Nicotto Town


きいてニコタリーナ


例によってながーい小旅行記

昨日のすべりこみは、小旅行から帰宅ののちお風呂に入って

ほどよく体が冷めるまでの間にインしたものです。

当然寝たのは日付が変わってからでした。

今日のバイトはすごく眠かったけど自業自得ですね。



さて、忘れないうちに昨日の小旅行記をば。

昨日は、普段の早朝勤務より少しゆっくり起床。

しかし前日のうちに服を決めておかなかったので慌てる。

結局、適当な格好で家を出ることになったのが心残り。

(せっかくのおでかけ、おめかしして行きたいじゃない!)

7時半、無事に高速バスへ乗り込んだ。金曜日だからか混んでた。

席は最前列でな。お隣に座ったのは若い女の子でな。

前方のフロントミラーに、彼女の綺麗なデコルテが映っててな。

いやもうガン見したよね。目が合う恐れがないのをいいことにね。

で、彼女のデコルテを見飽きたあとは、ひたすら寝てました。

体が傾いて、彼女に寄りかかりそうになってははっと起きたりね。

風呂神さまの託宣はなかったけど、贅沢な移動時間でした。



予想外に行きのバスでの話が長くなった。閑話休題。

バスは新宿駅着で予約してたんだけど、

池袋駅にも止まることを知り、急遽予定変更。

池袋駅でバスを降り、東武東上線で上板橋駅へ。

さて、適当なパン屋さん(オサレ)で軽い昼食をとり、

難なく乗り場を見つけて意気揚々と乗り込んだはいいものの、

いざ発車したその電車、各駅にしては飛ばしよる……。

……まあ、間違って急行に乗っちゃってたよね。どんまい。

慌てて最初に止まった駅で降り、反対方向の各駅へ。

やっとたどり着いた上板橋駅を出たら雨がぽつぽつ降っていて、

傘は持ってたけど、こりゃ幸先悪いぞ、と不安になりました。



ぼらん・どぉるさんに寄らせてもらうのは何年ぶりかなあ。5年?

おぼろげな記憶の中の街とあまり変わっていなかったので、

(懐かしいってほど覚えてなかったけど)迷うこともなく到着。

しかし、玄関は閉まっていて、引き戸に貼り紙が。

「隣のアパートの○○号室にいます」

この時点でめんどくせえ、と思ったけど、まあせっかく来たので

お隣のアパートの呼び鈴を押して鍵を開けていただきました。

するとそこにはやっぱり5年前と変わらない、

お人形たちが所狭しと鎮座する静かな和室が……!

……前も思った気がするけど、このぼらん・どぉるさん、

決して設備や交通の便のいい場所ではないけど、

静かな和室に集められたお人形さんたちへの愛情を

ひしひしと感じることができて素敵なお店だと思います。

この日の目的は、「闇夜の森で…」という人形展。

でも、常設展示の他の子たちも可愛くてお得な気分。

最近気になっていた化甫さんの青鳥ちゃんも見られて満足。

おてての造形とかすごいなあ。お人形は顔も大事だけど

手足の造形をどれだけ真摯にやっているかは

お人形の魂を左右するレベルですね。

サーニットを焼いてからひたすら磨いて作られるという肌も、

とても妖しく美しかった。ビスク、ともまた違う感じの。

常設の子だと西村勇魚さんという方の和服の子がよかった。

きりりとした眉と眼差し。あとおててにあんよ。

(あと、わたしここで気づいたんだけど、ちっちゃいお人形さん好き。

10cmとか20cmとかのこんまい子。手乗りサイズ。

ほらBanjiっ子も好きだしな。あの子の着物を縫ってる時間は至福だった。

…自分でも作れないかなあ。という例の病気が首をもたげてる)

