これで良かったんだよね…
- カテゴリ:日記
- 2014/06/24 11:06:27
去年のブログに書いたことがありますが、障がい者スポーツ大会の全国大会
というものがあります。
去年、息子が通う特別支援学校からディスク投げの選手1名と車いす競争の選手
1名の計2名が選出されて参加しました。
去年の開催場所は東京でした。
息子が校外実習に入る前の週に、今年の長崎大会への参加の打診をいただいたんです。
長崎…しかも滞在は5日間です。
9月の修学旅行が終わり、10月に入り最後の学校祭があり…その翌日が県内の大会で
11月の第1週に全国大会は行われます。
本人の旅費の負担はないようですが、家族の応援などの参加費用はたぶん自分持ち。
急な話で話を聞いている間中、色々な思いや考え…去年のことなどが思い出されて。
結局はお断りしたのでした。
去年、息子が初めててんかん発作を起こしたのがちょうど同じ時期の頃でした。
その月は胃腸炎で5日間入院していまして、退院後診察の翌日のこと。
娘は受験生。
発作で意識を失った息子が救急車で運ばれるとき、物かげで声を押し殺し
泣いていました。
娘の精神的な部分を考えたりして…でも母である私は落ち込んだりしないよう
気持を張り続けるのが大変でした。
身体が2つあったらと何度も思ったものでした。
その月は半月で2回も救急車にお世話になったので、元気になった息子を連れて
心ばかりの品を持ってご挨拶に行ったんでしたっけ。
まだ1年も経っていないのに、随分と前の出来事のように感じます。
今の私自身の状況を言いますと…
去年から続く執行部の仕事は来月末の大会を前に佳境に入っていて
その件が終わらないと自分の身体も空かないし、精神的に他のことを
ゆっくりと考える余裕もなく。
大会1日目の夜の懇親会ではAKB48のフォーチュンクッキーを踊るんですって…。
それから2日目は壇上に上がって分科会のまとめ発表をするんですって。
そのお達しがあったのが先日のこと。
あ~ぁ、どちらも苦手分野…大嫌いなことばかり^^;
気が重い…だけども、仕方ない…やるしかないんですものね。
今年は息子の実習と修学旅行と去年は入院していて参加できなかった学校祭への
元気な姿での参加を目標にしている為、県内の障スポの大会も見合わせました。
気持も既にそのように切り替えてしまった後で、全国大会の話をいただいても…。
一応本人にも確認したところ
「参加しても良いかな~」
などと、びっくり発言をしていました^^;
いや~、まさかそう言うとは思いませんでした。
でも、私は家を空ける気はなく…。
長崎という遠く離れた場所に付き添って、息子の精神面をサポートする元気や気力もなく。
そうなると、息子に毎日成長ホルモンの投与(注射)をすることの出来る人が
いないため、元気さを維持することが難しくなります。
『成長ホルモン=元気ホルモン』ですからね。
息子にはお母さんは一緒には行けないこと、お母さん以外の人から
成長ホルモンの注射を受けることになるけれど、大丈夫なのか…ということを
話してみたところ、首を横に振り振り^^;
どうも、それはダメらしいです。
その旨を先生に説明したところ、上記の話はなくなりました^^;
でも、それで良かったんだと思います。
息子が元気で、目の前の行事や目標に取り組んでいく姿を今年は見ていたいから。
そうして卒業を迎えたいと思うから…。
なんだかね…たぶん去年のバタバタで、気力と体力を随分と使ってしまった
気がするんです。
ですから、今年は余分なことや無理はしないでいきたいと思うのですよ…ね^^;
追記
一連のやり取りの後で、息子のMRIの検査結果は心配がないらしいことが
わかりましたが
手術となったら大会への参加はまず無理ですから、そういったことからも
お断りしたのでした。