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シン・ドラマ汁


ドラマ【八重の桜】

八重の桜
NHK 日曜夜8時~
【あらすじ】教育勅語が発表され、キリスト教がその理念に合わないと批判を受けたため、同志社英学校でも影響を受け、入学者が減りつつあった。覚馬は天皇への忠義を課す一節に懸念を抱く。八重は篤志看護婦人会の京都支部で、翻訳や看護婦の心得など新人看護婦を指導していた。そんな時、山本家山川健次郎が訪ねてきた。健次郎は兄・に代わって川崎尚之助の会津戦記を仕上げるために、京都でどのように薩長と戦っていたか覚馬に詳しい話を聞く。

【感想】覚馬の没年が明治25年。容保の没年が26年と、ちょうど1年ほどの後のことでした。今回はこの2人の最期と、彼らの思い出を馳せながら今までのストーリーを追った感じでしたね。健次郎が山本家を訪ねた時、覚馬が薩長には薩長なりの義があったという発言に反発し、それを容保を見舞った時に言いましたが、容保は自分が士道を全うするため、藩を巻き添えにしてしまったというようなことを発言。やはり、そうでしたか…。自分が正しかったと信じるほど、容保はバカではなかったということですね。しかし、浩や健次郎のように、会津には義があったと思っている元藩士たちのためにも、最期までバカであってほしかったですね。自分たちがやらされていることは正しいことなんだと、ずっと藩主を信じてきたのに、その藩主が自分は間違っていたと言い出せば、今まで失ってきた同胞の命は何だったんだってことになりますからね。自分の過ちに気づくだけの賢さはあったけれど、バカを貫き通すほどの賢さはなかったんだな…。ま、それはドラマの中の容保の話ですからね。本当はどうだったかは知らないですよ。しかしあれですな、過去の映像の中の覚馬は特に、今の覚馬と別人のように若々しく溌剌としてましたなぁ。あんな覚馬を若くして老人のようにしてしまった戦争の恐ろしさを感じました。目に砲弾の欠片を浴び、幽閉生活を送り、自分では満足に動けなくなってしまったんですよね。でも、この幽閉生活がなければ、後の薩摩とのつながりもなく、京都で活躍することもなかったんだなと思うと、皮肉を感じざるを得ません。彼らのつながりが、元薩摩藩邸に同志社を建てたわけですからね。会津戦争時に会津におらず、薩摩に捕まったことで新政府につながることができた覚馬と、会津戦争の真っ只中にいた健次郎たちと、意見が食い違うのも仕方ないかと思います。それは、八重が京都に出てきたばかりの頃にも感じましたね。八重は新しく伴侶を得、同志社という大きなモチベーションが出来てからというもの、会津がどうこう言うことはあまりなくなりましたよね。あの結婚は彼女にかなりいい影響を与えたと思いますが、それだけでなく、彼女自身が強かったこともあるでしょうな。そして束の間の平和な時も終わり、日本は日清戦争に突入しようとしています。最終回になって、八重はやっと広島に来るようですが、まぁ、あまり期待はしていないw 最終回ですからね。あ、あと、実は覚馬と容保の死の間に、久栄も病没しているのですが、これってやりましたっけ? 見てからもう3日経ってるのでよく覚えていないのですが…。

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2013/12/12 15:57
ですよねぇ、やってませんよねぇ…
結構重要な登場人物だったのに。
西郷頼母は、すごいいでたちになってましたね。
今ドクターXで絶好調の西田の演技が楽しみです。
アバター
2013/12/11 18:13
こんばんは。
久栄の最期はやってない気がします…。
どんな最終回になるのか?楽しみにしてます。
西郷頼母が出てくるようですねぇー。



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