無駄骨
- カテゴリ:仕事
- 2013/09/20 23:50:50
ガスクロマトグラフを使う検査を、午後から急遽実施することになりました。
検体を調製し、窒素ガスボンベと水素ガスボンボのバルブを開き、機材の調整をして・・・、窒素ガスが流れている気配がありません。
あちこち調べた結果、カラム(長いガラス管を楕円形に丸めた中にフィルターとなる粉を詰めたもの)が折れていることが判明。
本来は2mのものを使わねばならないそうなのですが、2mのものの調子が悪くて1.5mのものを使っていたとのこと。
とりあえず調子が悪い2mのカラムを使うことになりましたが、やっぱりイマイチ。
と言うことで、折れている1.5mのカラムから中身を取り出して、予備のカラムガラス管に詰め直すことに。
が・・・、1mと2mしかなくて、1.5mがない。
仕方がないので、1mに詰め替え。
言うのは簡単ですが、曲げてあるガラス管に粉を詰めるのはかなりの手間。
14時過ぎから始めて2時間ほどかかってようやく終了。
おや、1.5mから取り出した粉を1mに詰めたのに、余りが少ない。
詰めながら多少のロスはあったものの、そんなに減るはずもないと、不思議に思っていたら、大きな落とし穴。
詰めた1mカラムの楕円の寸法が、1.5mのものより広い!
そのためカラムをセットできません。
結局、詰めた粉をもう一度取り出して、別の狭い1mカラムに詰め直すことに。
まあ、取り出すだけで1時間かかったため、詰め直しは休み明け。