見せます。
動物行動学でいうところの「ディスプレイ」です。
結婚する段階で女性は、その150~200%の男性の魅力を100%だと思うでしょう。
当然、結婚すれば、男性の魅力は100%まで落ちていくのですが、それは奥さんにしてみれば、考えていた半分しか無いのでは無いでしょうか。
「騙された」、「釣った魚に餌をやらない」と奥さんが不満を持つのはこの頃でしょうか。

当然のことながら、夫婦仲はギクシャクとしてきます。
そうなると、今まで気付かなかったり、許容してきた相手の欠点が、許されざる醜態に見えてくることもあるでしょう。

結婚後、専業主婦になった場合は、辛い日々が待っています。

炊事、洗濯、掃除、どれも楽な仕事ではありません。
しかも、これらは自分の為だけで無く、夫を含む家族の為に行うノルマとなります。
確かに、日中は、多少の時間的余裕があるかもしれません。
しかし、いくら余裕があっても、その後の家事は夜まで続き、本当の意味で安らぎを感じることが出来ないかもしれません。
どんなに疲れていても、どんなに身体の調子が悪くても、それはやらなければなりません。
たまに、夫が「手を抜いて休んでもいいよ」と声をかけてくれるかもしれません。
しかし、辛いとはいえ、自分が頑張っている仕事ですから、そこにはある種のプライドがあり、そう言われたからと言って、手を抜くことを自分が許さないかもしれません。

それまで学校や仕事場で社会的繋がりを持ち、自分の存在価値を実感できていたのに対し、専業主婦はそれらの社会的繋がりが絶たれ、夫に依存しているという負い目を感じ、自分の存在価値を感じられない女性もいるかもしれません。

女性は男性より、言語能力が優れていることが知られています。
つまり、お喋りは大好きな女性が多いのですが、専業主婦の行動範囲は主に家の周辺に限られてしまったり、ママ友に限られてきます。
ご近所やママ友との関係が良ければまだいいのですが、それでもよい関係を保つためには、なかなか本音を語ることができないかもしれません。

そういう本音を語ろうと、夫の帰りを待っていても、仕事から戻った夫は、疲れと開放感で、ほとんど話し相手になりません。

家事仕事の大変さは、夫だって同じ様な辛さはあります。
しかし、仕事場では、手柄を立てれば褒められ、昇格や昇級もあり、モチベーションを上げることが出来るし、喜びもあります。
家事仕事の賞賛は誰がしてくれるのでしょう?
夫が賞賛しなければ、誰も褒めてくれませんし、家事仕事の手柄による昇進や昇給もありません。

夫は、仕事場を離れれば、開放感を得ることもあるでしょう。
しかし、専業主婦は、仕事場も、休息の場も自宅のみで、解放されることはありません。

現在の労働基準法では週40時間の労働となり、土日など週二日程度の休みがあります。
しかし、専業主婦には夫の休日でも家事仕事は休めません。
旅行などで、数泊しなければ、休めないのです。

夫は定年退職で、一端区切ることができますが、専業主婦はずっと家事仕事が続きます。

「炊事、洗濯、掃除」と「家事」には大きな違いがあるのです。

男性が一人暮らしで、自炊していたとしても、それはあくまで自分だけのもの、つまり気分次第でいくらでも手を抜けますし、コンビニ弁当でも、外食でも構わないという自由度があります。
家事には、その自由度が極端に少ないのです。

夫が、奥さんの家事仕事を賞賛し、いたわり、少しでも休ませる為の旅行をしたり、気分転換の遊びを許したりという思いやりの気持ちがなければ、やってられないでしょう。

しかし、父親からの教えを受けなかった夫は、奥さんを思いやる心も分からず、母親が当たり前の様に家事仕事をしていたことのみを見ているので、家事仕事を女性がするのが当たり前だと思うかもしれません。

夫には夫なりの並々ならぬ辛さがあるでしょう、しかし主婦には主婦の並々ならぬ辛さがあります。
夫は、家族を背負って仕事をしているというプレッシャーがあるでしょう。
しかし、奥さんも同じプレッシャーがあるのです。

今後も核家族化の状態は続くでしょう。

そこで息子が、結婚後に幸せな家庭を築く為には、主婦の辛さを知っておくことがいいと思います。

そこでとりあえず、息子には食後の後始末を任せてみたらどうでしょう。
どんなに疲れていても、どんなに辛くても、どんなに遅い時間になったとしても、「食後の後片付けは息子」と決め、母親が手を出すこと無く見守ることで、主婦の辛さの一端をかいま見ることが出来るかもしれません。
その食後の後片付けが終わらなければ、次の日の朝食が作れず、家族全員が朝食を食べられないというプレッシャーを感じることができるかもしれません。
結婚後も、余裕があれば、奥さんの家事を手伝う様になるかもしれません。
共働き夫婦の家事分担も円滑に進むかもしれません。

以上、あくまで私の勝手な思いこみですが、一つの考え方として書いてみました。

#日記広場:30代以上

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2014/09/04 18:55
かりょなさん、コメントありがとうございます\(^O^)/

素晴らしいダーリンと出会えて良かったですね\(^^@)/
私の元パートナーも、素晴らしい出会いをしていると嬉しいと願っています(^^)

うんうん、お互いがお互いを思いやれる家庭って素晴らしいですね。
でも、まずは男性が大きな愛で包んであげることが重要ではないかと思っています(*^。^*)

