巣窟『立春』
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/02/07 19:43:05
花薫る季節はまだ遠く
雪の花が咲き誇る
それでも、もう春なのです
そう彼は言うのです
吹雪吹き荒れる北の空
温もりある風が南の端に訪れる
ほら、春が訪れた
そう彼は言うでしょう
本格的な春はまだ遠く
彼もまた遠くの場所(地)
花薫る季節になったらば
氷の花が終わるのはまだ遠く
私は故郷で一人きり
けれども春の便りが届いたら
~Continuons à ta place(仏)貴方の場所へと赴きましょう~
タイトルは詩の後ろ。
滅多にはやらないのですが、この詩にはこれが合うと思ったので。
しかしこれは、『立春』らしいのだろうか・・・・・・。
どこに春がいるんだって気になります^^
そんなに遠くなら、まだ春が来たとは言えないじゃんって思うけど
昔の人は目がいいのか、肌感覚がすぐれてるのか、彼方の春を感じてるんだね~
そんな遠くの「彼」を思う気持ちは、まさに「立春」じゃないですかw
サークルからやってきました、まあさと申します。
「彼」って表現が素敵だななぁと感じました。
優しく、でも厳しさも知っているような「彼」
ほら、じぃっと待てる強さが春を運んでくれるような気がします。
>フランス・・ 行ったことがなく、行ってみたいけれど
きっと行く機会はないなぁ~ あはは。>w<