ショートコント 昭和の待ち合わせ
- カテゴリ:日記
- 2014/03/09 19:41:01
”愛しの君へ・・・。
伝えたい事があるので今日の放課後3時に、桜の下で待っています。”
彼から手紙を貰い、いそいそと出掛けた桜の下。 愛猫のグレースと健気に待つ少女ビッケである。
しかし誰も来ない。 暫く待ってもなかなか来ない。 30分待って40分待って、やがて50分経過。
「あれ? どうして来ないのかしら? 時間には正確な人なのに、珍しく遅れて来るのかな? まっ、良いや^^」と暢気に待つ。
∞∞∞∞∞∞∞1時間経過∞∞∞∞∞∞∞∞
日頃から天然ボケの飼い主に、何んだか嫌な予感がして恐る恐る尋ねてみた愛猫。
グレース:「あのさ~、ビッケ。 ひょっとして時間を間違えてるんじゃない? 何時って言ってたの?」
ビッケ:「ん~っ! 4時だよ^^」
グレース:「えっ!? 違うよ、3時って書いてなかった?(@_@)」
ビッケ:「え~、3時? そうだっけ?」 どれどれ、と手紙を読み返してみる。
ビッケ:「・・・・・・・・・・・・・・・・・あっ!(-_-;)」
また、恋が終わった。その時、遠くの空でカラスが鳴いた。 カァカァ。
※時々、リアで時間を間違えます。(^^;)
時間の指示(4時)を間違え、恋が終わった大惨事(3時)のビッケちゃんでした。
ザバッ・・・・
「プハーッ、水飲んじゃったよ・・・・あ、来てくれたんだねー。待ちくたびれて居眠りしたら堀に落ちちゃたんだよー。猫の声で気が付いた・・・ちょ、ちょっと引き上げて・・・・。」
桜の木の見事な演出???(笑)。
ビッケちゃん最高♪