Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


すれ違い


暗闇に
明るさが欲しくて
テレビのスイッチを入れる
テレビの声が笑う


テレビでうわさになった
お店に行ったものだった
行列を待って
辿りついたお料理


「おいしいね」と言いながら
あなと過ごした一時
もうあのお店には行かない
道順も忘れてしまった


あなたの心が離れて行ったように
私の心も離れたのかもしれない
認めたくなかったけど
いつの間にかすれ違っていた二人


そのままでいたら
いつかはこんな日が来たのだろう
たとえあなたが愛していたとしても
たとえ私が愛していてたとしても

辿りつけなかった恋
癒えない心を抱えたまま
あなたのことを思っていても
それは幻かもしれない

#日記広場:小説/詩




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