2013年独断と偏見によるドラマ大賞 第4回
- カテゴリ:テレビ
- 2014/01/02 16:19:52
この賞は今年最終回を向かえたドラマの中で私が見たものの、あれこれ面白かったと思われるドラマに勝手に表彰する賞でございます。ノミネート作品は昨日のブログに列記しております。大賞の発表は一番最後で、まずはジャンル毎の賞から、次に俳優さんやスタッフなどの賞を発表していきます。総評はコメントに書いてあります。それではどうぞ~。
■ミステリードラマ賞
ガリレオ (4月期)
ツッコミ所満載だったり、同じようなネタが続いたり、ヒロイン交代があったりと、いろいろありましたが、私は結構楽しく見てました。やはり福山の当たり役だと思います。また吉高のキャラクターも私は嫌いではないです。むしろ鈍重な感じすらあった柴咲より好きなくらいです。ただやっぱり湯川は内海とくっついて欲しいですねw
■コメディー賞
あまちゃん (朝ドラ)
コメディーもいろいろありましたが、やはり一番楽しみだったのはコレでしょう。朝一番におバカな人々が好き勝手やって笑いを誘うドラマが見れるのは、本当に楽しみでした。またクドカンのコメディーが様々な年代の人に受け入れられたのも嬉しいですね。またNHKでじっくりドラマを作ってほしいものです。
■恋愛ドラマ賞
海の上の診療所 (10月期)
1回1ヒロインという珍しい恋愛ドラマで、コメディーが土台なので安心して見れました。トラブルは多々あれど、結局大したことにはなってないし、医療ドラマでもあるのにあまり深刻なシーンもありませんでした。ただ毎回いろいろ事故や重病人が倒れたりするのは、さすがに不自然だったかな~。
■ヒューマンドラマ賞
DOCTORS2 最強の名医 (7月期)
すぐるちゃんのキャラがさらにパワーアップw このドラマはすぐるちゃんの反応を見て楽しむドラマになってしまったのかと思いきや、後半は相良のクーデターで巻き返し。それまで裏でこそこそやってたけど、表面的には善人だった主人公が、いざ牙を剥いた時の怖さが見れましたね。
■ホームドラマ賞
家族ゲーム (4月期)
最初1分くらい無音だった時は、見るのやめようかと思いましたがw 見ていてよかったです。櫻井が難役を体当たりで演じ、スタッフは名作を汚さないよう作ろうとしている姿勢が見て取れ、とても好感が持てるドラマでした。ホームドラマの範疇に入りきらないくらいのパワーがあったと思います。
■時代劇・歴史ドラマ賞
信長のシェフ (1月期)
主人公は棒でしたが、とにかく脇がよく、特に彼自身もちょっと大根である及川が、時代劇をやるとこんなにハマるのかと思うくらい信長にハマッており、それだけで評価が上がったくらいです。また料理と戦国という取り合わせも面白く、よく知っているはずの戦国時代ですが、続きが気になるストーリーでした。
■深夜賞
でたらめヒーロー (4月期)
ベタベタのコメディなんだけど、心にグッとくるセリフが多く、涙を誘う展開もありました。特にダメ人間の代表である主人公が、自分がねじれたきっかけを思い出し、甥っ子や友人、ヒロインと触れ合うことで、次第にまともな人間になっていくところが見物でしたね~。佐藤隆太ってあまり好きじゃなかったけど、これで見直しました。
■ネタドラマ賞
警部補矢部謙三2 (7月期)
これをネタドラマと言ってしまっていいのかどうかわかりませんが、好きなんで賞を取らせましたw ネタドラマというより、小ネタドラマだよな…。ストーリーやプロットを楽しむドラマではなく、あちこちに仕掛けられた小ネタを見破り悦に入るのが正しい見方。マニアしか楽しめないのが残念ですが、私は楽しめました。
■特別賞
相棒eleven (1月期)
相棒がついにこんなとこに…。ガリレオと逆でもよかったんですけどね~w 正直、面白くなくなったわけではないけれど、前のような盛り上がりに欠けますね。やはり1シーズンに1度は神回がほしいところです。このシーズンは神回とまで思える回はなかったかな。やたら凝ったストーリーは多かったですが。
■主演男優賞
櫻井翔 (家族ゲーム)
2年連続ジャニーズが入賞…。いや、正直世間的にはこの賞は、堺雅人だと思いますw でもどっちも見てないからね! 見たうちでは沢村と櫻井で悩んだのですが(他もよかったけど)、ベテランの沢村より、名作のリメイクという重責を負った櫻井のリキが入った演技がすごく印象に残ったんですよねぇ。
