緊急搬送について…学校側説明(追記あり)
- カテゴリ:日記
- 2014/07/17 22:18:22
昨夜7時から体育館で、先日の文化祭での緊急搬送に関する説明会が開かれました。
一昨日、お知らせが配られ…昨日が説明会という日程設定だったこともあってか
説明会に参加した保護者はとても少なかったです。
校長先生から順を追って、2日間の文化祭のどの時点でどれだけの人数の生徒が
具合が悪くなり、緊急搬送されたかという一通りの説明が行われました。
3~4日で事実確認及び文章作成、そして内容確認などをしたのでしょうが
その割にはよく出来上がっていたと思います。
大変だったことでしょう…。
説明後の質疑応答では3名の方が挙手しました。
1人目は生徒さんの祖父だというお立場の方でした。
「最初に救急車で運ばれた生徒が私の孫です」
前置きした後、新聞記事に書かれていた
教頭先生の
『今回の事は想定外だったこと』という発言について
「想定外だったとおっしゃったことが私にとって、それこそ想定外です」
と、おっしゃっていました。
「あの暑さですから、熱中症になる生徒さんがでることは予測できたはずでしょ?」
というのがその方の言い分。
そして2人目の方は2人のお子さんが通学しているという保護者の方。
「1日目に校長先生が止めたにも関わらず、予定外の練習を強行したのは?
あの日、県内には高温注意報がでていたにも関わらず…。
理解できません」
と。
「子どもは友達から『どうしちゃったの?〇〇高校は?
とんだ事で有名になっちゃって~。』と言われて悲しい思いをしたようです。
自分もこの学校の卒業生なので、伝統ある演舞の大切さはよくわかっていますが
1日目の様子から、演舞の日程を日曜日に日延べすることは出来なかったのか?
一番暑い今の時期に行うのではなく、開催時期そのものを検討しても良いのでは?
伝統ある演舞だから続けてほしい気持ちは強くあるので、ご検討いただきたい」
そのようなことをおっしゃっていました。
3人目の方は、これは提案ですと前置きしたうえで
「一斉お知らせメールといったものがあるはずですが、1日目のことが起こった時点で
一斉メールでお知らせいただくことは出来なかったのでしょうか?
もし知らせていただいていたのなら、飲み物を多めに持たせることや
親からも注意を促す言葉を子どもにかけてあげることも出来たはず。
せっかくそういった機能があるのでしたら活用していただけると幸いです」
といったご提案がありました。
校長先生は終始
「校長である私の予測、そして決断の甘さがあったことでの事態です」
と頭を垂れていました。
一斉メールについては、今まで活用されることがほとんどないままにきていたが
今後、活用するよう検討していきたい。
ただし、生徒のみが登録していて、保護者の登録がない家庭が多いのが現状。
そうなると、メールを通して全保護者にお知らせを届けることが難しい…
といった話がありました。
2人目の保護者の方がおっしゃった
「校長先生が止めたにも関わらず、予定外の練習を強行した(ダンスの)先生」
について、校長先生ら的確なお答えはありませんでした。
以上が昨日の説明会での大まかなやり取りでした。
夏休みに入る前に学校としても説明会を開いて一区切りつけておきたかったのでしょう。
説明会の開催日が遅くなれば、保護者からの苦情もでるかもしれませんし…。
ただ…本当に急な話だった為、肝心な保護者の参加がとても少なかったのが残念でした。
せめて、説明会のやり取りの内容を書いたものがお知らせとして配られると
いいのになと思いました。
(追記です)
お2人目の保護者の方がおっしゃっていたことで思い出したことがあります。
「2日目は自分も手伝いに入っていたが、途中で作業を中断して身体を休めないと
最後までもたないと思われるほどの暑さでした。
お昼の時点で2台の救急車が校内に着きましたが、そのことからも予定を変更する
などの措置を取れなかったのか。
それも不思議です」
とおっしゃっていました。
校長先生のご説明のなかに
ドクターヘリでの生徒の搬送はありませんでしたが、2機のドクターヘリで
4名のドクターが学校に到着しました。
そして、入院した生徒のなかには駅で具合が悪くなった為、職員がかけつけて救急搬送
された生徒や、一時具合が悪くなり改善した後に帰宅後、翌日の日曜日に
再び具合が悪くなり入院した生徒もいました。
後者の生徒は明日(今日のことです)退院予定で、その他の生徒は全て退院しました。
とのことでした。
伝統>人
↑
こんな図式が見えてくるのは私だけでしょうか…。
文化祭にはOGの方もお招きして…といったこともあり、伝統を重んじるがために
