阿修羅王は美少女か?
- カテゴリ:小説/詩
- 2014/01/20 22:07:52
SFかな?
光瀬龍先生の、" 百億の昼と千億の夜 "
萩尾望都先生の漫画を先に読んでて、興味津々読みました。
量子物理学の細々とした物の名前があちらこちらに出てきて、
知らないとなんのことやらですが、
こーゆートコで興味を持って、宇宙や量子物理学に興味を持って、
飛び込んでいくのも面白いかも知れません。
登場人物達は、
宗教関係や歴史で出てくるお名前のご本人達が、
時代と時間と空間を超えて、隠遁、逃亡、時に激しく戦って、
人間と宇宙の歴史を変えようとして行きます。
歴史上の悪役達が、より人間寄りの立場で、
宇宙と人間達の滅びを食い止めようとします。
が、力足りず、判断を誤って、滅びの道へ進んで行く…
滅びから輪廻のなかへ戻って行き、次こそは、と
より高次の視点から、滅びの道へ導く者たちと戦う
準備を始めるところで物語は終わっています。
場面場面の描写は、史実だとか、背景にある技術だとかの
つながりが判ってないと、想像が難しいところがあるので、
他の作者のSFに比べると地味~な印象が多いかも知れません。
でもー光瀬先生の多くの作品中にあっては、
まだ派手なアクションシーンがある作品なんじゃないかと(笑)
ディズニー辺りが実写映画化してくれないかなぁ~
あ、イエスが悪役してるからキリスト教圏ではムリか…
じゃ、きっと阿修羅王のファンも居るよね、
インドで映画化を希望~
たぶん友達のお家の本部屋の中。
漫画のほーもあるので、何度か読み返しています。
美少女…って、単語自体は出て無かった気がします。
そもそも美少女って言葉は昔からあった言葉なの?
阿修羅像は見ていて、少年っぽいけれど、
美少女に見える?
阿修羅王って、原作も美少女なの?
私どーしても、あの話、
帝釈天が阿修羅王に
「殺すに忍びん」と言って、
阿修羅王が涙を流すシーンが焼き付いてるんだよねえ。
でもこのシーンって、
原作にはないって聞いた覚えがあるんだよなあ。
どお?