好きな5曲(傑作邦題)
- カテゴリ:音楽
- 2014/07/12 13:05:19
1、屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群れ (D・ボウイ)
アルバムの邦題ですが、『Ziggy stardust』のイメージを魅力的に彩ります。
ピンクフロイドの原子心母と並ぶ日本邦題史上に残る名タイトル。
歪んだギターの華麗なイントロ、立ち昇るボウイのオペラ風歌唱……絶品。
2、そよ風の誘惑 (オリビア・ニュートン・ジョン)
原題は『Have you never been mellow』、見事な意訳。
耳元でこんなセリフ囁かれたら確かに『そよ風の誘惑』だ。誰か囁いてくれー。
『イフ・ノット・フォー・ユー』『ジョリーン』とともに私的オリビアのベスト3。
3、夜明けのない朝 (テン・イヤーズ・アフター)
原題は『I woke up this morning』、日米の感覚の違いを示す邦題ですな。
フラレ男が嘆くだけの歌詞だけど、熱血男アルヴィン・リーには哀愁も嘆きもゼロ。
内容無視してパワフルに叫びバッキバキ弾きまくり。ヘッドバンキングしてんだろうな。
4、狂気の叫び (キッス)
ポップ感覚溢れるアメリカンロックの代表曲。楽曲がどれも素晴らしいバンドです。
原題は『Shout it out loud』。歌詞も全然狂気じゃないのが面白い。
キッスと同時期に数枚出して消えたエンジェルってバンドも大変好き。
5、長い夜 (シカゴ)
原題は『25 or 6 to 4』。確かにこのタイトルでは紹介しにくいですな。
嵐の前の如きイントロ、分厚いブラス、、盛り上がるボーカルにコーラス、
故テリー・キャスの熱血ドリアンスケールソロ……ぜひ長いバージョンで聴いてほしい。
音楽界では意訳的邦題がほぼ喪われてしまいましたね。少々残念。
歌声などの音域に関しては、AMラジオやレコード等、
アナログの方が魅力的に聴こえるケースが多々あるようです。
必ずしも記憶による美化とは限らないみたいです。
私は未だにデジタルが苦手で、CDプレイヤー以外は
古いシステムを使った音楽鑑賞が主流です。
「イメージと違ってた」です。
クリスタルキングの大都会なみのイメージがあったものですから・・・
バージョンが違うのかと思って探し回ったので・・・
最近、文章のヘタさに自分でげんなりです(~_~)
ユースケさんが羨ましい・・・
あります。
私は祖母の聴いてるラジオを聴いて育ったので、ラジオのスクリーンミュージックをよく聴いてました。
その時は、「なんてのびのあるキラキラした高音なんだろう」思っていましたが、
大人になって聴いたらそうでもなかった・・・小さい頃の記憶ってインパクトありますね。
ネスカフェの飲みたくなる曲ですね。
この手の邦題、ミッシェル・ポルナレフの曲名もなかなか優れモノです。
『愛の休日』『忘れじのグローリア』とか、
原題に浪漫派的キーワードを付与するヤツ。
こそばゆさでムズムズしそうな絶品揃いですよ。
「やさしく歌って」の原題が「Killing Me Softly」だと知ってビックリした記憶が・・・。
あのあとに 「With His Song」 が付く事を さっき知りました (^.^)