Nicotto Town



終戦記念日

1945年の今日もやはり暑い日だったのでしょうか。

それまでの常識、それまでの価値観を信じてこられた当時の方々には、さぞかしショックなことだったと思います。
身も心も大日本帝国の勝利に捧げてきた・・・でも・・・

戦地でも、国土でも多くの人々が亡くなりました。

特に米軍の東京大空襲を始めとする空襲、広島や長崎に投下された原爆は、民間人を、軍事拠点では無く、民間人の虐殺を目的とした攻撃でした。

人類は多くの戦い、戦争を世界各地で行ってきましたが、民間人の虐殺を目的とした攻撃を初めて行ったのは20世紀に入ってからのスペインの内戦だそうです。
ピカソは、そのことに怒り、「ゲルニカ」という20世紀を代表する作品を描いたそうです。

また、ドイツ帝国ではユダヤ人の大量虐殺を行いました。

しかし、民間人の虐殺を目的とした攻撃というおぞましい行為を、人類史上最も多く行った国は、おそらくアメリカでしょう。
アメリカが非難する大日本帝国の真珠湾攻撃も、確かに民間人にも犠牲者は出たかもしれませんが、戦艦や空母などの軍事兵器の破壊を目的としたものでした。
しかも、それを誘導したのはアメリカによる原油貿易の停止で、原油資源の無い日本では、アメリカからの原油が産業の生命線であったのです。
日本は宣戦布告をしようとしましたが、米国の外交担当者は会おうとせず、「日本が宣戦布告もせず、卑怯なだまし討ちを行った」と米国内外に宣伝しました。
どちらが卑怯なのでしょうか?

「リメンバーパールハーバー」と「ヒロシマ・ナガサキ」とどちらが残虐な行為なのでしょうか?

大日本帝国を真珠湾攻撃に導き、被害者面して日米開戦した背景には、米国のルーズベルト大統領と在米中国人との結びつきがありました。

戦後、反共戦略の情報戦、心理戦における、日テレを中心としたテレビ・新聞によるマインドコントロールによって、日本人は中国やロシアに対する憎悪、そして欧米に対する親愛を植え付けられています。

(これは、放送大学の講義中で聞いた話です。 また、早稲田大学教授が執筆した「日テレとCIA」という著書に詳細が書かれています。 情報源は米国公文書館なので、日本人はあまり知られていないことですが、世界的には常識的な話の様です。)

その様なマインドコントロールのお陰で、「当時、米国の背後で中国人勢力が働きかけた」と聞くと、多くの日本人は中国に対する怒りを覚えることでしょう。

しかし、私はこう思います。
中国はその国土の一部を大日本帝国に占領され、虐げられていたので、中国が米国に働きかけたのは当然の戦術だったのではないか。

何故なら、逆の立場だとしたら、例えば日本の北海道が北朝鮮に占領されていたとしたら、日本だって米国や周辺の国々に、北朝鮮を攻撃する様に働きかけるでしょう。


結局、米国は国益の為に日米開戦に導き、日本人の民間人を虐殺したのです。

当時の中国は共産党よりも国民党の方が優勢でしたので、米国としては日本を手に入れ、そして朝鮮半島や中国も手に入れ、ソ連を包囲しようとしたのでしょう。

しかし、日本の占領政策としてマッカーサーが財閥解体しようとした時、日本の財閥が反抗して資本を市場に出さない様にした為、日本の経済復興が遅れ、その為米国の日本に対する経済援助の負担が増え、米国が朝鮮半島や大陸へ仕掛けることができなくなり、その間に中国が共産主義となって失敗したのです。
結局、財閥解体を事実上諦め、戦争犯罪人を解放し、日本を見かけ上の民主主義にとどめ、戦前の体制の維持を条件として、財閥を始めとする戦前の有力者の協力を得ることで、日本の自発的経済復興に導きました。

米国としては日本を事実上の支配下に治めることができたので、これ自体はまずますという結果だったのかもしれません。
日本人としても、その後の経済成長を考えると、一応良かったということになりますが、戦前の体制を維持したツケによって、現在そして将来に大変な事態を招いているのではないでしょうか。
経済成長が多少遅れても、完全に戦前の体制を潰していた方が良かったのかもしれません。

米国は日本支配において一応の成功を収めましたが、日本の戦前の旧勢力に足を引っ張られ、朝鮮半島や中国に対して出遅れてしまったことは大失敗だったと言えるでしょう。

そして、米国は今も、イスラム圏に対して虐殺を行っています。
これは無人機による攻撃だそうです。
つまり、攻撃する米軍は近くの安全な洋上の船の中で、3DゲームでMOBを殺す様に、全く罪悪感を持つこと無く、人殺しをしている様です。
攻撃する米軍人の傍らには、コーヒーやサンドウィッチが置いてあるかもしれません。
戦場では、攻撃されている人々のみが、生命をかけて逃げ回っている。
こんなに残虐な戦争がこれから続くのでしょうか・・・

新聞の海外紙面では、中国やロシアの悪い面のみが大々的に掲載され、米国の悪行はごくたまに片隅にひっそりと掲載される程度なのです。
これが、自由な国、民主主義の日本の現状なのです。

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