ドラマ【相棒12】
- カテゴリ:テレビ
- 2014/03/13 15:29:41
【感想】なかなか構成に凝った回でした。休暇中と思わせつつ、実は捜査のため、目的の人物と接触する特命係の2人。その後を追うように、捜査を進めていく伊丹たち。伊丹がさんざん頭を抱えてひねり出した推理に、右京たちは簡単にたどりついていたのは、笑えましたねぇ。最初は、偶然伊丹たちが捜査している事件の関係者に、2人が接触したのかと思いましたが、さすがにそんな偶然はないですよねw 事件そのものはそんなに複雑な内容ではなく、人生に絶望し、自殺を図ろうとする男と、彼を愛している人妻の、心の機微を描いたような、ミステリーというより、短編恋愛小説のような趣がありました。しかし、あれでいいんですかね。私が雪美の立場なら、ダメ夫の説得に応じて、結婚生活をやりなおしてしまうかもしれないな。だって事情はどうあれ、好きな人は殺人犯なわけですから。襲ってきたのは被害者の方からでしたが、それを証明するようなものはなく、衝動的な殺人とはいえ、結構な年数食らいそうです。刑務所から出てくる頃には、2人とも爺さん婆さんになっちゃってるかもしれないですよ。そしてその間、雪美はどうやって生計を立てるつもりなんでしょう。夫に浮気癖があったとはいえ、自分も浮気しているので、離婚の慰謝料はあまりふんだくれないと思いますし、雪美が自分で生計を立てて行けるほどの職に就いていれば話はまた変わってきますが、そうでなければたちまち路頭に迷うわけですよね。うーん、ロマンチックではあるけど現実的じゃない結末だなw あと、とっくに犯人を連れ帰っているのに、鄙びた駅にやっと着いた伊丹たちはどうするんだw 完全に道化役でしたよねw そして、その駅にいた風変わりな駅長w あれ、女性ですよね…。誰彼構わず干しイモを勧めてた。帽子だけはちゃんとかぶってたけど、他は普段着みたいな感じでしたよね。田舎の無人駅って、駅員がいなくて、よくああいった一般市民が管理してたりすることはあります。無人でもキップは売らないといけないので、自動販売機もあるけど、販売員もいたりするんですよね。そういう人が駅の管理も任されていたのかもしれないですね。年齢的にもとっくに定年を向かえている感じでしたし。こういう、どうでもいいところに遊び心があるのは、面白いですよね。なんというか、いつものガツガツした感じではなく、古きよき日本映画のような、洒脱という言葉が似合う大人向けのストーリーでしたねぇ。
こういう謎は大したことはないけれど、シチュエーションが凝ってる話の方が、
印象に残ったりするんですよねぇ。
伊丹、近くに宿はないか?とか話してませんでしたっけw
うちの近くのJRの駅は無人ではないですが、その1つ先の駅が無人です。
自動改札が当たり前の時代になってしまった今、
改札に駅員がいないのは珍しいことではないですが、昔は変な感じでしたね~。
あの女性駅員は何故誰彼構わず干しイモを勧めていたんでしょうねw
次回は8時からかな? 気をつけましょう。
いつもの、ガツガツした感じはなくて、何処かちょっと、のんびりしたような。
伊丹が駅にたどり着いた場面、電車はないし、あの後、駅で泊まるの(・・?
まさか~ってね。
田舎の無人駅、駅員はいませんよ。
そう言う所も、この話には、合ってました。
干しイモ、何処でも売っている産物ってのも、おかしいです。
らしいと言えば、らしい感じでした。
たまには、こう言う話、挟んでくれると嬉しいです。
次回が、二時間物の、殺伐とした話だから、あえて挟んだのかしら。