Nicotto Town


うみきょんの どこにもあってここにいない


王様の耳はロバの耳、そして書くことで考えるのだ


パソコンあてに。
返答にちょっとこまるメールだと
書くまでに、だらだらと
すごしてしまう。
催促のメールが、携帯のほうにもきたので
前向きに善処します、なんて
政治家みたいなこと書きつつ
後日、あらためてお返事しますね、などという
お茶をにごしたメールをあわてて
書いた…。

けれど、げんきんなもので
書きたいメールだと
うれしそうに書いてしまう。
さっき、別の人物に
送ってくださった雑誌の
感想メールを書いて送った。
たのしかった。彼の書いた文章により
こちらの視界のようなものも
少しひろがる。
そして共感。

前者のほうは…。
うーん。同人参加のお誘いなんだけど…。
正直、参加したくないんだろうなあ。
お金がないとか、締め切りが近いとか…、
それがネックになっている、のかな。
いや、書きたいなら、それは二の次になる。
参加したい同人誌なら、
尾をふって、うむもいわさず、即答するはずだ。

たしかにこのごろ、創作ペースがおちてる。
だが、書きたい『g…』の締め切りは守るつもりだ。
『h…』も、自分で出してる個人誌も。

さそってくれた人は、友人としては親しい間がらだし
さそってくれたこと自体、うれしいのだけれど、

もうしわけないのだけれど、
書いている作品が、この頃、いまいちわたしに
ひびかない。

参加メンバーのうちの、女性もそうだ。
だいいち、その二人がつきあっているというのも
なんだかなあと思う。
彼らが純粋に恋人同士なら、なんら問題にしない。
だが、彼らは互いに別の相手と結婚している。
そうしたかたちにも、もちろん愛はあるだろう。
わかってはいるけれど、
わたしは、どうしても、結婚相手がいるのに
つきあうということは、なじめない。
彼らは、家庭をこわせない、
状況がゆるさない、という理由があるだろう。
けれども、わたしなら、
なら、どっちかを選らべ、と思ってしまう。
家庭をとるか、家庭をこわすか。
そうして、片方だけ、えらべよ、と思ってしまうのだ。

むずかしいなあ。
わたしも特定の男はいる。
特定の男とは、もう九年になるつきあいだから
いまでは恋愛、といった要素はほとんどないけれど、
だからといって、ほかの男と恋愛がまじった感情になることは
だんじてない。つきあいたいとも思わない。
ともかく、わたしには、今の男ひとりいればいい。

けれども、友人としてなら、やはりほかの人、
男でも女でもいいのだが、そうした存在は必要だ。
それは他者だから。
特定の男はもはや家族だ。
前述の彼ら二人は、たぶん、
恋人としてではなく、友人として、たがいを必要としているのだろう。
家族ではない、他者との接点。

だが、そこに性がからむと、とたんに
ひいてしまうのだ。

同人参加、こまった…・

でも、ここで、こうして、書いて、すこし
頭ぐちゃぐちゃの筋道がたってきた気がする。
ほぐれた糸がすこしだけ、とけた…。
なるほど、
ということで、

明日は明日の風がふく
明日は別の日
明日考えるわ。
と、『風と共に去りぬ』
のラストのセリフをつぶやいて、ねることにしよう




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