今回の結果に繋がってしまった部分もあるのかもしれませんが、一番大切なものは
何か…と考えたときに、やはり『生徒』になるのではないかと思います。
ベストのチョイスが難しい時はベターはどれだろうと考えて選んできた子育て。
そうすると自ずと見えてくるものがあるんです。
迷った時にはそうしているのが私流です^^
今は休憩を多くしたり
水分塩分補給をしたり
稽古の途中でも霧吹きで顔に水をかけたりしてるから
伝統なんてくそくらえだw
運動量も減りますよね…運動系の部活に入っている生徒さんは除いて。
車での送迎による通学の生徒さんも多数見かけるし、電車に乗って
駅から少し歩くくらいの運動量。
それプラス課題を終わらせるために連日遅くまで起きているため
慢性的に寝不足になっているのも要因のひとつかも…。
先日も話してたのだけど
校長先生が「倒れるのは高校生が多いのですよね。」
とおっしゃるので、となりにいたお母さんが「高校生はエアコンが教室にあるから、暑さに弱いかも」
と言っていて
なるほど・・・と思ったしだい。
なるほど…マニュアルですね。
そういったものはないかもしれませんね。
マニュアルに弱いのと、それから伝統というものにも弱いかなぁ。
今回のことは伝統である演舞であった故の…ということもあったかもしれませんね。
そうなんです…。
最悪の事態にならずに良かったと思いました。
ニュースや新聞で重症の生徒さんや意識のない生徒さんがいるとあったので
心配で心配で…。
こんな思いは二度としたくないですね。
しかし、難しい問題ですね。
高校生とは言っても、それぞれの生徒さんで体力や健康管理のレベルが様々ですし。
学校側としても、先生のやり方を全て把握、その場で注意するなどは出来ないでしょうし。
(しかし、1日目があったのに、2日目に更に搬送の人数を増やしてしまったのはまずかったですよね)
ダンスの先生のやり方を止められなかったという事は、校長先生の力不足というのもあるかもしれません。
でも、校長先生が新任だからといって、生徒を危険にさらすわけにはいかないですよね。
だから、「気温が○○度以上になったら、■■分おきに生徒に水分摂取と休息を充分に取らせる」とか、「イベントの時には事前に睡眠不足をしない事、昼食を必ず摂る事、そうしないとどう危険かを生徒に伝える」とか、そういうマニュアルを作ればいいと思うんですよね。
先生ってマニュアルに弱いじゃないですか。
それに、マニュアルがあれば、それを守らなかったという事で、問題のある先生も注意や処分がしやすくなると思うし。
ただ、そのマニュアルも、常に状況に合わせて変えていく姿勢が無いと、マニュアルのせいで事故が起こる可能性も出てくるでしょうけどね。
難しいですね……。
想定外はないでしょう・・・・
それだけの暑さの中、もしかしたら・・・と想定するのが普通なんじゃないの?
でもまぁ、倒れたお子さんたちもみなさん大事に至らなくて良かったです
これで死者でも出ていたら、すみませんじゃ、すまされないですからねぇ
はい…おっしゃる通りです。
大袈裟ではなく、搬送された生徒さん全員が回復されて本当によかったです。
責任の擦り合いになるのではなく、はなとりさんが書いてくれたように
お互いが気を付けあうような流れができていくのがいいですよね。
とにかくそれだけが救いですね。
今回はとにかく学校側の配慮不足(生徒の立場に立ってない、頭が堅い)
が一番の原因・・という考えが大きいのですが、今後は学校側も生徒達も、
そして保護者も、それぞれが気を付けるという流れになってくれれば防げる
かな・・・と。
学校側はとにかくどのような状況になるかきちんと予測を立てる。
生徒の立場になって考える。
生徒達は指示された通りにやみくもに行動するのではなく、自分の体調
管理に常に気を配る。(こんな状況でやってらんねーよ、の反抗もありだと思う)
そして保護者は「無理せずマメに自分の身体を気遣いなさい」と、我が子にひと声
かけてあげる。
こうすればきっと大事になる前に回避できるような気がして。
これはしのみぃ娘ちゃんの通っている学校に限った事ではないかもしれない
ですけどね・・・。
はいっ、おっしゃる通りですよね…。
伝統は二の次だと思います。
何の為の伝統かなって、そう思ったのでした。
そうなんですね。
それから塩分も必要になるので、水や麦茶といった飲み物よりも
スポーツドリンクのようなものを用意して飲むのがいいんですよね。
搬送された生徒さんのなかには、前日の寝不足や当時の昼食未摂取者が
やはりいたそうです。
娘から聞いた話では、係りの仕事などで忙しくて食べられなかった生徒さんや
知り合いのおかあさんから聞いた、文化祭というお祭り的な雰囲気で
