蝉時雨 様々
- カテゴリ:ペット/動物
- 2014/07/24 09:28:35
昨夕、カナカナカナ……という如何にもヒグラシらしい鳴き声を聴きました。
セミの中では一番スキですが、近年は耳にすることが少ない。
カナカナという表現、だれかは知らぬがよく考えたものです。
ところで。近所のセミどもは山全体を震わせるように一日中鳴いてることが多い。
薄暗い深山の中で聴くクマゼミのシャッシャッという合唱や、
竹林のヒグラシなんかはいいんですけど、そんなワビサビお構いなし。
『うしろすがたの しぐれていくか』とか、藤沢周平の『蝉しぐれ』とか、
そもそも時雨は一時激しく、すぐに消えるものだというイメージなのに、
近年の蝉時雨はとみにハードコア化してる気がします。
近所のバス停の裏側にある小山にミンミンゼミが大発生するらしい。
もう少し暑くなると、朝から晩まで声を枯らしてミンミンやるのです。
冗談でなく、二つ先の交差点から聞こえる。何デシベルくらいだろ?
ツクツクボーシだとバリエーションが様々。
オーシーツクツクだけでやめるヤツとか、最後の部分を途中でサボルヤツとか。
聞いててストレスが溜まる。譜面を忘れてきたのだろうか。
ちなみに私は最後の部分に歌詞をつけて、
『タスケテー、タスケテー、ウギャギャギャギャギャ……』と歌うのがスキ。
アブラゼミは寝ぼけて夜鳴くことがありました。
縁の下からカネタタキ、庭からアブラゼミという合唱を夜中に聴いたことがある。
カネタタキの金属音に脳内を這い回るジー……という唸り、ほとんど前衛音楽。
あとですね、玄関灯のそばで寝て、帰宅した私を寝ぼけて襲うのはヤメテくれ。
驚いて転んだことも、体当たりで顔に傷を負ったこともあるぞ。ボーリョクハンタイ。
カナブンも痛いですよね。カブトムシやクワガタは遅いけど羽音が派手。
以前住んでいた家では、真夏の夜にクワガタが寝床に潜り込んできました。
寝ぼけてお腹のあたりを掻いたらギョッとする感触。
「ギャーーーーッ!」と叫びムンズと握り窓から力いっぱい放り出した。大汗かきました。
ご主人と御嬢さんのご心痛、お察しいたします。
セミに襲われ、あまつさえ粗相までされた日にゃ
人間の尊厳が著しく損なわれた気分に陥りかねません。
玄関先にハエトリ紙でも吊るしてやろうか。でも想像したら気分が……。
馬上でのヒグラシ……これは素晴らしい。お馬さんにはどう聞こえてるのでしょうね。
小鳥たちの中には騒がしく鳴くセミに業を煮やし、飛びかかるヤツがいます。
たいがい慌てて逃げる羽目になってるようです。
今日は網戸にクマぜみが長いこと居座っているので、
足が引っかかっているのかしらん?と思っていたら
いつの間にかいなくなってました。
こちらでは、セミの突撃より、カナブンの突撃がポピュラー、
夜、一家団欒のリビングに突然現れ、家族を巻き込みひと騒動。
その「カナブン」が、たま~に「クワガタ」になったりする事があって、
そのときのテンションはMAXです。人間ってゲンキン♪^.^
夕べは夫が「玄関でセミが元気に鳴いているのではいれない」と、デッキから帰ってきました(^^;
セミって突然こちらへむかって飛んできますね。
長女はトラウマになっております。
その上突撃部隊になられたら!
硬い体は結構衝撃を受けるハズ。
お近づきはご遠慮いただきたいですね。
種類によって夏の深まりというか・・・
季節の移り変わりを小さな変化から感じられたり。
夕立を避けながら馬上で聞いたヒグラシの声が一番心に残っています^^