般若心経(形式的道しるべ7、訂正)
- カテゴリ:日記
- 2013/11/05 01:42:18
色不異空 空不異色。
意味は・・・ボクの体験をそのままお伝えします。
目の前に「小さな赤いプラスチックの箱」(以後、赤い箱とします)がありました。
赤い箱はどう見てもゴミでした。使い方としては「眺める」以外に効用が無かったからです。
それが・・・音楽機器に詳しい友人が部屋に来ました。
赤い箱はMp3プレイヤーである事が分かりました。さらに、友人はどうすればそれが使えるか、教えてくれました。
すると、パソコンを利用してデーター交換するだけでMp3プレイヤーとして使用できる事が分かりました。
これで借りて来たCDから録音した曲をパソコンの外に持って行く事ができるようになりました。
なんて便利なモノを持っていたんだ。と、喜びました。
さて・・・最初に戻ります。
しかし、「赤い箱」はゴミだったわけです。「眺める」という「一つ」の効用しかない「ゴミ」だったわけです。
それが・・・音楽機器に詳しい人が来れば、「たくさんの効用」を発見し、有用な「道具」に変身させてしまったのです。
これが「色不異空、空不異色」です。
ひと言で言うと・・・あなたの見えない「事柄」が、あなたの見たい「事柄」を隠している。
すなわち、隠されているモノを取り除けば・・・一つだった「事柄」と、「すべて」に変貌した「事柄」は異なるモノではありえない。同じものだよ。と、説明しているのです。