盛り上がって(舞い上がって)昼食抜きで盛り上がってしまっていた生徒さんが
いたようです。
いくつかの要因が重なって、救急搬送されてしまった可能性もありそうです。
説明会では搬送された生徒さんについてだけの説明にとどまっていました。
ですが、おっしゃるように搬送されるほどではなくとも具合の悪くなった生徒さんは
いたかもしれませんし。
ちなみに、緊急搬送された生徒さんは1日目が7人、2日目が27人でした。
『伝統』という言葉に縛られてしまっている部分もあるのでは…と推測されます。
校長先生はこの春から着任されたこともありますので、そういった部分も多少は
影響でたのかなぁなんてことも考えたりです。
今日、違う高校に通う生徒さんのお母さん(美容師さん)と立ち話をしたのですが
「うちに来ているお客さんが言ってたんだけれど
『今回…たまたまこういった結果になってしまったから、学校側も叩かれるんだと思うんだよね。
何事もなければさぁ、言われないじゃない。
それにこれくらいの暑さ、運動部の子はしょっちゅうじゃない。
結局は生徒一人一人の自己管理なんだと思うよ』」
上記の事を言われました。
確かに自己管理が大切、それは理解できるんですが…運動部ならこの暑さは当たり前
倒れる方が悪いんじゃないといったようにも取れる発言には、正直「う~ん(+_+)」です。
この発言をした方の娘さんは、中学部から運動部で活躍しています。
高校で娘と同じになりましたが、クラスは違うので付き合いはありません。
私から言わせれば、運動部の生徒さんは毎日の暑さの中で疲れてはいるものの
暑さに慣れてはきていたと思うのです。
ですが、文系や部活動をしていない生徒さんや親に送迎してもらっている生徒さんも
多いので、暑さ慣れしていない…急に暑くなったことに体がびっくりしてしまった
生徒さんもいる訳ですから、全体的に見ての配慮や判断がやはり必要だと思うのですよね
そっちも驚きなのですが(;´∀`)
(福島…オイラが知る限りの地区の進学校でも文化祭=秋です)
今日、ニュースでやっていましたが(やはり熱中症で救急搬送になった福島の小学校を取り上げて)
熱中症は、水分だけではダメなんですってね。
水分をちゃんと取れる時間…所謂休息も必要なんですって。
なので、休息を取れていなかったのも救急搬送に繋がってしまったのかな?と。
水分も、水や麦茶ではなく、スポーツドリンク…水、塩分に糖分が含まれたものじゃなくては、
やはり効き目はありませんし。
校長先生の、予想の甘さ、決断の遅さも悪いかもしれませんが、
現場の先生方…特に指導に当たっていらした先生方の判断、決断の甘さが、
一番の原因なのではないでしょうか?
学校伝統を守ることも大事でしょうが、
学校は生徒を一番に考えて欲しい場所で会って欲しいと思います。
搬送された子達以外にも、それほどじゃなくても具合が悪くなった子もいるでしょうし。
早くみんな元気になるといいですね。
なんで臨機応変という言葉が先生達には足りないんだろう。
子供達には自立を促しておきながら自分らはきめられた枠内でしか
行動がとれない。
こういうのはどこの学校でもありえる事かもしれないね・・・
私も一斉お知らせメールが活用されていない事を小学校に訴えた事が
あったな。
不審者情報のお便りが次の日に配られても意味が無い、メールでリアルタイム
に伝えろ、と、苦情を言ったのよ。
そのあと一斉メールが届くようになったのは息子が卒業してからだったみたいで、
何だか未だに腑に落ちないわー。
今回の説明会のやりとりは絶対に保護者全員に知らせるべきだと思う。
切って貼って郵便物として送ればいいのに。
そうやってる学校あるよ。確実に保護者に届くから。
私が聞いた話ですが…ダンスの先生(=体育の先生)は、演舞の練習中に
具合が悪くなった生徒さんに対して
「目障りだから隅っこの方で休んでろ」
「体力がないからそんなことになるんだ」
と言ったとか。
この言葉通りのことを先生が言ったのかは、その場にいた方にしかわからないのですが
火のない場所には煙は立たないといった言葉があるくらいですので、何かしら生徒さんには
言ったのだろうなとは思っています。
校長先生は
「伝統のある演舞ですので、是非とも今後も続けていきたい」
とおっしゃっていました。
校長先生も着任1年目の早々にこの事態でご心労だとは思うのですが、大事に至らないような
開催を考えてほしいと思いますし、保護者も一緒に考えていく必要があることだと思いました。
確かに、校長は謝罪しているのかもしれません。
でも、これじゃ、今後また同じように校長の制止を無視することがあるかもしれないってことですか?
子供たちが可哀想です。