武器屋トルネコの冒険 19年ぶりの感想
- カテゴリ:ゲーム
- 2009/08/25 22:09:26
ファミコン版ドラクエⅣが出たのは1990年2月11日(祝)だから、
初めてプレイしてから19年半。
ただいま19年ぶりにDS版をプレイ中です。
大人になると、ゲームに対して大人なりの感想持つのは当然なんだけど、
このトルネコ編はいろいろと面白い発見というか、なにも考えずに金集めやってた子供の頃とかなり違った感覚を持ちました。それをだらだらと書き留めておきます。
読む人がいるかどうかわかりませんが。
【後払いの理不尽さ】
エンドールのイベント。
「はがねのつるぎ6本、てつのよろい6個を用意しろ。金は後払いだ。」
ありえない入金条件ですw
一般的に、官公庁は金払いがいいものかと。
何割か前金よこせって。商人はキャッシュがなくて行き詰まるでしょ。まあ、そのぶん報酬は破格だったけど。
【国王に気に入られないと武器屋の営業許可を得られない】
開業イベント。「おうじのてがみ」を王女に届けて仲をとりもつやつです。
これは理不尽だなあ。規制緩和しろよ。などと最初は思いました。
ただ、この世界の武器屋って国力を左右する重要な存在であって、今で言うと伝統ある重工業か、歴史ある財閥系商社のような存在でしょうか。
経済産業省や国防省にあたる人か政治家といろんな意味で仲良くやらないと開業は不可能でしょう。異国出身(それも敵国の近く)の商人が簡単に兵器売買できるわけないです。
そう考えると開業のハードルが高いのも妙に納得してしまいました。
開業するには、やっぱり国家元首クラスに気に入られるくらいでないと無理でしょう。
【開業資金の35000ゴールドは理不尽か?】
エンドールでの商店譲り受けと開店まで。
「なんで35000ゴールドもいるんだよ?家なんて借り物でいいだろ。」と思った人も多いのでは?
でも私はこういう「破格」の開業資金が要る設定が妥当だなと思いました。35000ゴールドは家代ではなく資本金と解釈しました。許認可業種にありがちな営業保証金との解釈もできるでしょう。
日本では1円起業なんて制度までできて、だれでも気軽に起業できるような雰囲気があるけど、
会社ってのはある程度の資本金がないと信用が得られなくて商売をはじめることすらできないのが現実です。1円起業の成功例はいまだに聞かないし。
苦労して資本金をしっかり払い込んではじめて信用される、商売がはじめられるというのは当然と思いました。
うーん、書いてみるとやっぱり野暮な大人だなあ。読んでくれる人いるのか?
ただ、このトルネコ編は子供の頃とほんとに違う感覚で、奇妙な新鮮さがあったんですよ。
大人だからできる解釈だよね~って思いまふ☆
そしてネネさんは、トルネコ以上の商売人だということですね(笑)
あんな奥様になりたいなぁ~w
普通に買ってきたものを任せたらさらに高く売ってくれるってw
気持ちよく夫を送り出し、留守の間いえを守る、すてきな妻でありたいと願ったりするのです❤
5章で奮闘中です。
死の商人トルネコを題材にした
「本当は恐ろしいドラゴンクエストⅣ」
近日公開かも。
ゲームの中の世界を現実世界に当てはめて考えると面白いよね~(゚▽゚*)♪
ジェクトさんらしい見解が興味深かったです(笑)
後で考えると 理不尽な設定 って けっこうあるものですよww
何故かあの体系 風貌 憎めないを通りこし
人の良さそうなトルネコさん 本当に商売は大丈夫?と心配すらしてしまいそうなw
順調に進まれてるご様子^^
世の中厳しさをも 教えてるんだ^^;
凄いぞ トルネコ!!
はやっ
深く理解いただけたようでなによりですw