ウォルト・ディズニーの約束
- カテゴリ:映画
- 2014/04/13 00:02:46
今年12作目の映画館観賞。
ディズニーの「メリー・ポピンズ」映画化の顛末を描いた伝記コメディ・ドラマ映画。
1961年、老いてロンドンに一人暮らす児童書「メリー・ポピンズ」の著者パメラ・L・トラヴァースは、
財政難から、彼女が長年拒否し続けてきた映画化についてウォルト・ディズニーと話し合うため、
ロサンゼルスに向かうことにしぶしぶ同意します・・・。
怒りあり笑いあり涙ありで観応えのある映画でした。
トラヴァースのオーストラリアでの幼少期の回想を交えながら映画化の交渉が進んで行きます。
エマ・トンプソンが演じたトラヴァースの攻撃的で自己中心的な偏屈クソババアっぷりの凄まじさに、
本気でムカツイて、こんなババアはとっとと放り出せばよかったのにと考えながら観ていましたが、
最後は、バンクス氏もトラヴァースも救われて、ほんとうによかったと思いました。
コリン・ファレルが演じたトラヴァースのアルコール依存症の父も、見事な最低のダメ男っぷりで、
いたいけな少女だったトダヴァーズに与えた深いトラウマを思うと、殺意が芽生えそうです。
トラヴァーズの記憶の中の”メリー・ポピンズ”のモデルがとても好きでした。
映画の中でウォルト・ディズニーが控え目に偉人化されているとはいえ、この邦題はありえません。
まさかと思うけれど、「メリー・ポピンズ」の原作を知らないだろうとこの邦題?
★★★★【Saving Mr. Banks)】2013アメリカ・イギリス・オーストラリア
観賞料金1000円(今年映画館に払った累計10000円/12作)
もちろん、メリー・ポピンズは読みましたし、
ミュージカル映画も見ました。