ドラマ【鍵のかかった部屋新春SP】
- カテゴリ:テレビ
- 2014/01/05 17:12:59
【感想】前回、事件中に着服したダイヤを金に変えて海外に逃亡した榎本が、しれっと帰ってきてましたねw どう考えても彼が怪しいのですが、警察も逮捕に踏み切るだけの証拠もなく、純子なんか榎本が帰ってきたことが嬉しくて、あまりそのことについては問い詰めてませんでしたね。芹沢は問い詰めてましたがw しかもその金で世界一周旅行をした挙句、自分でショップまで開き、そのショップがある専門家向けのかなりヤバい商品を取り扱っている模様。セキュリティ会社というより、アンチセキュリティ会社ですよねw しかしこの状況なら、いつ続編が始まっても不思議ではない感じです。ただドラマになるか、SPドラマのみになるか、映画化するかはわかりませんね。今回のSPの視聴率によりそうですな。しかしこのドラマは、ミステリーの中でも密室という実にミニマムな要素がテーマなので、映画のような派手な舞台は向いてないと思うんですけどね。今回出てきた密室は3つ。1つは密室活人事件。これは簡単なもので、やっぱりアパートの管理人が犯人でした。しかし簡単とはいえ、鍵や錠前にかなり詳しくないとできない犯行でしたね。そしてその1ヶ月前に行われた証券会社社長殺害事件の密室。この密室も面白かったですが、どちらかというと古典的な密室で、素人でもちょっと考えればできそうな犯行ではありました。そしてトリの密室が、今回一番トリッキーで、さすが溜めて吐き出したネタだなと思わせる凝った密室でしたね。相手は映像やトリックアートなども手がけるアーティスト。しかもこの密室には2つのトリックが惜しげもなく使われており、1つは錯視を利用したアーティストらしいトリックで、もう1つは偏光フィルターを使うという、ガリレオ顔負けのトリックでしたね。錯視の方はわかりやすかったのですが、偏光フィルターは今でもよくわからないw 光の波長にはいろんな向きがあり、フィルターの向きに合った波しか通らないということまではわかったのですが、実際このフィルターが日常生活においてどんなことに、どれだけ使われているのかの説明が欲しかったところです。またそれが入手しやすいものかどうかも知りたかったですね。今回は新春スペシャルらしくゲストも豪華でしたが、藤木、さすがに老けましたねw もうそろそろ王道の二枚目路線ではなく、別の道を開拓しないとまずい感じです。あと、芹沢は相変わらずでしたね。連ドラやってる頃にも書きましたが、このドラマオリジナルのキャラである芹沢が、本当にいいスパイスになっていると思います。榎本と純子がちょっと現実離れしたキャラであるのに対し、芹沢はすごく人間臭いんですよね。榎本が出てくるまでの20分くらい、ほぼ芹沢が主役だったよなぁw 全体的に見て、内容的にずっしり見応えがあるという感じのドラマではないですが、ミステリーとしてもドラマとしてもなかなか面白かったです。続編あるといいなぁ。
SPの再放送はお昼に唐突にやったりするので、狙って見るのは難しそうですしね…
大野の今までの役どころを考えると、榎本は本当に異色だと思います。
できれば連ドラで続編やってくれるといいのですが…
録画を、子どもが面白がってみていたので、あとでゆっくり見ようと思っていたら、いつのまにか消されてしまってショックでしたが、またスペシャルやってくれないかな~
ネタが密室だけに、ネタ切れになりそうですが、続編期待しています^^
私も大野くんはわりと好きです。