好きな5枚(いわゆる前衛)
- カテゴリ:音楽
- 2014/05/01 07:36:05
こういうマイノリティな音楽を書いていいのかな……。
でもいいや、好きなんだもの。
1、ラスト・デイト (阿部薫)
晩年の阿部のプレイに透徹した境地を感じるのです。
本人は全然そんな状態ではなかったようなのですが。
この中のハーモニカソロは、自分の葬式でかけてほしいくらい好き。
2、クレイ (山下洋輔トリオ)
森山在籍時のこのライブが一番好きです。ミナのセカンドテーマを愛聴。
小山彰太に代わってから何度か聴きに行きましたが、
武田和命の存在感と音に衝撃を受けたのを思い出します。
3、ダート・ドラッグ (デレク・ベイリー+ジェイミー・ミューア)
クリムゾン経由でMICを聴き始めたあたりがヨーロッパフリーとの出会い。
ジェイミーミューアはドラマーには評判の悪いスタイルですが、
冷めた視線を全方位にあてながら同じ温度で浸食していくような音世界が好み。
4、ロスト・アラーフ (ロスト・アラーフ)
灰野敬二は69年からこういう位置にいるのです。ピアノ・ドラムと前衛ヴォイス。
ミーハーではありませんが、この人の活動はいつもフォローしてます。
まさに音楽家と呼ぶしかない。彼より音楽を好きになることが遠い遠い目標。
5、ライブ (イレーネ・シュヴァイツァー+マニ・ノイマイアー)
イレーネはヨーロッパフリーの一種ゴッドマザー的ピアニスト。
グルグルのマニとのデュオです。録音は悪いが、とにかく音がはじけ飛ぶ。
ミルフォードみたいに精神世界に没入しない純粋音楽的フリーデュオ。
お早うございます。
昔の映像がユーチューブ等に数点ありますが、
あれだと彼のハードな側面ばかり伝わってしまい、今ひとつかと……。
私は彼のリリカルな側面も好みなので、『LAST DATE』以外では、
騒(ガヤ)というお店での実況録音テープをCDに落としたDIWレーベルの一枚、
『SOLO LIVE AT GAYA vol.4』 の中のチムチムチェリーが好きです。
トレーンと聴き比べるのも面白いです。
私は実は聴いたことがなくて...
聴いてみたいミュージシャンの一人です
こんにちは。阿部のパルティータをLPでお持ちとは……年期が入ってらっしゃいますね。
ドルフィーは小さなジャズ喫茶のママがよくかけていて、聴くと今でもあの店を思い出します。
フィルモアはキースのキーボードが好きです。
エヴァ・キャシディは不勉強で知りませんでした。探してみます。
ポピュラーでは、なぜか映画での女性歌唱が結構好きです(映像があるからかも)。
『嘆きの天使』でのディートリッヒ、『キャバレー』のミネリ、帰らざる河……。
ぼくの5枚は、
1 ドルフィーのアウトトゥランチ 2 マイルスのフィルモア イースト(ブラックビューティー) 3 コルトレーンのトランジション 4 ドルフィーとリトルのファイブスポット と 前衛ではない歌手のエバ・キャシディーの「Live At Blues Alley」
特に、枯葉はナッキンコールを Fields of Gold はスティングを越えていますね。