食品業界、偽装問題。
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- 2013/11/10 09:33:00
たぶん、わたしの「趣味」は料理だったんです。
あなたの趣味は、なんですか?と聞かれると、
う~ん、なんだろう?っていつも思ってましたが、
「料理」だったんですね。
Hawaiiから帰ってきたとき、
思いつきでレストランを始めました。
いえ、なに、そんな大したものではありません。
たまたま、前に住んでいた家が、
大きな洋館だったことと、
たまたま、取り壊して新しいのを建てようかと思っていて、
じゃ、取り壊す前に好きなことしていい?って考えたこと。
たまたま、イタリアの手工芸シャンデリアが気に入って、
レストランの内装にぴったりマッチしたこと。
そうしたら、シャンデリアが素敵すぎて、
全館リフォームしないとバランスが合わなくなってしまって、
仕方がないから、工事して、フランスからテーブルセット輸入。
もともとの洋館も、大理石仕様で、
エントランスがイングリッシュガーデンになっていたこと、
そんなこんなで、出来上がったら、
みんなが、取り壊すのになんてことをしたんだ!と、怒るから・・・
今でもあります。
立派すぎて、取り壊せなくなりました。
隣接していた和風の屋敷を、
厨房に大改装して渡り廊下で2軒を繋げ、
突然、レストランがオープンしました。
ここのニコ店が、
キータッチでポンポンポンと出来上がるのと、
実際の100坪ほどの敷地のレストランができるのに、
たいして差はありません。
だけど。
ごめんなさい。
ここはいまだに、お叱りを受けるところですが、
半年で、業種替えいたしました。
料理するのは好きだけど、
趣味ぐらいに、してておかないと、
さすがのわたしも、オーナーシェフで、
毎日130~160人前を作るのに疲れ果てました。
もう、体がついて行かなくなったのです。
あのままやってたら、絶対、死んでたと思います。
クックはほかに4人ほどいたのですが、
みんな、信じられないくらい料理ができません。
まず、料理を知りません。
パティシエが唯一、料理用語を理解するだけで、
某有名ホテルで経験を積んだ・・・と、いうクックたちは、
シノワ、フランベ、、ファルス、ガルニチュールが分からない・・・?
(和食や、イタリアンだったと言ってました)
結局、玉ねぎのみじん切りもできない!
(追廻(助手のこと)がいたので、下ごしらえはやったことがない)
結局1から10まで、わたし一人でやらなきゃいけない。
厨房は、朝から晩まで
わたしの怒鳴り声で満ちていました。
ほんと、隣の建物で良かったです。
今話題の食品偽装問題ですが、
なんのことはない、
たいていクック本人が偽装です。
なんでもかんでも問屋が持ってくる半加工品で手を抜いて、
化学調味料を使いすぎ!
原材料費がかかりすぎるって、
あんたたちの人件費が、かかりすぎるだけの間違いです。
はなちゃんは、いまでも日本の飲食業界を信じていません。
家で料理をする主婦の皆さん、
愛情で料理をする、あなたたち(わたしも)が、本物のシェフです。
味付けは、全部マニュアルがあるんですって。
スープ類は、極秘の調合済みの粉だっていってました。
問題はねえ、
前の店は、どうだったか知らないけど、
あんたは、料理を研究しないのか?ってことですよねえ。
自分の仕事に満腹しているヤツに、美味しいものは作れません。
もっとも、そのシェフがうちに就職した理由は、
大手イタリアンレストランが倒産したからなんですけど、
そりゃあ、倒産するわなー。
よっぽど料理できますね。
経験積んだなら下ごしらえくらいできるだろ!って思っちゃいます、
どうやっていままで味付けとか分かってたんだ!?
どうやって現場仕切ってたんだ!?
一人でやれることを3人でやる・・いいですね~、ピッタリの表現です。
あら、風邪なんですか?
大丈夫?
<<食材さえ、新鮮でグレードの高い物が入れば、いくらでも、
美味しいのを作ってやれる。ってw
これ、間違ってるよね。
新鮮でグレードの高い物を使えるんなら、
たいがいの人は美味しいモノを作れるよね、あんたでなくても・・・・って、わたしなら、言っちゃうな。
ちなみに、アメリカでは、風邪のとき、
エッグノッグか、チキンスープです。
簡単ですよ、やってみて。
ちと、風邪っぴきですw
京都の旅館の料理人が、いってました。
応援など行った場合、時給の相場は2,500円だって^^;
修学旅行がメインの旅館の料理人さんでしたがねw
あるホテルのシェフがおっしゃってました。
食材さえ、新鮮でグレードの高い物が入れば、いくらでも、
美味しいのを作ってやれる。ってw
そりゃあ、そうでしょw
安い食材を、愛情でおいしく料理する主婦の皆さん^^
今時の言葉で言うところの神ですね^^
人件費が一番かかってる
ひとりでできることを3にんでやってますもの