Nicotto Town


おうむたんの毒舌日記とぼうぼうのぼやき


短期集中連載小説 僕の激動

かすかに、記憶が残っているそれが、また始まったのか?
何が起こるのかは、まだよく思い出せないけど、この張りつめた感覚は覚えている。
「何か変だ」
隣から眺めていた彼女もただならぬ空気を感じているようだ。

翌日、緊張感を醸し出している原因が大声で泣いた。
不快さが更に増す。
そして、僕の微かな記憶が以前にも同様なことがあったと僕に囁きかけた。また繰り返されるのだーでも何が?それ以上記憶を追うのはやめろ、と僕の心が警鐘を鳴らした。
今わかるのは、泣きわめいてる原因が、僕たちに気を回す余裕が全くないということだ。
「何だか変で、嫌な気分」
隣で彼女がつぶやいた。彼女は、こういう経験がないのだ。
「僕たちに出来ることなんてないんだよ。ただ、この状態を受け入れるしかないんだもの」
僕が言うと、彼女は不安そうにうなずいた。

(つづく)

ちょっと別のとこで書き溜めていたのが目途ついたので数回の短い連載ですがお話書いてみます

アバター
2014/06/28 20:37
なにか気になる出だしですね。
アバター
2014/06/25 20:02
 まだ出だしなのでなんともいえませんが
 つづきを読ませていただければ幸いです
アバター
2014/06/25 17:41
楽しみです(^o^)/ なにが始まるんだろ?泣いている原因ってなんだろ?



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