Nicotto Town



ブレア・ウィッチ・プロジェクト

自宅鑑賞メモ。

超低予算の少人数製作ホラー映画。

伝説の魔女「ブレア・ウィッチ」を題材としたドキュメンタリーを撮影していて、
アメリカのメリーランド州バーキッツヴィルのブラック・ヒルズの森で消息を絶った、
大学映画学科の3人の学生が残した映像という設定です。

2台の手持ちカメラによる8日間の荒い画像の手ブレ映像で、か~なり地味です。
魔女もクリーチャーも出てきません。
ストーリーらしいストーリーも、もちろんBGMもありません。
ちっとも怖くなかったし、たいくつだったという感想を持つ人も多そうです。
私はちょっと怖かったです…。

ホラー&映画&ドキュメンタリー好き的に、たいへん興味深い映画でしたが、
もしも、私が何も知らずに劇場公開でコレだけを観ていたら、
観ている間は3人の同行者として怖い思いをしながらも、映画が終わったときには、
「はへ???」とか意味不明なことをつぶやいて呆然としていたかもしれません。

この映画に台本はなく、3人の俳優に渡されたものは、その都度の指示が書かれた個別のメモのみ。
他の2人のメモの内容は知らされず、全て相手の反応を見ながらのアドリブ演技。
3人の俳優だけでGPSを頼りに森の中を移動し、スタッフはそのGPSを頼りに彼らを追って、
目印をつけたカゴを使って指示のメモや食料の受け渡しを行ったそうです。
そうして、”俳優が8日間に渡って撮影した映像”を、8ヶ月かけて編集したものが、この映画だそうです。

カメラと装備とメモを渡されて、それじゃあ撮影に入ってね、だったということでしょうか!?!
ラスト付近の真にせまった俳優さんたちの演技って、
もしかすると本気で精神的に参っていたのかもしれないとう気がします。

あくまで本編とセットが前提ですが、私は本編より映像特典の方がけっこうおもしろかったです。

映像特典「ブレア・ウィッチの呪い」(44分)

1年後にフィルムとビデオだけが発見されたことによって作られた
ブラック・ヒルズの森で行方不明になった3人の学生のドキュメンタリー番組という設定です。
行方不明になった3人の家族や恋人、大学の教授のインタビューと発見された映像、
ブレア・ウィッチにまつわる過去の事件や関係者のインタビューとで構成されています。
そのままディスカバリーチャンネル等の番組でも違和感なさそうです。
見ていると、どこまでフィクションなのかノンフィクションなのかがわからなくなってきます。
実際は、全てフィクションなのですが。

ようやく観たら、もう公開10周年でした(笑)

【The Blair Witch Project】1999アメリカ


アバター
2009/08/21 23:40
>神風 永莉サマ 「ノロイ」知りませんでした。邦画はうとくて。メモメモ
アバター
2009/08/21 01:57
ちゃんとみたらおもしろんだろうな~。
とは思うんですけどね?数年前に見て、途中で寝ちゃいました~^^;
今度借りてちゃんと観ようかしら。
邦画では「ノロイ」とか、同じ手法で撮られてますよね。
モキュメンタリーとかいうの?
ちょうどブレア・ウィッチ・プロジェクトのことを先週調べてたんですよ。
気が合いますね^^♡



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