キャリー
- カテゴリ:映画
- 2013/11/29 21:47:30
今年42作目の映画館観賞。
1976年に映画化されたスティーブン・キングのリブート作品。
狂信的なクリスチャンの母に育てられたキャリーは、
何の知識もないまま高校のシャワー室で初潮を向かえてしまいます。
パニックに陥ったキャリーをクラスメートたちは残酷に囃し立て・・・
かなり昔に観たオリジナル映画は、怖かったことくらいしか覚えていませんが、
ほぼオリジナル映画と同じストーリーラインをたどっているようです。
舞台を現代にした演出には少し違和感もあったけれど、うまくまとまっていました。
でも、もっとオリジナルから離れてもよかったのにと思います。
主演のクロエ・グレース・モレッツが、とてもよかったです。
自己否定と贖罪意識のネガティブなオーラに包まれていたキャリーが、
自分のパワーを知ってうっすら微笑んだ表情が、悲しかったです。
原作小説やオリジナル映画のキャリーと違い、いじめられる容姿ではないですが、
自分より美人なのに自覚がなく弱者である相手をいじめる女子が想像しやすくて、
逆に説得力を感じました。
★★★【Carrie】アメリカ2013