スーパー7が欲しい
- カテゴリ:日記
- 2014/02/14 21:58:04
以前、私の妻ひまわりさんが愛したクルマのお話を書きました。
今度は私が欲しいクルマのお話をいたしましょう。
その名はケイタハム スーパー7!(英国)であります。
元々は英国のスポーツカーメーカーの、ロータスが生産をしておりました。
それを英国のバックヤードビルダーであるケイタハム社に委託生産しておりました。
ところがケイタハム社がロータスの創始者であるコーリン・チャップマン氏に無断でDOHCエンジンを搭載したため、チャップマンの逆鱗に触れ、ロータスのエンブレムをはく奪されてしまったのです。
という訳で、それまでのロータス7という車名から、ケイタハムスーパー7という名前になってしまったのです。
その他にも、ドンカーブートやバーキンなど、同じ形の車を生産しましたが、やはりホンモノはケイタハムという事になるでしょう。
私の憧れのライトウェイトスポーツカーなのであります。
エクステリアは、まるでフォーミュラーカーを公道仕様にしたような形。
フォーミュラーはタイヤなどはむき出しなのですが、このクルマは車検を通すための申し訳程度のフェンダーが付いています。
ライトもむき出しで、すぐにでも取り外しが出来そうな感じ。
もちろんフルオープンで、何と乗り降りのためのドアすら付いておりません。
乗り降りは座席の横をまたいで行います。
スペアタイヤは車の後部にむき出し。
ま、簡単に言えば古いルパンが乗っていた、モーガンを更に簡素化したようなクルマであります。
空調もステレオも、ラジオすら付いていないこのクルマは、ただひたすらドライバーに走る楽しみを与えるためだけに存在するのです。
何てステキなクルマなのでしょうか。
さて、そんなスーパー7なのですが、まだひまわりさんが元気なころ、私の住む流山市のとある中古車屋さんに置いてあるのを私は発見してしまったのです。
早速ひまわりさんを誘って、行ってみました!
その車は、スーパー7のくせに何と幌付きだったのです。
幌を付いたまま乗るつもりはありませんが、付いていればカバーをしなくても済みます。
しかしこの幌・・・かっこわるいなぁ・・・。
でもクルマの方は、もうピッカピカでありました。
エンジンは最強バージョンのヴォクスホールのツインカムではなく、普通のケントユニットでした。
う~ん、私はチャップマンが認めたこのエンジンの方が好きだぁ^^
という訳で、ひまわりさんにおねだりする招き猫。
ところがひまわりさん、怪訝な顔をするのです。
何を言い出すのかと思えば・・・
「アンタさぁ、このクルマに入るのぉ?」
そか、コレ幌付きだぁ。
ドアが無いクルマに幌なんかが付いていやがる。
ひまわりさんが言うには、幌が付いたまま身体が入ったら買っていいと言う。
よーし、やったる。
英国車でありますゆえ、運転席は日本車と同じく右側。
私は左足から身体を入れ、両足が入った所で何とかシートにお尻を入れようとしましたが、左腕が入らずにお尻が浮いたまま。
そのまま救助を求め、一時退却。
今度は頭から入って、とりあえず横に全身を入れてしまう作戦。
何とか入る事は出来ましたが、シートに座ろうとすると右足が出てしまいます。
どうにか入れようとしましたが、完全にどうにもならない事が判明。
仕方なくお店の人に幌を開けて頂き、救出して頂きました。
夢破れし者・・・招き猫。
本来このクルマは、幌を閉めて乗る車ではありません。
もし、クローズで乗るのなら、幌は乗ってから下すのですよ。
幌をしたまま乗ろうとするのが、全ての過ち。
しかし、ひまわりさんには通じません。
約束は約束・・・。
渋々諦めて帰ってまいりました。
してやったりのひまわりさん。
「アンタは今の(当時所有の)マリンブルーのロードスターが似合っているよ^^」
前回自分のクルマが買えませんでしたからねぇ・・・。
仕返しされました^^
こっちもどうもです!
カッコいいでしょう?
でも、隣に女性を乗せるようには出来ていませんけどねぇ。
そそ、幌を付けるのは本当に粋ではありませんね。
前オーナーは、何ゆえ付けてしまったんだろう?
見ましたか^^
たまぁ~~に走ってるんですよね。
でも、アレが走ってたら完全に目を引きますよね。
それとエキゾーストノートも大きいので、耳にも来ます。
座席は・・・もう快適性は一切考えて作られていませんね。
コーナーリング中も左右に身体を振られない為に、両脇のガードがキツイです。
レーシングタイプの、座席と言うよりもコクピットですね。
まぁ、道具としてのクルマではありませんので、あくまでも趣味のモノですねぇ^^
不便かもしれないけど 幌を付けるのはもとのデザインを壊すような気がします。
なるほどこれはたまに見かけた気がしたかも・・・
座席とかは普通の広さなのかな?
それとも狭い?
何にせよ「走るクルマ!」そういうイメージの車ですね^^
一度乗ってみたいかもです^^