詩「雨と階段と扉」
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/04/03 11:19:27
雨の音を聴いて。
雨の降る中、空を見上げた。
黒い空、時間は深夜。
このまま朝までいれば。
死ねるかな。
寒くなった。
非常階段を上り、10階まで行く。
飛び降りれば死ねるな。
それよりも雲の隙間から
星が見えるな。
もう一日だけ生きてみよう
19歳の夜。
ボクの自殺未遂は終わる。
あの時、星が見えなかったら
飛び降りていたかもしれない
それはどんな偶然なのか
それとも必然なのか
わからない。
しかし、明日への扉は
夜空の星が連れてきてくれた
雲の隙間から見た夜空は
満月でした。
もう一日生きてみよう。
ボクはそう思った。
あれから17年生きた。
今でも「死にたい」と思う
こともある。
それでも・・・また
ボクはきっと
大いなる力に
守られている。
私たちは大いなる力に
守られている。
あなたもきっと。
見えない力に守られている。
あい
リルルさんの言葉も心に沁みる言葉だと思ったけど、
下のましろさんのコメントにギュッと心を掴まれました。
こうして素敵な言葉の応酬を見てると
「生きてて良かった」って小さな喜びを感じますね。
素敵な詩だね。詩にすると新しい命が芽生えたみたいだ。
リルルさんも詩人になるような気がする^^
いっぱい書いてね。