難しい言葉が入ってしまうのは、私の力不足です。
申し訳ありませんm(__)m
なるべく分かり易い文章が書ける様に、今後も努力していきます(^-^)/
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2014/09/04 11:33
かりょなさん、コメントありがとうございます\(^o^)/

それは・・・逆かも・・・(__;)
あたるのパートナーさん(過去の・・(__;)は、幸せにすることができませんでした。
私自身が、本分にある「勘違い男性」であったのです。
その後、一人で同じように家事をしようとし、その大変さを痛いほど感じ、彼女の辛さ、苦しさが心に突き刺さりました。
しかし、それはまだまだ序の口であったのでした。
そして、いろいろなことがあり、いろいろ考え、その中で女性の気持ちや女性を愛するということなどなどを学ばせて頂き、元パートナーに対して全く欠けていたことに気付き、更に心に突き刺さりました。
その後、とあるきっかけで、実家に戻ることになり、食後の片付けをする様にしました。
それは家事のごくごく一部ですが、そのプレッシャーとプライドの一端を垣間見ることができ、元パートナーの辛さが、本当に大変だったのだろうと、更に心に突き刺さったという次第です。
その自分の体験を元に、この本分を書いてみました。
猿でも体験すれば学ぶことができるので、つまり猿並の愚かさということになります。

かりょなさんのダーリンは、本当に素晴らしいパートナーだと思います。
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2014/09/04 11:08
紫水晶さん、コメントありがとうございます\(^o^)/

お疲れ様ですm(__)m
いろいろご苦労が多いと思います。

家事の分担については、それぞれの夫婦で納得できる形で決めていけば良いと思うのですが、どの様な形になったとしても、相手の辛さなどの理解し、自分のこととして感じられる様な思いやりを持つことができる様に、子供達を育てていければ良いと思います。

男女平等は当然のことで、そもそも高等生物において何故♂と♀という形態に別れたのは、上下関係作り出す為ではありません。
例え、男性がお金を稼ぎ、女性が家事や育児に専念していたとしても、それらは等価です。
人間社会では、何故かお金という価値代替物を異常に頭を下げる様になってしまいました。
現代社会で生きる為にはお金は必要ですが、生物が生きる目的が命の連続性を保つためであることを考えれば、それらは等価だと分かると思います。
「お金を食べては生きていけない」(前NHK解説委員長 談)

仮に、人間は他の生物と違い、思考活動による精神という第5形態が重要だとしても、その能力に男女の差があるとは言えないし、むしろ女性の方が優れていると思われる場合もあります。

今、ニュースで騒がれている安倍内閣で、女性が何人というのが取りざたされていますが、むしろ閣僚の男性と女性の数を比較すること自体が、未だに差別意識が残っているのでは無いかと思ったりしてます。
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2014/09/03 21:56
広場より失礼します^^
あたるさんのパートナーさん(未来の??)は、幸せだと思います♡
私は少しだけ自分の好きな事で仕事をしているだけの主婦ですが、日々、男の人は外で
お仕事をし、大変だと思っています。
同じだけのお給料を戴いてくる事は、私には出来ません。
ダーリンはダーリンで、「主婦は大変だね。」と労ってくれます。
ケンカが大嫌いで、いつも仲良くしてくれようとしています。
こうやって、お互いがお互いを思いやっていけたら、きっと夫婦はうまくやっていけます。
自分の子供には、そんな夫婦の姿を見せられれば十分ではないでしょうか??
我が家は「食事は作ってもらったから、後片付けは俺がやるよ。」と、よくお皿洗いを
してくれます。
今は、奥さんが全然家事をせず、大変な思いをしている男の人もいると聞きます。
それでも、夫婦二人がうまくいっているのでしたら、それでいいと思いますが^^

ともかく、すご~く考えさせられるブログでした^^
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2014/09/03 20:18
こんばんは。
面白く拝見しました。(*^▽^*)
私はシングルマザーで、娘しかいませんが、
男の子には、やはり、女性をいたわる心を持つように
躾たと思います。
+家族の為に「働くこと」(と言うのも旦那仕事しない人だったので)
と、うちのお恥ずかしい事情はともかく、今は男女平等男女参画です。
男だからこうあるべき、女だからこう、ではなく、
できる方がやればいいのではないかな、と思います。
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2014/09/03 18:38
mつんさん、コメントありがとうございます\(^o^)/

男性の私が推し量ったものの為、女性から見て、「まだまだ足りない」とか、「それは違う」とかいう部分が多いかもしれませんが、少しでも思いやる心が広がればいいと思っています。
夫婦のことは、その夫婦にしか分からないものですが、思いやりが重要であることは変わらないと思います。
少しでも夫婦関係が良くなれば、子供も幸せになり、結果として少子化も少しは改善され、日本も再生できる様な気がします。

愛は、日本を救う・・・とか(;^_^A アセアセ…
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2014/09/03 16:23
無言訪問だったのにコメントにきていただいてすみません^^;
広場より、こちらのブログを拝見しに伺いました^^

なるほどと思いながら読ませていただきました^^ 男性がこういう風に考えてくださるとありがたいですよね^^ やはり親の影響は大きいですので、とても良いアイディアだと思います!

昔と違って、家庭のあり方も変化してきているので、このような考えが広まって、お互いを思いやれる家庭を作りたいなと感じます^^



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