予言
- カテゴリ:ニュース
- 2014/05/26 14:57:51
自分は昨年の5月26日、従軍慰安婦のブログエントリの最後の部分で
アメリカと韓国の関係について書きました。
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=470318&aid=50268418
次のニュースがありましたら注意してください。
・アメリカが韓国に最新の兵器を売ろうとしている時
・MD(ミサイル防衛システム)に関して韓国とアメリカが交渉している時
・中国と日本の係争に韓国が中国寄りに発言する場合
・韓国と日本の係争に中国が韓国寄りに発言する場合
・日韓為替スワップは不要であると韓国政府近辺が発言する時
本日の朝鮮日報日本語版記事です。
「韓国のミサイル防衛、米国の技術を適用すべき」
全文引用します。
米国の下院軍事委員会が、北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃するため韓国が独自に構築中の「韓国型ミサイル防衛(KAMD)体制」について「米国の技術を導入すべき」との見解を示した。同委員会は22日(現地時間)に本会議を通過した来年度の国防主権法案に添付された報告書の中で「韓国がKAMDのために米国の技術を得た場合、地域の安全保障や2国間協力が強化されると信じる」とした上で「どちらか一方が脅威にさらされているのであれば、全面的な相互運用が可能になるはずだ」との見方を示した。
一部では今回、米国が「韓米両国のうちどちらかが脅威にさらされた場合の相互運用」を強調したことについて「KAMDを米国のミサイル防衛(MD)体制に取り込もうとする意図がある」との見方も出ている。韓国政府は「MD体制に編入された場合、ミサイルの購入などに天文学的な予算が必要」との理由から「MD体制に加わることはない」と何度も表明してきた。「MD体制は(実際は)中国の弾道ミサイルを念頭に置いている」との指摘も出ている中、韓国がMD体制に組み込まれると中国を刺激しかねないことも、韓国にとっては負担だ。
引用終了
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/26/2014052600785.html韓国は米国MDの導入にコストが掛かるので自分の国で開発したいという立場です。
韓国が米国MDを導入して、一体運用することになるということは、
将来的に米国の朝鮮半島駐留が決まる点、そしてMDというのは西側の開発である点
これが重要です。
つまり、将来的に日本や韓国に(米国が)核兵器を配備した場合、兵力に非対称性が生まれ、
米国の仮想敵である中国にとってはキューバ危機における米国の立場になるのです。
それは中国にとって、首元につきつけられた剣の役割を果たします。
中国にとっては、韓国にそのような決断をしてほしくない、させたくないと考えます。
当然ながら中国は韓国に一定の影響力を使うでしょう。
韓国もまた、その圧力を感じるでしょう。
これは米国による旗幟を表明させる一種の踏み絵と考えます。
万一、韓国が中国の圧力に屈した場合、米国との同盟は意味をなさないでしょう。
米国はアチソン宣言以前の防衛、つまり日本からフィリピン、ASEAN諸国を結ぶ
アジア海洋を防御ラインとするでしょう。
このラインは日本からみても現在将来とも重要な拠点です。
米国から見ればこの防御ラインを守れない場合、グアムなどが脅威にさらされる訳で
今までよりも多くの軍事予算を投入する必要がでてくるでしょう。
韓国の地政学上の地位は、防共と中国につきつける剣の役割であります。
しかし戦略兵器の変容によりその役割は徐々に失われつつあります。