色
- カテゴリ:30代以上
- 2014/08/17 12:14:27
子供の頃、「好きな色は何ですか?」と授業の中で質問されたことがありました。
もう何と答えたか覚えて無いですが、その時ふと思ったのです・・・
自分が青だと思っている色は、他の人にも青く見えているのだろうか。
もしかすると、私が青だと思っている色を、他の人は黄色や赤に見えているかもしれない
しかし、どの色に見えていようと、それが「青」だと教えられているので、何色に見えていても「青」と答えるに違いない。
もしかすると、実は皆同じく感じた色が好きで、ただそれらが「青」や「黄色」や「赤」と教えられているから、それぞれ好きな色が違うのではないか。
そんなことを考えていると、それがどうやっても確認出来ないことに気付いた。
そして、誰に話しても答えてくれなかった。
子供の頃の絶望を感じた瞬間でした。
白色は、スペクトル的には可視領域(赤~紫)の色をほぼ同等に持っているそうです。
PCのRGBで表現すれば、0,0,0でしょうか(あれ・・・逆だったかな?(__;)
それはともかく、白い色の物は光をほとんどを、吸収せずに反射した場合の色らしいです。
例えば、緑色の物は、赤や青などの光を吸収して、残った黄色と青の混合光、つまり緑を反射していることになります。
白色と言えども、全ての光を反射している訳では無いはず(全ての光を反射したら眩しい筈)なのですが、反射する能力が高いことは事実でしょう。
従って白い服が反射する光は可視領域だけではないので、身体の表面を虐める紫外線やガンマー線対策として優秀ですし、赤系の熱線つまり暑さ対策としても優秀ですね(^。^)
この逆が黒で、より多くの光を吸収します。
従って黒色の服は、赤~赤外の熱線は勿論のこと、他の光も吸収したエネルギーの多くが熱エネルギーになりますので、寒さ対策に良いと思います(^_^)b
そういうことがあるのですね~(O_o)WAO!!!
虹(スペクトル)的に考えると、電波~暗(赤外)~赤~黄色~緑~青~紫~暗(紫外)~ガンマー線と連続していますので、青の緑に近い方には黄色が混ざっていることになりますね(^。^)
光のエネルギーという意味では、赤側の方が低く、紫側の方が高い様です。
また、目の網膜に投影された刺激は、視神経を通って脳の視葉に伝わり、恐らく色の種類またはエネルギーによって知覚するのでしょう。 その時、知覚領域がより細かく別れていれば、他の人より詳細な色の知覚ができるのかもしません。
或いは、脳も神経集合体で、神経細胞には多くの樹状突起と呼ばれる枝があり、他の神経細胞に繋がっているので、複数の知覚部分に伝わり、他の色が混ざる可能性はあります。
芸術においては、自然の本質をミーメイシス(模倣)する際、通常の見た目とは異なった表現をする必要があったのかもしれません。
哲学の一部の学派の方々は、所詮は人間の表面における知覚なので、全ては主観的な存在とする人達もいます。
社会的少数派の問題は、マイノリティ問題として、主に文化的マイノリティを文化人類学で盛んに研究されています。 放送大学でも文化人類学の講義がありますので、チャンスがありましたら視聴されても面白いかもしれません。
先天的(遺伝的)に通常の人達より問題のある人達も、進化の可能性の一部かもしれません。
有名な話ですが、通常円盤状の赤血球が三日月型になっている鎌形赤血球の人達がいます。
一般に鎌形赤血球の人達は寿命が短いのですが、マラリアという感染症には強い抵抗性を持っていて、マラリアで多くの人が犠牲になる地域では、逆に優性な血液を持つ集団ということになり、その特性が淘汰されず、維持されています。
鎌形赤血球の原因は、赤血球中に含まれるヘモグロビンと呼ばれるタンパク質の中のたった一つのアミノ酸が違っているだけなのです。
黄色やほかの色が混ざっているのだそうです
同じ色を見せて その色を表現してもらった時に それ以外の色も見えているのがわかったそうです
だから、きっと同じ青・・といってもまったく同じものじゃないのかもしれません。
画家さんの中には えっと思うような色遣いの人がいますけれど、彼らには もっと豊かな世界が
見えているのかもしれないなって思います。
色盲の人たちは・・反対にある色の見分けがつかない。。それも個性だと思いますけれどね
世の中は 多数決の世の中なのかもしれません 少数派は 切り捨てられていくのかもです
みんな自分が正常だと思っているのかもしれないけれど・・そうではなくて
正常の基準もはっきりしてないのだと思います 普通って言葉にも つっかえてしまいます(^-^;