さらに、お店番の方はお茶まで出してくださりましたよ。

お人形に囲まれながらのんびりお茶をいただく時間……

ずっとここにいてもいいと思えるほどでした。ほっこり。

帰り道、あまりの多幸感にずっとにこにこしてたので

ちょっと不審に思う人もいたかもしれませんが申し訳ない。



さて、ぼらん・どぉるさんをおいとまして駅へ戻って電車に乗り、

池袋駅、そこから山手線で秋葉原、総武線に乗り換えて浅草橋。

お次の目的地はパラボリカ・ビスさんでござい。こちらも2度目。

しかし浅草橋のあのあたりは、昔ながらのお人形のお店がたくさんあって

時間があったらいちいちひやかして回りたいくらい素敵なところですね。

パラボリカ・ビスさんは今年の初めに来たばかりだったので

こちらもメモを見なくてもだいたいの道順を覚えてました。

ショーウィンドウに中川多理さんの少年人形。隻眼。

(しかし前も思ったけど、こういう見る人を選ぶようなものを……)

店内に入ってみると、なんかすごく混んでる。

こう、人のことを言えた義理じゃないが、いかにもこういうの好きそうな、

あるいはサブカルっぽい感じの女性がぽつりぽつり。

チケットを購入し、そういう方々に交じってうろうろ。

2階の展示は……絵がほとんどで、ごめんなさいあまり覚えてない。

LIENさんのぬいぐるみと、革の仮面をつけた小さな子は好きだった。

1階がお人形のお部屋。土谷寛枇さんの壁にはりつけ?になった子の迫力。

槙宮サイさんのお人形、お顔と身体はちょっと苦手なんだけど

手足の造形は流石の一言。足の指先までリズミカル。

中川多理さんのお人形さん、やっぱり好き。目を閉じた子が特に好き。

……うん。しかしあれだな。久々の創作人形充ということで

ぼらん・どぉるさんでの感動は凄まじかったものだが、

パラボリカ・ビスさんの「少年とウサギ」はふたつめだったからか

はたまた少年人形もウサギもそこまで好きじゃないせいか、

今ひとつこう、魂の震えるような衝撃はなかったな。

どっちかというと、もやもやっといろいろ考えたくなる感じだった。

小さな売店もものすごく混んでいてまともに物色できなかった。



浅草橋から総武線で代々木、山手線で渋谷。

次の目的はアートラッシュさん「魔女&ドクロス展」。

……のはずだったのだけど。うーん。

ここまでで意外と時間を食ってしまい既に薄暗くなり始めてた上に

お腹空いてきたのに気軽に入れそうなお店が見つからず、

さらに渋谷駅のものすごい混雑と複雑さに心を削られ、

楽な靴で行ったんだけどそれでも階段を上り下りした足は棒のようで、

代官山行きの電車の中で(もういいや…)ってなってしまって断念。

江村あるめさんの「リアルあまみず」が見られなかったのが心残り。



渋谷駅から山手線で新宿駅へ。残りの時間はハンズで潰そうと。

しかしその前になんとしても腹ごしらえがしたかったのだけど

都会のスタバっていつもあんなに混んでるの……?

一軒目を見送り、ちょっと歩いたら二軒目があったので入店。

壁際の、両隣の人が勉強してる席へ無理無理入り込んだ。

カフェラテとスコーンとなんかよく分かんないケーキは超しみた……。

そして例によって場違い甚だしい高島屋を通り抜け、ハンズへ。

そしてユザワヤもうろうろ。デッサンの本を買ってみた。

今回食費と交通費以外に、自分のために買ったのはこれだけ。



無事に帰りのバスに乗り込み、とーきょーを後に。

しかしなんかイベントがあったとかで道路がすごく混んでいた。

都会の無関心さはとても心地よくて好きだけど、

夜のあの街明かりはうるさくてあんまり好きじゃないなあ。

羽入SAにて、家へのお土産のお菓子など買う。

途中の高速道路、すごく霧の濃い区間が2回もあって怖かった。

会津に着いたらものすごく空腹で、しかもラーメンが食べたくて

でも遅くまでやってるお店に入る気力も残ってなかったので

コンビニラーメンを買って店で暖めてもらって、車の中で完食。




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