■主演女優賞
能年玲奈 (あまちゃん)
この賞は、能年自身というより、ドラマの手柄ですね。クドカンはとにかく登場人物を魅力的に描きますからね。でも確かな演技力はある子だと思います。本当は少し年上ですが、等身大の女子高生をリアルに演じてました。今後の活躍が期待されますね~。あのCMはちょっと微妙ですけどね~w
■助演男優賞
及川光博 (信長のシェフ)
この賞は本当にすごく悩みました…。どれもいいんです! ただ、ドラマのランクを上げた人となると、この人しかいないんですよね。「信長のシェフ」は、この人がいなければ成り立たなかったと思います。彼のちょっとオーバーアクトなところが、時代劇にぴったりなんですよね。また時代劇やってくれないかな。
■助演女優賞
小泉今日子 (あまちゃん)
助演といっても、あまちゃんの第2主役みたいなもので、朝ドラの出演どころか他のドラマにもあまり出ていない小泉が、キツい朝ドラの撮影をよくOKしたなと思います。元ヤンで気が強く、それでいて家族(夫以外)をこよなく愛する女性をうまく演じてましたよね。小泉本人があんな感じなのかって思うくらい。それってやっぱりすごいことですよね。
■脚本賞
宮藤官九郎 (あまちゃん)
今回はもう間違いなくこの人でしょう。10年くらい前にブームを巻き起こしましたが、最近はイマイチ奮わなかったのに、これでまたクドカン人気が再来ですかね。中学生円山はコケましたが、謝罪の王様はヒットしてるみたいですしw 特徴的な彼の本ですが、広い年代に受け入れられる作風であることがわかり、これから需要が伸びそうですな。
■音楽賞
あまちゃん (朝ドラ)
すいません、これもあまちゃんですw 半年という他のドラマに比べ長い期間聴き続けていたというだけではなく、アイドルがドラマのテーマの1つであり、昔のヒット曲や番組のために作られたアイドルソングなど、BGMやオープニングだけではなく、様々な曲が耳を賑わせてくれました。潮騒のメモリーとか多分一生忘れられませんw
あまちゃん
やっぱりそうきたかって感じですよねぇぇぇ。でももう今回はこれしかないですよ。私半沢見てませんからねw 本当に毎朝、短いけど楽しい時間をくれたドラマでした。多分見た人ならわかると思いますが、総集編とか見てもこのドラマのよさはわからないと思うんですよ。毎回細かいネタやセリフが、それぞれのキャラを際立たせ、ドラマ自体を面白くしてるんですね。そしてその背景には、クドカンの様々な人々に対する愛があるわけですよ。前にクドカンのドラマを評した時、「キャラ1人1人の中にそれぞれクドカンが入っている」と書きました。よくドラマには心無いことを言う憎々しい他人みたいな人物が出てきますが、そういう人が一切いないんですよね。キャラを作りこんでいるから、セリフが自然に出てくる感じ。そういうクドカンドラマが私は大好きです。大賞に選ぶことができて、ほんとによかったです。
私もたまに他のドラマブログなどを参考にすることもあります。
意外と知らない情報が掲載されていたりするんですよね。
ただ私はやはりストーリーだけ見るより、
最初から本編を見ないと納得できないタチでして、
それはドラマだけでなくマンガや小説なんかでも同じですね。
それで不便なところは、話題になっているシリーズドラマを
どうしても見る気になれないところですw
信長のシェフはお勧めですよ~^^
原作が青年コミックなので、それっぽいところはありますが、
及川が好きなら必見です。ただ主人公の棒っぷりに驚くかもしれませんがw
^^
半沢もミタも、最後だけです~。
ミタは、最終回前の1回だけ、録画したかな……。
半沢は、しようとおもって、忘れてできなかったです。
ストーリーは、ネットで調べるとかいつまんで載せてる人がいるので。
まぁ、展開はわかります。
細かいとこは、もちろんぜんぜんわかんないですけどね。^^
私は、周囲がさわぎだすと興味がわくひとなので。
そんな、かんじです。
miumiuさんの今回のブログを拝読して、信長のシェフがみたくなってます。
再放送とかあったら、観ます!^^
ありがとうございました!!
