Nicotto Town



ワールド・ウォーZ 3D

今年30作目の映画館観賞。

同名の小説を元にしたゾンビ・アポカリプス映画。

フィラデルフィアで、突然、人々が次々に凶暴化し、他の人間を襲撃し始め、
混乱の中、家族と脱出を図る元国連職員ジェリー・レインの携帯電話に、
国連事務次長から現場復帰要請の連絡が入ります。
ジュリーは、妻と娘が安全な軍艦に滞在すること引き換えに、ウィルス学者を連れ、
このパンデミックを引き起こしている謎のウィルスの発生源の探索へ向かうことに・・・。

なんだか中途半端な映画でした。
元の小説は面白そうなのですが、映画は小説からアイディアとキャラクター取りした程度のようです。
ブラッド・ピット主演の超大作映画なのに、かなりどころかだいぶイマイチなデキでしたが、
壮大な見場映像や部分的な演出等の満足感で、差し引きプラスの鑑賞後感です。
実際、エルサレムの壁越えを観に行ったようなものです。
家族の安全のためというごもっとな目的と、人種や立場の関係なく協力が強調された映画に、
避難民達の歌をゾンビが押し寄せるきっかけにする辛辣さが、トゲのように刺さっていました。

"This isn't the end. Not even close. Our war has just begun."
でも、映画の続きは作らないで欲しいです。

私は、内容を知らない状態で、世界大戦+“Z”とくれば、ゾンビのZしかないと思ったのだけれど、
知人と話をしていたら、誰もがそうではなかったようで、驚いていましました。


★★★☆【World War Z】2013アメリカ・イギリス




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