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シン・ドラマ汁


ドラマ【科捜研の女】

科捜研の女
テレビ朝日 木曜夜8時~
【あらすじ】京都府警本部長の佐伯に、猛毒・ラニシンの粉末が送りつけられる事件が起きた。ラニシンは青酸カリの数倍もの毒性があり、構造が複雑で確実な製法すら見つかっていない、きわめて珍しい毒物だった。犯人は同時に「近日中に、ラニシンを京都にまく」と、動画サイトに犯行予告を掲載していた。そんな時、鷹城科学鑑定ラボラトリーの元研究員・森脇治美から府警に連絡が入った。彼女によると、現在、殺人事件の被告として拘置所に勾留中の元ラボ代表・鷹城が12年前、ラニシンをひそかに鑑定したことがあるはずだという。

【感想】まず、ラニシンは架空の物質なんでしょうな。検索したらニシンについての結果が表示され、画面が生臭い感じになりましたw そして今回も、テロかと思いきや個人的な怨恨が動機だったという、尻すぼみの展開で、こんな話を書く人はあの人かなと思ったら、やはり戸田山でしたw そういえば権藤が殉職したエピソードが出てきたので、あれを自由に使えると言ったら、やはり殺した本人の戸田山でしょうからねw でもまぁ、今回もスピーディーで面白かったです。てか、今期の科捜研はやたら質が高い気がするんですが、私が年食った証拠でしょうかw 特にマリコと宇佐見が対立した話はよかった。と思ったら、櫻井脚本でしたw やっぱ櫻井氏の本はハズレが少ないなー。以前は終わる頃に人情劇になっていたり、展開がやたらトロかったりしてましたが、今期はスピーディーで内容が盛り沢山、ちょっと相棒っぽい感じもありますね。まぁ同じ東映が作ってますし、脚本家もかなりかぶってるので、似るのは仕方ないですね。そう考えると、マリコが女右京に見えてくるような…w 片や抜群の推理力、片や科学捜査を武器に、心には常に真実を追い求める正義を秘めているところや、主な捜査を担当する刑事部の捜査員ではないところも似ていますね。そして相当偏屈な変人であるところも…w 今回、今シーズンの初話に出てきた鷹城が再び登場。レクター博士よろしく、マリコにヒントを与えるかと思いきや、どうやら事件の核心を知っている様子。そしてマリコを恨んでいるので(どう考えても逆恨みですが)、なかなかそれを話してくれません。ですが結局はマリコにいろいろヒントを与えていました。そして意外と素直だったw 鷹城のような人間でも、ポリグラフには正確に嘘をついているかどうか出てしまうんですね。途中、ある企業が恐喝された時、ここの社長が昔の事件に関係してるんじゃないかと思ったら、案の定でした。実にわかりやすいですね。また、土門が身を挺して降雪機から毒入りの雪が噴出すのを止めようとしたシーンは、迫力でしたね~。役者さんも大変だ。あそこで、まさか今回は土門死んじゃうの? 戸田山は土門も殺しちゃうの? と思ったけど、やはり土門は不死身でしたねw 長く続く科捜研でも、土門役の内藤は特別な存在で、登場はシーズン5からなのですが、初登場はシーズン2で、それからシーズン4までは別の人物として出演していました。シーズン1~4まで、小林稔侍が今の土門的存在として出ていましたが、シーズン4の終わりに殉職。それに代わる形で、内藤が新キャラとしてメインキャストに加わったものと思われます。「と思われます」というのも、私はその頃はまだ科捜研を見ていなかったからですw 初期の頃は沢口もまだ30代半ばで、BSの再放送か何かで初期の頃の作品を見たことがありますが、今よりもかなりコミカルな感じだったようですな。




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