ホントにひどい話なので、
- カテゴリ:学校
- 2009/08/24 00:02:16
学校カテゴリで夏休みの思い出。。。。
あんまりいい思い出は無いな。
こればっかりは、本当に、時代が悪いと思う。
第二次世界大戦に向かう軍国主義から、敗戦後のしばらくというのは、日本の、一番ひどい時代だと、考えるしかない。
僕が小学校の頃は、昭和50年代なのですが、40〜50年代というのは、後に、アニメで「スポーツ根性」などと呼ばれるように、とにかく過酷な訓練をすれば良いというような感覚の人が多かった。
林間学校のような合宿でも、軍隊式でした。
朝から、点呼で番号を叫んで、ラッパの音とともに、国旗、校旗を掲揚するし。
号令で、「右向け右」とか、行軍練習のようなことをするし。
僕の小中学校の頃は、軍事修練みたいな記憶になってしまいます。
特にひどかった記憶は、小学校中学年の時の、水泳の特練でした。
水泳が苦手だった僕は、夏休みに呼び出されて水泳の練習でした。
これが、必死に泳いで、息継ぎがうまくいかなくて立ち上がるという、ちょうどその場所を見計らって、頭を押さえつけられるというものでした。
何一つ教えてはくれない。
ただ、溺れそうになるだけ。
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僕が、いちおう、曲がり也にも大人と呼ばれる年齢になって、いろいろ本を読んでみて思ったのは、日本の歴史です。
どうしても、僕の経験は、「そういう時代だった」としか思えないのです。
明治維新後に、西洋風の軍隊を作った後、日露戦争で勝利する。
軍隊を強化するのは、当時、ヨーロッパ、アメリカ、ロシアから攻め込まれたら、日本は滅びると恐怖していたから、しょうがない様な気がします。
そして、実際に、ロシアは圧力をかけてきていたわけで、良いも悪いもなく、戦争になった。
でも、その後が良くないわけです。
軍事力で、西洋の各国と並び立つ地位になったと、軍部が思い上がってしまった。
それで、軍事力の強化や、政治への介入が強まっていったわけですね。
何事も、偏ってゆくと、形骸無実になってしまうものですね。
本気で国を守りたいと思っている軍隊は、まだましなのですが、思い上がった軍隊は、形ばかりで中身が無い。
だから、厳しい訓練も、苦しいばかりで意味が無い。
ちょうど、戦時下で育った子供が、戦後に大人として社会に出ると、軍国主義の形ばかりの中で育ったから、他のことを知らない。
軍のことも、表面の形ばかりで中身が無い。
何も知らないニンゲンが、昭和30〜40年代に大人になっている。
そして、そんな空っぽの世代が教師になっている所へ、僕が子供として学校へ通っていたんですね。
そういう時代だったわけです。
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今は、運動中に水を飲むのは、当り前のことですね。
上手に水分補給を行うことは、良いことです。
でも、僕の子供の頃は、体育などの途中で水を飲んではいけなかった。
ちょうど、僕が、高校のあたりで、水を飲んだほうが良いことに変わった。
ちょっと話がそれるようですが、一つだけ書き足しておきます。
新米の相撲取りが死亡する事件が、以前、ありましたね。
そんな時代錯誤なことが、いまだに起こるのかと思いました。
まだ、そんな歪んだ名残が残っているんですね。
その頃に比べると、今の環境で育ってきた学生さん方は恵まれてるのか・・そうでも無いのか・・。
今は今で・・・何か変な感じに問題 山積みな感じ・・。