マレーシア2
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2014/05/18 21:20:33
3日目はラフティングをしました。
中級以上のコース(ラフティング経験者のみOK)を選びましたが、早朝車がやってきて、宿から駅まで2時間走ります。
ボルネオ島ってほとんど鉄道がなくて、そこもラフティングのためだけに走っているような列車なのです。
インドみたいにドアがない列車で、私は椅子もなくどう見ても貨車の床に座って外を見ていました。
そこから2時間近く走ってようやくラフティング地点に到達。
高床式の、現地でよくあるタイプの家がオフィスになっているのでそこで水着になり、救命胴着などを付けて川に行進。
ラフティングと昼食と写真の注文など、現地にいたのは4時間くらい、ラフティング自体は2時間と言ったところでした。
往復は8時間近いから本当にバカみたいだけど、それだけのことはあるそれなりにすごいラフティングが楽しめました。
ただ、私はネパールのラフティングが最初だったからかもしれないけど、激流で『漕げ!』と指示されるのには違和感がある。
今はどこもスリル優先で、舟を操作するってことはしないのかな。
ネパールでは水に入る前に順漕ぎと逆漕ぎのやり方や、号令の意味をみっちり教わったけれど、オーストラリアでも日本でも逆漕ぎとか全然教わらない。
ただやみくもに突っ込んで行って、派手に落ちる。
そんな感じでした。
面白いことはおもしろいけど。
私の前に座っていた外人が100キロはありそうな巨漢だったんだけど、そいつにふっとばされて水没した時は、茶色い水をたらふく飲みました。
流れが急すぎて「たどりつけたら岸に泳いで」というのは無理だと判断し、上を向いて流れに身体を任せ、ボートに救出されるのを待っていました。
彼がひっくり返った時には下敷きになって、どうやっても出られずに溺れそうになったし…。
帰りの車ではぐっすり眠りました。
翌日は移動日。
キナバル山の山小屋は全部1社のリゾートが経営していて、山に登るにはガイド付きツアーをアレンジしないといけないことになっているから、この日のホテルがこの旅で一番良いものになりました。
単にシャワー付きのダブルの部屋なんだけど、それ以外の日はゲストハウスの2段ベッドに泊まっていたので。
さすがボルネオ島、自然破壊が進んでいるって話だけど、2時間半移動している間に緑が途切れなかった。
畑や、焼き畑みたいな跡もそれなりにあったけれど、荒涼とした荒れ地が見えないのって、外国では滅多にないことなので。
いやあ、本当に下敷きになったときには水がざばざば入ってくるし、溺れるかと思いました。
隣の男性はボルネオ島の冒険ものの記事を書く記者で、そこのブログに落ちそうになった私の動画がアップされています。
ま、外国のことだからいいんですけど・・・