ドラマ【科捜研の女】
- カテゴリ:テレビ
- 2013/11/08 12:32:09
【感想】うーん、今回はわかりやすかったかな…。科学捜査もいつもと大体同じ感じでしたし、京版画という独特の世界が舞台ということ以外、特に目立ったことはありませんでしたね。犯人もわかりやすかったですし。だって、最初の被害者の婚約者も殺されたし、あと残っているのは女摺師、彫師、あとはものすごく不自然な京都弁の版元の使用人のおじさんくらいしかいませんでしたからね。そして、針のようだが正体不明の凶器という伏線もありましたから、きっと彫刻刀の一種だろうなと思ってたんですよ。もうちょっと踏み込んで考えれば、摺師は彫刻刀を使いませんから、雲母と彫刻刀という両方の要素を併せ持つ彫師が犯人というのがすぐわかりそうなものですが、女性が摺師ってことが頭に入ってなかったので、途中まではわかりませんでしたw 実は使用人もかなり疑ったんですよね。だって京都弁が怪しいんだもんw しかし犯人もちょっと考えが浅かったですね。版元のことを、愛する女性のことを守ろうとしてやったことと言いますが、思うにカッと頭に血が上りやすい性格だったんでしょう。版元としては、従業員から殺人犯を出すことが、一番評判にダメージを受けることですから、最初の殺人は、古い版木を使わせてやれば回避できたし、2番目の殺人は、元々版元と因縁のある女性ですし、版木をもらった人物はもう死んでいるのですから、知らぬ存ぜぬを通せばよかっただけの話です。いずれも殺人犯を出してしまうよりは、ダメージは軽いでしょう。さて、次回は珍しく、マリコと宇佐見が対立するようです。今まで黙々と自分の仕事をこなし、マリコたちを支える心強いメンバー、お茶を淹れる名人もある宇佐見がマリコに反抗するのは意外ですよね。なんかもう好々爺的な雰囲気すら醸しだしてるのにw 他のメンバーに比べ没個性なので、次回で彼の私生活や考えが見られればいいですね。