障害者権利条約 参院で承認
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- 2013/12/06 11:19:25
『障害者権利条約』が衆院に続き参院でも承認されたそうです。
そうです…というのは知らなかったからです、お恥ずかしい^^;
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131204/k10013571001000.html
その前に6月に成立した障害者差別禁止法というのがあるのです。
で、そもそもの始まりは2年前に施行された『障害者基本法(改正)』で
差別を禁止する観点から必要かつ合理的な配慮がされなければならない
という規定がなされたそうです。
“合理的配慮をしてね…そうでなければ差別ですよ”とまぁ、そういうことなのです。
合理的配慮ですが
『障害特性に合わせた支援と環境の整備』という意味でして、車イスの方にはスロープを
聴覚障害者の方には手話通訳をといったことがそれにあたります。
また、自閉症の方に対しての合理的配慮としては、見通しの持ちにくさや聴覚過敏と
いったことへの合理的配慮としてスケジュール提示やイヤーマフ(耳栓なども)といった
苦手さを補う為のツールなどがそうです。
合理的配慮を欠いた対応は虐待に相応し、配慮が必要なのにされなかった場合には
「虐待」になり、法律上は差別とみなされるそうです。
『障害者差別解消法』は公的機関への義務づけはもちろんのこと、民間企業などにも
合理的配慮への努力義務を求めていて、罰則規定があるようです。
施行は3年後だそうですが、待ち遠しくあります。
ただ、施行するまでの期間をただ
「楽しみ~♪」
と思いながら過ごしてはダメ…そんなことを書いてらっしゃる保護者の方がいらっしゃいました。
“施行までの3年はとっても大事です。
私たち親や当事者が「法律で決まったんだからね!!」と権利を振りかざして一方的に
合理的配慮を求めたら一般の方達は離れて行ってしまします。
「障害者って権利ばっか主張してホント、メンドクサイ」になっちゃう。
「なるほど、そんな風に感じているのか、そんな風に苦労しているのか、だったら必要だよね。
配慮したら上手くできるならその方がいいよね。」と思ってもらえるような運動をして
おかないとアカンのです。
知っていただくために、親である私たちや街で障害のある方を支援している方達に
できることが一杯ありますよね。”
と、その方はおっしゃっていました。
そうですね…先進國と言われる国々から比べると遅れをとっていると
言わざるを得ないと思います。
ですがようやく、少しずつですがこういった動きは所々に見えてきている
ように思えます。
ですから歩みを止めぬよう、整備していけるようにとの思いはあります^^
日本はホント遅れてるよねw
いえいえ…とんでもないです。
私も、知りませんでしたっ^^;
下の方ではなとりさんも書かれていらっしゃいますが、秘密保護法案で
紙面もテレビの報道も盛り上がって(?)いることもあるのか…
表立った報道がされていなかったような???
せっかく承認されたので、微々たる活動ながらブログにアップさせて
いただきました^^
みんなが知らなければうまく回らない法律ですね。
もっと、たくさんの人が知らなければならないのに、全然報道されませんね。
私が知らないだけでしょうか…。スミマセン。
しかし、障害者だからと権利を振りかざすという話は、ベビーカーを電車内で畳むかどうかの議論と似ていますね。
大変なんだから大目に見てよ、とふんぞり返っていては、周りの反感をかう事もあります。
法律がどうとかより、お互いの歩み寄りが何より大事なんだと思います。
そうですね…^^
障がいのある方にとって暮らしやすい社会は障がいのない方にとっても優しい社会だと
理解しているのですが…皆さんはどうお感じになるでしょうか?
障があるからという甘えからくる要求ではなく、ですが必要な支援や配慮は
整備していってほしいですし、やはり必要不可欠だなとも思います。
少しでも障害者の方々が暮らしやすい
世の中になっていけばいいですよね^^
どちらもいただけると嬉しいですが、社会全体の理解をいただけるのが
やはり重要、なおかつ大事なことですね^^
障害を抱えた人たちにやさしい支援ですね
それに加えて援助金も沢山出るようになるといいですね
うんうん^^
娘さんのような方には重度の方とはまた異なった支援が本当に必要だと思いますし
その辺りのことはわかるつもりではいます^^
ですから、法で定められたということは意味があるし、大きいと思います。
そしてしばらく行動を共にしなければ健常者とほぼ変わりないような
印象を与えるので、時には単なる「甘え、わがまま」、と、とらえられる
シーンも多々あるんです。
なので、やっぱり控えめに・・・そして配慮してもらえたら感謝・・・という
気持ちが沸いてしまうんでしょうね・・・。
だからあくまでも我が家の場合なんです・・・。
本当はね…法で定めなくてもスムーズに行えればいいのだけれどね^^;
でも立場が様々で、感じ方も色々な人たちが住む社会だから
結局はルール化が必要にもなってくるのかな。
お金も絡むことだし、損得勘定のようなものもでてくるでしょうし。
会社も障がい者雇用しない代わりに罰金を払えばいいんでしょう
といった会社が、栃木県ないでも少なくないようです。
「○○で困ってるんです。」
「じゃぁ、そうしよう。こうしてみたら?」と気楽に提案できる所が
理想なんですけどね。
情けないと言えばな情けない。
結局、企業の障害者雇用も進んでないし・・・
そうですよね…。
胡坐をかいてはいけません、そう思います。
「当たり前」と思った時点で反省しなければ…ですね。
肝に銘じておきます。。。
秘密保護法のほうばかりに目がいってしまって・・・・
少しでもたくさんの人にこの条約を知ってもらい、色々な場面での
配慮が広がればいいですね。
そして配慮を受ける側としては常に感謝の気持は忘れずにいたい
と思います・・・