ワンチャンス
- カテゴリ:映画
- 2014/07/01 22:14:09
今年16作目の映画館観賞。
イギリスのTV公開オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」で初回優勝し、
携帯電話ショップの店員からオペラ歌手となったポール・ポッツの実話の映画化。
ウェールズの小さな町の携帯電話ショップで働く太った冴えない容姿のポール・ポッツは、
歌うことが大好きで、オペラ歌手になりたいという夢を抱き続けていました・・・
都合のいいことだけが描かれいる感が強い子供向けの偉人伝を思わせる映画でした。
誇張や脚色の度合いはわかりませんが、ウキィペディアの略歴とはかなり差異があります。
何か大人の事情があるのかもしれないけれど、憧れのオペラ歌手ホセ・カレーラスが、
映画ではパヴァロッティになっていて、その程度の真実味なのねと思ってしまいました。
携帯電話ショップの上司が、味のあるコメディ・キャラになっていて、楽しかったです。
オペラもいいよねと思わせられた映画でしたが、肝心のオペラはかなり物足りませんでした。
オペラの訓練を受けて実際に歌っている主演の名演にポール・ポッツ本人による歌声を重ねた
自然な吹替えでしたが、さわりやさび部分だけで、じっくり聴きけるほどの歌唱シーンはありません。
せっかく足を運んだのだから、映画館の音響でもっと聴かせてくれたっていいのにと思いましたが、
もっと聴くには、コンサートやアルバム「ワン・チャンス」でということなのでしょう。
大方が「感動しました」と言うだろうと思われる映画ですが、私にはYouTubeの動画で十分でした。
YouTubeにアップされた実際の予選の歌には、心が揺さぶられるようで、涙腺が緩みました。
★★【One Chance)】2014アメリカ
鑑賞料金1100円(今年映画館に払った累計13200円/16作)
鑑賞はだいぶ前です・・・。
鑑賞はだいぶ前です・・・。
→http://www.tvgroove.com/news/article/ctg/1/nid/6841.html