Nicotto Town



『見つけて ~仮面の墓~』


そのお墓は、街と海を見下ろす丘の上にあります



それはある愚かな少女のお墓

愛されたくて、仮面を被り続けた少女


少女は街の人たちが大好きでした

街の人たちは

少女の被る仮面が大好きでした


少女がこの地を去ったとき

街の人たちは、仮面が好きだった秋桜の咲く丘に、小さなお墓を建てました。


大好きだった秋桜に埋もれ

大好きだった街と海をずっと見ていられるように



先ほども、花を手向けている人を見かけました


だけど・・・


街角でたたずむ少女には、誰も気付かないのです

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2013/09/15 11:30
ひろさん

うん。
そうなのかもしれない・・・

最初はね
違う結末を考えてたんだよ。
でも
書いているうちにね
やっぱりここを離れることが出来なかったんだね。

(#^.^#)
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2013/09/15 11:17
好きな場所なんだろうなぁ~

誰でも  想ってくれる人のところに
佇みたいものだものね~

ねぇ? そうでしょ??
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2013/09/15 04:32
めぷちん♪さん

いつもありがとう

自分で書いたものの解説をするのもアレなのですが、ひとつだけ。

少女はずっと変わらずにこの街で暮らしています。

(#^.^#)
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2013/09/15 00:00
今晩ち~ん♪

なぜか…悲しい様な~深いお話ですね~^^

仮面をかぶらないと、愛されないと思い込んでた…
かわいそうな少女のお墓が、建った=少女が亡くなったのかな?と思いきや…
最後に~「街角でたたずむ少女」と…
その少女は、霊なのか?少女は亡くなってないのか…
『人は、人間のうわべだけで…本質を、見ていない』と言う~教訓なのかな?
…と色々考えました^^




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