☆台風の変化
- カテゴリ:その他
- 2014/07/08 00:20:23
天気予報を聴いていると、「台風は温帯低気圧に変わりました」ということがしばしばあります。これは一見台風が治まったように感じますが、台風の強弱の変化を言っているのではありません。簡単に言うと、台風は熱帯低気圧の仲間ですがその構造が変化しただけです。
熱帯低気圧とは亜熱帯や熱帯で海から大量の水蒸気が上昇し、さらに空気が渦を巻いて出来る低気圧のことです。この規模が大きなものが台風です。
一方、温帯低気圧とは、冷たい空気と暖かい空気が混ざりあって空気が渦を巻いてできたものです。さらに、冷たい空気と暖かい空気がぶつかるので、温帯低気圧には寒冷前線と温暖前線がつながります。
まとめると、台風が温帯低気圧に変化するともとに戻ることはまずありませんが、強さは変わっていないことがあります。一方、台風が熱帯低気圧に変化するのはその規模が小さくなったという意味ですが、勢力が盛り返すこともあります。
だいぶ弱まったみたいだけど上陸後の強さが心配です
通過予定日が10日ですから
家ごと飛ばされないかと不安です。
気をつけなければいけませんね・・・。