Nicotto Town


収納や本のことを書く予定


判型について

本の形態で私がど~~~~っしても許せないこと
それは出版社ごとのミリ単位の大きさの違い

本の大きさって基本決まってるよね。
新書と言ったら大体175×110mm。文庫と言ったら105×150mmぐらい。
この「大体」とか「ぐらい」とか言うのが不愉快なんだよ。

wikipediaからとってきたんだけど

講談社の漫画単行本     116×173
集英社の漫画単行本     113×177
小学館の漫画単行本     113×176
講談社と小学館じゃ縦・横それぞれ3mmも違うじゃん。

なんなの、この違い?何を意味してるの?



このイライラを最大限に高めてくれるのが、ハヤカワ文庫トールサイズ
なんと通常の文庫より縦が約7mm大きいという。

張り倒すぞ、テメエ!! なにが許せないってコイツ、
文庫のくせに文庫サイズのケースやカバーに入らないんだよ!!

お前もう文庫じゃないだろ!!!!!!!!

なんでこのサイズにしたかというと、活字を大きくして読み易くが理由らしい。
が、しかし本のサイズが同じでも、字を大きくするのは可能だろうが。

頭悪いのか、早川書房。
まあそこまで頭悪いわけじゃなくて他にも理由はあるらしい。

なんでもこの背が高い仕様は、海外のペーパーバックの雰囲気を伝えるため、であるらしい。
こっちはあんまり知られてないと思う。私もこれを知ったのはトールサイズが出たころの朝日新聞。この新聞が手元にもうないのでちょっとうろ覚えかもしれないが、大体こんな感じだった。)

うん…やっぱり頭悪いわ、早川書房。
ペーパーバックの雰囲気を伝えるって、それなら本当にペーパーバックサイズで出せばいいではないか。
それじゃ日本には大き過ぎるというなら、我が国には新書・ノベルスなどの背が高いサイズがあるではないか。
周りと比べて背が高いイメージを出したかったのかなと想像はできるけど、それなら文庫に拘らず完全オリジナルサイズで出せってんだよ。それなら諦めがつくわ。

大体海外のペーパーバックとか言いつつ、JAもトールサイズになってんじゃん。
ツッコミどころが満載過ぎる。




究極形である早川を例にあげたけど、あそこまで極端でなくても出版社によって最大5mmぐらいの違いは、いわゆる普通のサイズ内に納まってる本にもある(縦148mmと153mmとかな)。

なんかこのトールサイズの記事には「
こういう微妙な差は個性。規格統一に走った雑誌のようにならず、個性を大事にしていこう」みたいなことも書いてあった覚えがある。

いらないよ、そんな個性。
その数mmの違いからなにを感じろっていうの。

なにも感じないよ。あ、イライラは感じてます。


個性っていうのはさ、カバーデザインとか材質とかフォントとかそういうので表現しろよ。
そういう個性豊かな本が大きさだけはピシーッと揃ってる。私はそっちの方が遥かに美しいと思うよ。


結論。
大きさを揃えるならミリ単位でキッチリと揃える!!
個性を出したいなら既存の規格に囚われず、
完全にオリジナルの大きさで行け!!



ちょいと暴走気味の記事になってしまった。でもマイ本棚を作者毎の並びにしてからずーっと溜めこんでた愚痴なので仕方ない。

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2014/01/24 08:51
完全同意です!これはモヤモヤします。
大きさだけでなく、一巻だけ色のちがう単行本とか(笑)。
規格が違って、割高設定されてたりすると、もう……。




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