みんなのうた
- カテゴリ:日記
- 2014/02/19 20:23:07
今日は術前検査を受けるため、手術を受ける病院に行った。
検査や手術のことは後述するとして。
会計を待っている間、ロビーでぼんやりテレビを見ていた。
みんなの歌が始まった。
題名は 『わたしとチョコ』 だったか、あるいは 『チョコとわたし』
題名は正しく覚えていないのだが、それは
「なんだろう、バレンタインの時期だからそういう歌?」
という程度の興味のなさで見ていたからであった。
歌が始めると、バックに流れるアニメと歌詞から
主人公が犬を飼う話だと分かった。
チョコというのは犬の名前であった。
ここで、ものすごく嫌な予感はした。
すぐ席を離れるべきであった。
1番の歌詞では、まだ少女の主人公が親にねだって仔犬を飼ってもらうという歌詞。
2番の歌詞では、成長した少女と、成犬になった犬が出てきた。
ああ、もうぜったい、これは……。
大きな古時計のようなパターンで、最後の歌詞では犬は死んじゃうんじゃあ……。
予感的中。
3番の歌詞では、冒頭から犬が死んだところで始まった~!!!
あわわわわ。
もうダメ。
私、一気に亡き愛犬が頭の中を駆け巡りはじめ、涙が一気にどどーっと流れてきた。
病院のロビーで涙をだだだ-と流すワタクシ。
病院でそれは、ちょっと、まずい、でも、涙は止まらない。
あああ、周りの皆さん、ごめんなさい。
まさか、飼い犬を思い出しちゃったんです、ときかれてもいないのに言い訳するわけにもいかず。
必死で止まらない涙をハンカチでおさえるワタクシを、周囲の皆さんはさぞ困ったであろう。
しばらくNHKは鬼門である。
絶対、見ちゃったら泣く。
見なくても、思い出していくらでも泣ける。
帰りの電車でも、泣いていた私であった。
それは辛いよね。
わんちゃん、ねこちゃんほしいけど、それはそうだよね。
未経験だからまだよくわからないけどね。
子どもの頃飼っていたワンちゃんニッパー、死んだ時はすでに東京で生活していたし、そんなショックはなかった。
だけど思い出すともっとかわいがってあげればよかったととても後悔しているわ。
でも、その子にとっては、見取ってもらえてしあわせだったと思うよ。
そんなに愛してくれた飼い主に先立たれたら、その子、もっとかわいそう。
最期まで愛してもらえて、その子はきっとしあわせだったんだよ。
……というふうに考えてみるのはいかがでしょう?
人間より、寿命が短いからね……ペットは……。
私も絶対に、ペットロスになりそうだから、今から覚悟はしています。
もっとも、前の猫がいなくなったときにも
犬がいなくなったときにも、
なんとか乗り越えてきた……というか、新しい子をお迎えして
寂しさを紛らわせてきた……かな。