オリジナルミニドラマが番組内で見られたのはファンとしては嬉しいし、
能年、橋本愛、小泉、薬師丸のリレーによる潮騒のメモリーが聞けたのは
大層収穫ではありましたが…オープニングからあまちゃんの曲でしたからねw
その、半沢やミタは、それまで録画で見ていて、最後だけリアルタイム視聴なのでしょうか?
もしそれまで見てなかったら、ストーリーとか全然わからないですよね^^;
私はドラマ好きですが、最初から見ないと気がすまないタチなので、
半沢はほとんど見てないんですよね。家族が見てたんでチラ見くらいはしましたが…
お疲れさまでした!
^^
なるほど~!!
うんうん!!!
やっぱりあまちゃんですか~。
(๑◕‿◕๑)
ミイシャは、ちょうど出勤前の時間帯なので、ほとんど見てないですけど。
(ストーリーは、ネットとかで調べて、だいたい把握しました)
大晦日の紅白の盛り上がりをみて、鳥肌がたちました。
んで、余談ですけど。
リアルタイムでドラマをみることは、99%ない私ですが。
昨年、1回だけ、録画せずにみたドラマがありました。
半沢の最終回です。
さらに、余談ですが、それ以前に、リアルタイムでみたドラマは。
家政婦のミタの最終回でした。
私のようなモノでもみるようになると、視聴率はあがるのかもしれないです。
(´・ω・`)
いつも、miumiuさんのブログ、楽しみにしてます。
今年もよろしくおねがいいたします!!!!
今年はドラマの当たり年でした。一番当たったのが半沢直樹。家政婦のミタが最終回で40%取った時、もうこれ以上取れるドラマはしばらく出てこないだろうと思ったものですが、案外すぐ出てきました。しかも前評判は大して高くなかったドラマです。ドラマはやはり、水物ですねぇ。他にもドクターX、ドクターズ、ガリレオ、リーガルハイなど、高視聴率のドラマも多く、ドラマ業界は盛り上がりました。またあまちゃんがブームを巻き起こし、じぇじぇじぇが流行語大賞に選ばれたり、その後苦戦が予想されたごちそうさんも、珍しく嫁小姑戦争で視聴率が跳ね上がり、あまちゃんを追い越す勢いが続いています。ここ数年ドラマはパッとせず、テレビ離れやBSやCSによる多チャンネル化で地上波の視聴率が低下したなどと言われていましたが、ブームに乗っかるとすごいことになるのはわかりましたね。まだまだ日本人はテレビが好きなようです。
私は話題作は半分くらいしか見ていないのですが、もし全部見ていたとしても、多分大賞にはあまちゃんを選んだと思います。それくらい大好きでした。1回も見逃してません。朝7時半からBSで見て、8時から地上波で始まったらまた見ちゃうくらい好きでした。コメディー・主演女優・助演女優・脚本・音楽の、大賞を除いて5部門入賞は多分独偏賞始まって以来じゃないですかね。大賞を入れれば6部門ですね。ミタの時は数字的にこんなオバケドラマはしばらく現れないんじゃないかと思いましたが、あまちゃんは気持ち的に、こんなに好きになれたドラマはしばらく現れないんじゃないかと思います。でも、ドラマニアとしてはぜひ現れて欲しいものです。
他の部門を見ると、大体どれも納得の受賞かなと思います。ただ主演男優賞だけは、今でもこれでいいのか悩みますねw 櫻井君が悪いんじゃなくて、どれもよかったからね、ほんとね。