ネーデルランドから愛をこめてw
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2014/08/14 17:39:39
主人から国際電話がありました。
「今、キンデルダイクにいるんだよ。どこだかわかる?」
オランダに行ったことが無い私は、「金出る大工」という何やら怪しげな場所を
ググりました。「あ~~っ!世界遺産の風車群のことね。お花は咲いてる?」
「いや、この時期は咲いてないね。旅行者で道が渋滞して、あまり感動しないな」
そして、一人気まま旅の主人が選んだホテルは、アンティーク家具が置いてある
大きな大きな一軒家のホテルで、それはそれは、お部屋も豪華で綺麗なのだとか。
「いいな~~っ。私もそういう所泊まりたい。」
「いいけどさ、大使館退職した老夫婦がやってるホテルだから、プライベートは無いぞ~。
昨日なんて、酒飲んで寝るばっかりのところにノックがあって、私たちと一緒に階下で
飲みませんか?と誘いがあったから、一応行ってみたんだよ。そしたら、奥さんの
私はこんなに日本を知っているというくらいの話が始まって、奥さんの作った巻き寿司の
写真を何十枚も見せられて、いやもういいですと言っても、まだ探してくるんだもんな~。
きっと老夫婦が寂しくて、家も大きいから、人と話す為にペンションみたいなの始めたって
感じかな。朝食も、すごい量で食べきれないと言っても、これはどう?あっこっちの方が
美味しいわよと違うの出して来るから、ありがたいけれど、俺朝食は殆ど食べないのでと
断っても、あっじゃあこれは好みかしら?と探しに行くから、早々にダイニングから
退散したよ。」
娘と私は、寂しがり屋のパパちゃんには、丁度お似合いのホテルなのでは?と
聞きながら、ニヤニヤww娘も、きっと酔っぱらったところに誘いがきたから、
酔い酔いの上機嫌で、しゃべりまくったと思うよwwと想像して笑いを堪えていました。
そして朝8時。主人から電話が・・
私が言うまでもなく、先に主人が言いました。
「酔っぱちゃんだよ。いいやないか!だってお前たちが今年は来ないから・・」
娘が受験の為、今年は私たちが、フランスに行けなかったので、寂しくて酔い酔いらしいw
「はい。はい。あんまり飲んじゃだめだよ。来年は娘も大学生だから、長いお休みを
そっちで過ごすからね」
「うん・・・・・。じゃあもう寝る。おやすみ」
そして、電話は静まり返ったのでした。
ひろひろさんの人生も、ずっと先は思いもよらない
展開が待っているかもしれませんよ。
私は10代20代の時は、海外で生活したかったのです。
でも、仕事を海外ですることはあっても、
どんなに望んでも、海外で生活の夢は叶いませんでした。
そしてすっかり日本に定着し、海外に住むことなんて
若気の至りだわなんてしか思わなくなったころに、
降ってわいたように、突如扉が開きました。
ひろひろさんが、もし夢をお持ちなら
強く目指していかれれば、
今すぐではないにしろ、道が開いていくかもしれません(^_-)
ドイツ語も覚えて あっちこっち旅行して
お嬢さんも海外生活がいいな~んて
言い出しそう。
セレブな生活って言えますね。
家具は、古く見せて作った物ではなく、本物の豪華なアンティーク家具で
大事に大事に手入れされた物だったそうです。
ベッドも天蓋つきで、トイレも綺麗だったとか・・・
でも、個人経営なので、お値段がとてもお値打ちだったそうです。
私も泊まりたいです~~~~っ!
私なら、そのホテルのオーナーとお友達になって
文通しちゃうかも・・・。大抵そこに泊まる日本人はあまり英語がしゃべれないらしく
オーナーが主人に、これからも連絡を取り合いたいから、
フランスの住所を教えてと言ったらしいのですが
普段から忙しくて部屋にいない主人は、もうすぐ日本に帰るからと
誤魔化したとか・・・もったいない~~~っ。
英語が堪能なcielさんなら、オーナーは大喜びして
沢山お話して、きっと色々な宝物を見せてくれるかもしれませんね。
来年、主人はドイツにお引越しです。
ウィーンにもう一度行きたいし、生演奏をもっともっと楽しみたいので
娘と楽しみにしています。
そういうところは車がないときついんですよね。
もともとオランダの方たちは、親日家が多いので、よけい・・・なのでしょう。
お話いっぱいできてうらやまし~(*⌒ー⌒*)
私もそういうところで修行したいです
今年は行けなくても来年、また行けそうですね。
ww女冥利ですか?wwそう解釈してもらえると
とっても嬉しいですねw
一人で海外に住んでいると、やっぱり寂しくなりますよね。
カップルが基本のヨーロッパは、食事もカップル、夏休みの時期は
ファミリーわんさかなので、一人は堪えるのでしょうね。
グリフィスさんも、海外にあちこち行かれているようなので
きっと、その光景はご存知でしょうね。一人でレストラン入るのってためらわれますよねw
もし私が、この老夫婦みたいに、お屋敷に住んでいたら、
老後はやっぱり何かしら人に関わるようなことを
したくなるかもしれません。