「BUDDHA2」を観る
- カテゴリ:映画
- 2014/02/15 20:51:51
「手塚治虫の」となっており原作ファンとしては観ねばなるまい。と思ってたのに油断したら最寄映画館で朝と夕方2回の上映になっていたので慌てて観てきました。
今回はシッダルタが悟りを開くまで
重要エピソード アッサジとの出会いと死別、巨人ヤタラとルリ王子(←泣ける)とポイントは抑えてました。
アッサジがマガダ王の前で毒蛇の飛びかかるルートを予測して兵士を立たせて毒蛇を殺す。というシーンは迫力あってよかったです。
原作では兵士の構えた剣に毒蛇が当たってすっぱり切れたのですが、映画では槍にぐっさり刺さって蛇の血が飛び散りました。
ただし、アッサジがオオカミに食べられて食べられるシーンはショッキングな場面のせいか原作に比べて抑えられていたような気がします。
もうちょっと頑張ってほしかったのが「おっかさん」を失ったヤタラが嵐の中嘆き狂うシーン。
原作はものすごい巨匠の力量を感じます。
どうせ映画で動画なのだからもっと頑張ってほしかった。
総合して40点。
点数に甘い私が何故こんな点を付けるのかというと、もう一つどうしようもない理由があります。
シッダルタの死んだ母マーヤがやたらと語る。このあたり削減すればもっとストーリーを広げられたような気がします。
原作では美しい王妃として描かれてますが、最初に死んで、過去の人として生者に語られるのみです。それが映画ではマーヤが語るわ導くわ。
何故こんな展開なのかというと理由は声が「吉永小百合」だからだとしか思えない。
キャスト紹介でも一番目に名前が載ってるし。
吉永小百合はねえ。サユリストの方には申し訳ないですが、確かに一世を風靡した女優ですが、どこで何の役をやっても「吉永小百合」なんですよ。しかも今回は特別扱い。
ノ ̄□ ̄)ノ ~┻━┻ドガシャーン!!
というわけで大減点 こんなので三部作であともう一回、大丈夫なのかな。
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- かいじん
- 2014/02/18 22:15
- ガチ感想w
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- スイーツマン
- 2014/02/15 21:14
- 厳しい
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