96時間
- カテゴリ:映画
- 2009/08/29 23:54:12
今年32作目の映画舘鑑賞。
娘を誘拐された元CIA工作員父親が、人身売買組織から娘を救い出す、娯楽アクション映画。
「96時間」はちょっとズレている邦題で、タイムリミットものではありません。
スピード感のあるシンプルでストレートなストーリーと、
"娘を救う”からまったくブレない主人公が壮快で、とてもおもしろかったです~♪
約90分という短い上映時間なのに、冒頭で、必要な主人公の過去や家族の状況説明や、
いかにもこういうことやっちゃいそうな主人公のキャラクターをうまく描いているので、
その後のやや強引な展開も、主人公の無茶苦茶な行動も、それほど不自然感がありませんでした。
元CIA工作員だからとはいえ主人公が強すぎるのも、娯楽作だから主人公が強くてアタリマエというより、
パパの娘を救いたい一心の火事場の馬鹿力のようで、素敵です。
娘が誘拐されてからは、ノンストップ・ムービーです。
娘を攫った人身売買組織も係わった人間も、娘を競り落としたヘンタイ金持ちも、
一切の容赦なく、関係者はほぼ皆殺しです。
非情で冷酷で単純な勧善懲悪になっています。
ハリウッド的お気楽な雰囲気で父娘がアメリカに帰ってくるので、
あれだけ大暴れしておいてそんなに簡単にフランス出国できたんかい?と思いそうですが、
フランス政府も後ろめたいだろうし、こんな主人公にはかかわりたくないから、
娘共々フランスから早々に追い出したのね、と勝手に納得してしまいました。
最後に蛇足的なエピソードがくっついていて不要な気がしましたが、
容赦のない冷酷さを中和するためかなとも思います。
難を言えば、リーアム・ニーソンがちょっと老けすぎに感じました。
でも、見ためだけのことで、老いを感じさせないアクションでした。
って、フォローになっていない?!ごめんなさい。
最強のリーアム・パパ、素敵でしたっ。
それにしても、観光旅行に行くのを躊躇してしまうようなボロクソのフランスでした。
人身売買問題等の注意喚起と、無分別な行動を取りがちなお嬢さん達への教訓?(笑)
続編が製作されるらしいんですが、これでやめておいてほしいような期待したいような、微妙…。
★★★☆【Taken】2008フランス
自業自得とはいえ、厳しっ、と思っちゃいました。
でも友達、ちょっと・・・いや、かなり軽率すぎると思います。
自国でもないのにあの行動はよくないと思います。
キムがあんな目にあったのも元はと言えば、あの友達のせいだと思う。
くれぐれも海外旅行に行ったら、見知らぬ人に付いていっちゃいけないね。
でも見知らぬ人に付いて行っちゃいけないコトなんて
子供の頃に教育されたコトなんだけどね。
トランスポーター3は地元で上映がないので、DVD待ちです〜。
監督ではないけれど、彼の制作した映画はみんなキャラがはっきりしていてわかりやすくていいです♪
とか思っていたんですが、あの娘の誕生日のシーンのパパしょぼーんで、
ぜったいこの役はリーアム・ニーソン!になりました(笑)
>♬ぢゅんぢゅん♬サマ 娘のためならエッフェル塔だって壊してみせる、でしたっけ、
ホントに壊しそうな勢いのリーアム・パパでしたね♪
その後義父が娘に馬をプレゼントして大喜びしてる
姿をみてしょぼーん(´・ω・`)としてるリーアム・ニーソン
なんか可愛かったです^^