秋はどこから来るかしら
- カテゴリ:日記
- 2014/08/24 05:16:14
荒天続きですが、ふと肌に秋の風を感じることがあります。
最高気温は高く、湿度も多いのに。
大きな勘違いなのかしら?
台風一過、夕立の後にグッと気温が下がりしのぎやすくなる瞬間があります。
昔からあの感覚は好きでした。
二百十日、なんて表現にも『秋への入り口』みたいな気分を抱いています。
冷たいものが並びがちな食卓にも少々飽きてきた。
ワガママではあるが、熱いものを美味しく頂きたい瞬間がある。
ビーフシチュー、と口走り家人に呆れられた。
冷房に弱いので外回りでも上着を手放さない。
夕刻、手に持つのが億劫になり、涼しい木陰で羽織ってみる。
う? いけるかな? そのまま戻り皆から妙な目で眺められる。
『涼しくなりましたね』という挨拶が聴けるのはまだ先でしょうが、
異常気象だろうと温暖化だろうと、そういう日は必ずやってくる。
オモシロイものです。秋は左上から来るんじゃないかと思ってます。
そうそう。まさに徒然のあの段の感慨そのものです。
前の季節が次の季節を常に内包し、漸進的に流転するというのですかね、グラデーションみたいに。
兼好の自然観は(嫌う方も多いですが)私の好みです。
私はヒグラシ派ですが、セミに秋の気配を感じる心象は分かります。
あとはウマオイやカネタタキの鳴き声ですねー。
コオロギとスズムシは少々食傷気味のためでしょうか。
冒頭の部分、高校か中学の時、古文の授業で似たような内容のがあったような・・・?
「夏の盛りの中にも、秋は通っている・・・」 みたいな・・・
内容からして「徒然草」かな? と推測して調べてみましたが、見つかりませんでした。
でも、その他の内容も面白くて、ついつい長居。
今も昔の人もほとんど変わりませんね♪^.^
今度、ちゃんと、読んでみようかな? もちろん現代語訳で・・・(笑
でも、父が
「ツクツクボウシがないている。秋が近いな」
といっていました。